東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

片平・生協さくらショップで。。(4/17)

2015年4月17日 (金)

 片平のソメイヨシノもぼちぼち終わり。咲き始めが、確か4月の最初。3週間ほど持ちこたえた訳なので、まあ、よしとしないと。というか、十分すぎるくらい花持ちがしたのは、春先の天候不順というか、開花のあと、ずいぶん寒い日が続いたからかもしれないですが。。。そんな年度初め、よくわからない忙しさ。。。。何でか。いずれ、連休には全てを片付けないと。。。

DSCN6704.JPG 片平にいると、学生さんはもちろん、院生の方がほとんど。そうすると、年度初めの川内の教養があるキャンパスのように、学生が多くなったり、連休が明けると少なくなると言うようなこともなく。。。というのは、渡辺の時代で、最近は連休が明けても学生さんたちはまじめに講義に出ていると。。。人生80年。確かに、昔より長くなったわけですが、何をやるのか、これをやると決めて、その代わり、これは犠牲になる。というが、どちらかというと、渡辺が学生時代の雰囲気。こう言うと悪いかもしれないですが、面白くない講義、それで飯を食わない講義は、講義が始まると後ろからこっそり。。。。あとは、友だちにお願いして。何を。。。。それは、ご勘弁を。

 そんな学生時代にたくさん本を読んだかと言えば、。。。小説は苦手。読んだのは、1年間でほぼ50-100冊ほどの「トラベルミステリー」、西村京太郎の。それでは、という方もいるかもしれないですが。時刻表を見ながら、考えるのは、それはそれで楽しいもので。それ以降、年と共に、読む本の質・量共に変化して。。。今考えれば、学生の頃にこんな本を読むことがあればというのは、あったような。そんなことでお願いされたのが、大学生協からの「学生時代に読んで欲しい本」。本来なら、川内キャンパスで見てもらう方がよいのかもしれないですが、渡辺の近くの片平キャンパスの生協さくらショップに、サンプルと本を置いて頂けることに。。。ありがたいお話しです。

recommend.jpg で、渡辺がこれはというのは、この写真の「植物の生殖」、「「のび太」という生き方」、「「超」入門失敗の本質」、「農学・生命科学のための学術情報リテラシー」、「PowerPointによる理系学生・研究者のためのビジュアルデザイン入門」という5冊。まずは、「植物の生殖」は、ダーウィンの膨大な実験をまとめた著書の翻訳版。訳者も九州大の矢原先生。というこれまた著名な方。2冊目は、「「のび太」という生き方」。サイエンスと言うより人生論。人生色々。。。。というのは、どこかで聞いた言葉。そんな時に、めくってみると。

 3冊目は、「「超」入門失敗の本質」。これより、原著の「失敗の本質」(中公文庫)の方が、リアリティはあるのですが、わかりやすさから言えば。最初の方。生協の方で両方おいてくれています。ありがたい限りです。4冊目が、「農学・生命科学のための学術情報リテラシー」は、一昨日、HPで紹介した「大学生のレポート作成入門--情報探索から執筆まで--」で、渡辺が紹介しようと思っている本。講義を受講しようという方、参考になるかと。最後が、「PowerPointによる理系学生・研究者のためのビジュアルデザイン入門」。学部生と言うより、大学院生など学会発表、論文を書くときにどうしたら、インパクトがあるか。これも大事な点。

DSCN6705.JPG ということで、手にとって気に入ったら。めくってみて、面白いと思えたら。買ってみるのも。もちろん、借りて読むのも。いずれ、情報過多と言われる時代。何をどう読むか、それを決めるのも大変かもしれないですが、めくって、第六感でというのが良いような。読みたい本を読みたいところからと、師匠の日向先生は、よく言われていましたので。皆様の参考になれば。


 わたなべしるす

 PS. 西村京太郎のトラベルミステリーのテレビ番組で亀井刑事役をされていた「愛川欽也」さんがなくなられたとか。100冊を超える本を読んで、そのイメージにぴったりだったので。何ともいえないです。ご冥福をお祈り申し上げます。

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