この2月の愛媛、香川という四国での出前講義の最初は、愛媛県立今治南高等学校・園芸クリエイト科。週末が晴天に恵まれただけに、出前講義の初日は曇り、時雨てきたりで。。。少し天候には恵まれなかったですが、温室、ガラス室などを使っての指導。
ガラス室では、トンネルを作成して、春、夏作物の苗の栽培も始まっており、さすがに同じ事は仙台ではできないなと。ここでは、夏作物の畑への作付けの頃、台木に穂木をさし木した苗を販売しているのが、好評と伺っていましたが、今では、種苗会社で、台木の種子も普通に販売しているとは。さすがにこうしたものを見たのは、こちらがはじめてで。。。また、肥培管理している生徒さんは、きっちり、緩効性肥料をきれいに並べているのは、さすがでしたし、小さな苗を播種している生徒さんも。こうした地道な努力がおいしい野菜につながるのだろうと。感動でした。
また、いつもはトマトの水耕栽培をしているところでは、消毒というか、春に向けての準備中で。栽培されているものはなかったですが、数多くのトマト苗が、準備されており、たぶんこれだけあれば、数万できかないような数の果実が収穫できるのだろうと。6月に出前講義にまた伺うと思いますが、その時に、それぞれの品種がどの様に栽培されているか、楽しみです。がんばって下さい。
いつもなら、こうした農作物だけの指導なのですが、今回は農作物を使わない植物でも。なぜ、そんなことになったのか。年末年始をはさんでだったかと思いますが、神戸大理学部の偉い先生から、日本植物学会が監修するという「植物学の百科事典」の中で、「植物の性」と言うのをお願いされて、。。植物一般なので、キュウリ、スイカなどのウリ科のようなものでなくて、もっと広くとお願いされ。。。植物一般でいえば、大学にもある「イチョウ」。昔はずいぶん、ギンナン拾いをしました。建物ができたときに、メスのイチョウがなくなり。。。結構へこみました。そのイチョウの精子の発見は有名ですが、同じ年にソテツの精子も発見されていたと。。。ギンナンは今の時期にないこと、また、ソテツなら、西日本で見つけることができると。ちょうど、校舎のすぐ前に。種子ができているメスの樹木が。花粉が散ってしまったあとの葯というのには違うと思いますが、それに類した構造物も。。(実際には、本校の正門の所のソテツにしか残ってなかったのですが。。。)。神戸大理学部の先生にお願いされたおかげで、今までに講義をできました。ありがとうございました。
まとめとして、今日の講義内容を先生がまとめられ、あと、造園をされている生徒さんの成果も拝見できました。これも高い技術力で感動でした。今回は、生徒さんに指導と言うより、生徒さんたちから、たくさんのことを教えていただいたような時間でした。ありがとうございました。最後になりましたが、愛媛県立今治南高等学校・園芸クリエイト科の別府先生をはじめとする関係の先生方にはお世話になりました。ありがとうございました。次に訪問できるのは、6月頃ではないかと。その頃には、ウリ科が果実形成していて、果実を使った講義ができるかと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
わたなべしるす
PS. 出前講義の前には、今治市内の小学校への出前講義「ふるさと出前授業」を統括して頂いている今治市立今治小学校で、次年度の「ふるさと出前授業」の日程について、。。昨今はやりの「ふるさと納税」をしているわけでないので、その代わりにという感じですが。。。ずいぶんの年数継続できたのも、高橋校長先生が始めた頃から、日程調整を頂いたおかげ。もちろん、明日の日高小、宮窪小もsetting頂きました。何とか、今年度より、少しでも今治の理科教育に貢献できればと。もちろん、今治には、渡辺が小学校の頃からの「理科専科」、「今治自然科学教室」があり、文章力、表現力を養うために「うしお」という俳句、短歌などを投稿する冊子も。こうしたものが継続していて、普段を支える先生方がいるからこそ。。。渡辺がちょこっと出かけても何とかなるわけです。何とかそうしたことの循環の一部をお手伝いできればと思います。よろしくお願いいたします。
PS.のPS. 今年度まで5年くらいでしょうか。今治西高等学校でも9月に出前講義に伺っていましたが、今年度は、それに加えて「蛍雪大学」という、大学生、大学院生が主体的に行っている講義枠も「農学」を講義する方がいらっしゃらないと言うことで、8月下旬に講義をお願いされ、担当される生物の小野先生などと意見交換の時間を頂きました。ありがとうございました。楽しみにしております。また、残りの時間で、生物部の活動の指導も。是非、おもしろいdataを出して下さい。次回までに発展しているのを祈念しております。
ガラス室では、トンネルを作成して、春、夏作物の苗の栽培も始まっており、さすがに同じ事は仙台ではできないなと。ここでは、夏作物の畑への作付けの頃、台木に穂木をさし木した苗を販売しているのが、好評と伺っていましたが、今では、種苗会社で、台木の種子も普通に販売しているとは。さすがにこうしたものを見たのは、こちらがはじめてで。。。また、肥培管理している生徒さんは、きっちり、緩効性肥料をきれいに並べているのは、さすがでしたし、小さな苗を播種している生徒さんも。こうした地道な努力がおいしい野菜につながるのだろうと。感動でした。
また、いつもはトマトの水耕栽培をしているところでは、消毒というか、春に向けての準備中で。栽培されているものはなかったですが、数多くのトマト苗が、準備されており、たぶんこれだけあれば、数万できかないような数の果実が収穫できるのだろうと。6月に出前講義にまた伺うと思いますが、その時に、それぞれの品種がどの様に栽培されているか、楽しみです。がんばって下さい。
いつもなら、こうした農作物だけの指導なのですが、今回は農作物を使わない植物でも。なぜ、そんなことになったのか。年末年始をはさんでだったかと思いますが、神戸大理学部の偉い先生から、日本植物学会が監修するという「植物学の百科事典」の中で、「植物の性」と言うのをお願いされて、。。植物一般なので、キュウリ、スイカなどのウリ科のようなものでなくて、もっと広くとお願いされ。。。植物一般でいえば、大学にもある「イチョウ」。昔はずいぶん、ギンナン拾いをしました。建物ができたときに、メスのイチョウがなくなり。。。結構へこみました。そのイチョウの精子の発見は有名ですが、同じ年にソテツの精子も発見されていたと。。。ギンナンは今の時期にないこと、また、ソテツなら、西日本で見つけることができると。ちょうど、校舎のすぐ前に。種子ができているメスの樹木が。花粉が散ってしまったあとの葯というのには違うと思いますが、それに類した構造物も。。(実際には、本校の正門の所のソテツにしか残ってなかったのですが。。。)。神戸大理学部の先生にお願いされたおかげで、今までに講義をできました。ありがとうございました。
まとめとして、今日の講義内容を先生がまとめられ、あと、造園をされている生徒さんの成果も拝見できました。これも高い技術力で感動でした。今回は、生徒さんに指導と言うより、生徒さんたちから、たくさんのことを教えていただいたような時間でした。ありがとうございました。最後になりましたが、愛媛県立今治南高等学校・園芸クリエイト科の別府先生をはじめとする関係の先生方にはお世話になりました。ありがとうございました。次に訪問できるのは、6月頃ではないかと。その頃には、ウリ科が果実形成していて、果実を使った講義ができるかと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
わたなべしるす
PS. 出前講義の前には、今治市内の小学校への出前講義「ふるさと出前授業」を統括して頂いている今治市立今治小学校で、次年度の「ふるさと出前授業」の日程について、。。昨今はやりの「ふるさと納税」をしているわけでないので、その代わりにという感じですが。。。ずいぶんの年数継続できたのも、高橋校長先生が始めた頃から、日程調整を頂いたおかげ。もちろん、明日の日高小、宮窪小もsetting頂きました。何とか、今年度より、少しでも今治の理科教育に貢献できればと。もちろん、今治には、渡辺が小学校の頃からの「理科専科」、「今治自然科学教室」があり、文章力、表現力を養うために「うしお」という俳句、短歌などを投稿する冊子も。こうしたものが継続していて、普段を支える先生方がいるからこそ。。。渡辺がちょこっと出かけても何とかなるわけです。何とかそうしたことの循環の一部をお手伝いできればと思います。よろしくお願いいたします。
PS.のPS. 今年度まで5年くらいでしょうか。今治西高等学校でも9月に出前講義に伺っていましたが、今年度は、それに加えて「蛍雪大学」という、大学生、大学院生が主体的に行っている講義枠も「農学」を講義する方がいらっしゃらないと言うことで、8月下旬に講義をお願いされ、担当される生物の小野先生などと意見交換の時間を頂きました。ありがとうございました。楽しみにしております。また、残りの時間で、生物部の活動の指導も。是非、おもしろいdataを出して下さい。次回までに発展しているのを祈念しております。