こんにちは。農学部二年木幡です。今回はメンターをさせていただいておりますが、今回は以前紹介した研究室の温室で育てている野菜の方ではなく、皆さんと同じようにそれぞれ選択したアイスプラントと豆苗の生育状況を報告します。 まず豆苗ですが、10月13日に播種し、夜間25度~昼間30度の温室(個人的に購入したもの)の中で栽培を続け、本日収穫しました。はじめは、茎を長く伸ばすために暗室栽培をし、茎が15㎝ほど伸びたところで明室栽培に切り替え、光合成をさせて緑色にしました。明室栽培はここ3日ほど続け本日の収穫に至りました。カイワレなどの胚軸が伸びる種類のスプラウトは暗室栽培の時期を設けることであえて徒長させ、食べる部分を増やすことができます。ほかにミツバなどの葉物野菜でもこの方法を用いると聞いたことがあります。
豆苗。収穫間近の様子。
次に、アイスプラントですが、ペトリ皿で観察のために発芽させたものは芽生えに傷がついてしまったのか、移植後に枯死してしまいました。種子自体はまだ残っていたため、昨日、残りの種子を直接セルポットの土に蒔きました。アイスプラントは種子の周りが人工的な成分でコーティングされ、白い球状をしていましたが、これは発芽率を上げたり、発芽直後の幼苗を病原菌から守るために薬剤が含まれたりしているものです。それだけ発芽直後の植物体が弱いということでしょう。このような小さな種子の場合、芽生えをみだりに触れない方がいいので、発芽観察は生育用とは別に設けるべきでした。
アイスプラント。発芽観察に用いたもの。サイズ比較に10円玉を用いました。

次に、アイスプラントですが、ペトリ皿で観察のために発芽させたものは芽生えに傷がついてしまったのか、移植後に枯死してしまいました。種子自体はまだ残っていたため、昨日、残りの種子を直接セルポットの土に蒔きました。アイスプラントは種子の周りが人工的な成分でコーティングされ、白い球状をしていましたが、これは発芽率を上げたり、発芽直後の幼苗を病原菌から守るために薬剤が含まれたりしているものです。それだけ発芽直後の植物体が弱いということでしょう。このような小さな種子の場合、芽生えをみだりに触れない方がいいので、発芽観察は生育用とは別に設けるべきでした。
