台風一過で、晴天の仙台です。
晴天が続いているため、放射冷却現象が続いて非常に気温が下がっており、朝晩は肌寒いですね。
3連休は台風18号でひどい風の仙台でした。
生命科学研究科本館前にも木の枝や葉が散らかっています。
強い風で松の枝が取れたものが、そこらじゅうに落ちている状態でした。
近くの幹線道路では、街路樹が倒れ、消防と救急が出動する事態になっていました。
台風18号は、宮城の農水業にも多大なる影響を与えました。
養殖のホタテやカキが流され、ナシの落果やパイプハウスの倒壊もあったそう。
徐々に明らかになってきたその被害額は、推定3300万円を超えると言われています。
台風の被害に遭われた方に、心よりお見舞い申し上げます。
さて、台風にはひとつひとつ名前がついているのをご存じでしょうか。
今回の18号は、マンニィ(Man-yi)という中国語で"海峡"の意味の名前がついています。
以前、台風にはアメリカが一括して、人名で名称をつけていました。
(キャサリン台風、キティ台風というと、ある一定の年齢の方はおわかりになるのでは)
しかし、2000年から北西太平洋または南シナ海で発生した台風には、アジア名がつけられています。
アジア名は、台風防災に関する国際機関である台風委員会によって決定されています。
各国が用意した140の名前を順番につけていくんですが。。。
1. ダムレイ -カンボジア名で象の意味-、
2. ハイクイ -中国名でイソギンチャクの意味-、
3. キロギー -北朝鮮名で雁の意味-
などなど。。。個性的なものがずらりと揃っていますね。。。。
これを順番に付けて最後まできたら、また最初の名前(1番目のダムレイ)をつけていく、という感じ。
一回りするのに、大体5~6年がかかる、と言われています。
日本が命名している部分は、テンビンやヤギなど、星座名で統一しているみたいですね。
次に発生する台風は19号になりますが、その名前はもう決定しています。
それは、ウサギ。
ウサギ座という星座があり、冬の夜空、オリオン座の足下に確認できるそうです。
オリオンが好んで狩った、野ウサギを模したものだというこの星座、小さいながらも確認しやすいとのこと。
冬になったら、是非探して見て下さい。
増子