東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【研究室訪問】兵庫県立豊岡高等学校SSH・サイエンスリサーチ-1(11/22)

2014年11月22日 (土)

 今日の最高気温は18oCを越えたとか。この時期にしては。かなり暖かい。1ヶ月くらい季節が戻ったような。昨日までの2日間は、仙台第二中学校の2名の生徒さんたちが、職場体験で研究室に。2日目の午後には、学生さんたちは、旧遺伝生態研究センターのソフトボール大会でしたが、その記事は、また、どこかで。渡辺は、腰痛の関係などもあって。。戦績はよくなかったようですが。。。

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DSCN5121.JPG で、この週末の11/22~23は、昨年度まではこちらが出前講義に伺っていた兵庫県立豊岡高等学校の理数科の2年生が5名程度に分かれて、西日本地区のいくつかの大学、それと東北大学で研究室で研究を。東北大以外は、これまでにすでに行ったようなことを伺っていたような。東北大は、渡辺のところの農学・生命科学系と工学部の安藤先生のところが、理工系という形で。安藤先生のところは、プラズマを使った何かをされるようなことを先日の打合せの時に。。渡辺のところは、今や、生物というか、生命の基礎として知られるようになったDNAをとってみようということに始まり、1日目の後半は、植物をバラバラにして、形態観察。形態観察は、結構基本なのですが、渡辺も最初は苦手でした。ただ、現時点では、なぜ、それぞれの植物で形態が違い、それが遺伝子などのどの様な相互作用で葉っぱなどの形態が違うのか、説明できないわけです。また、写真を撮れば、ピントは1ヶ所だけ。全体にピントを合わせるのは、結構難しくて。。。ということと、本来なら、子供の頃、学校の帰りに、植物をバラバラにしてかえったのが、渡辺の子供時代でした。最近はそうしたことも難しく。。そんなこともあり、1hrあまり、しっかり、形態観察をしてもらいました。

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DSCN5186.JPG DNA単離と形態観察の間には、研究室の見学と片平キャンパスのこれというところの案内を。といっても全てを理解しているわけでもないので。。。旧制第二高等学校の碑、新築中の通研へいくまでに、八木・宇田アンテナのことなども紹介して。

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DSCN5159.JPG 金研では本多光太郎博士の胸像のところなどを見てもらい。本部の前の芝生では、真島利行博士の胸像とウルシオールについても。。。最後に、形態観察用のキャベツ類の葉っぱの多様性観察とサンプリング。豊岡という自然豊かなところでも、カリフラワーができる過程をちゃんと見ることは少ないでしょうから。。。というか、今回の観察をきっかけにして、自然に注意を向けてもらえれば。と。。

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DSCN5174.JPG ということであっという間に日が暮れて。1日目も終了。明日の2日目が朝早くからなので。明日は、雌しべの先端で花粉管動態を観察してもらう予定です。TAとしてサポートというか、準備から実験までお世話になったM2の辺本さんM1の岩本君、ありがとうございました。明日、1日、またお願いします。


 わたなべしるす

 PS. ぎんなんが落ちているイチョウのところでも観察。すごいにおいがするのを知らないというのも。。。自然の観察の大事さを改めて。。。

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 PS.のPS. そういえば、昨日、こんな本を見つけたり、パンの差し入れも。ありがとうございました。

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