大学院をメインに受け持っていると、来年からのメンバーがどうなるのか、大学院の入試が終わらないと、確定しないところがあります。昨今の少子化、大学院重点化などで、受験生の確保が大変になっています。
その意味で、今年はtotal 4名の新しい博士課程前期の学生が、来年の4月から来てくれることが確定しました。何よりうれしい限りです。4月には、labも新しいところに引っ越し、心機一転でありますし、その意味では、新入生にも良い環境で仕事をしてもらえると思っています。お待ちしております。
あとは、スタッフの方がどれだけきちんとサポートして、よりよい人材として社会に貢献できるような形で、リリースすると言うことがこちらの責務であり、その意味では、植物ではありますが、生殖という形質を扱っており、よりよい形質をもった後代を以下に残すかと言うこと、これはまさに、同じことなのかもしれません。できるだけのことをしたいと思います。とともに、新入生が来ることを楽しみにしております。
わたなべしるす
2008年11月の記事です。
新しい大学院生メンバー確定(サクラ咲くと言うより、ダイコンの花咲く)
2008年11月28日 (金)
沖縄県立八重山高校で出前講義(11/19-21)
2008年11月20日 (木)
沖縄県立八重山高校で、自家不和合性、生殖の不思議、品種改良などをテーマに講義を行ってきました。今回の沖縄、それも最南端の高校での出前講義を設定していただいたのは、生命学研究科のサイエンスエンジェル(SA)の学生さんのおかげです。まず、最初にその方々に感謝します。
3日間でtotal 6コマの講義で、1~3年生の生徒さん、250名あまりに講義をしました。亜熱帯の自然に囲まれて生活している生徒さんで、とても活発に質問などがあり、有意義な時間でした。何より、自然の中で普段の生活があるからでしょうか。花の名前をよく知っています。それは、どこで講義をしたときよりも、高い割合で感動しました。また、物怖じせず、発表、質問する点は、本土の皆さんにも是非、見習ってほしい点です。
普段、東北地方にいたり、子供の頃生活した四国とも違う世界で、サクラの花びらが散らないと聞いたときには、驚きでした。そういえば、最近の新聞に温暖化が進行すると、そんなことが起きるとあったのを思い出しました。そう考えると、南北に長い日本という地形を生かして、交流すること、研究をすることの重要性を感じました。是非、今回講義をした生徒さんたちと、研究等ができればと思います。西表島も近くにあり、本州、四国とは違った生態系もありますので。るとか。
また、機会を見つけて、日本最南端で講義ができればと思います。あるいは、最西端、最北端なども。
わたなべしるす
仙台市立鹿野小学校で出前授業(11/18)
2008年11月18日 (火)
仙台市教育委員会との提携で、今日は「鹿野小学校」で「出前授業」でした。国道286号線沿いにあり、何かで通るとよく見かけることはありましたが、講義で伺うのははじめてでした。1, 2校時が授業の時間でした。先週の吉成小学校同様に、リンゴをモデルとした、受粉、受精、自家不和合性、果実の成熟など、小学校5年生には少し難しい課題ではありましたが、一生懸命講義を聴いてくれて、質問ももらいました。朝早くの講義と言うこともあり、後半になるほど、生徒たちのエンジンもかかってきて、最後のリンゴの観察では、食い入るように見ていたのが印象的でした。
また、最後に記念に生徒さんたちと集合写真を撮ったのも、初めての試みでした。これからもこうして生徒たちとふれあい、また、植物に興味を持ってもらえればと思います。
先週からでtotal 200名を超える生徒さんたちに講義をしました。早速、七北田小学校の生徒さんからは、お礼の手紙と質問が届いています。何とか、皆さんにクリスマスまでには、返事が書けるようにしたいと思っています。
このことがきっかけとなり、身の回りの植物の不思議に目を向ける子供が増えることを祈りつつ。また、どこかで新しい子供たちとの出会いを楽しみにしております。
わたなべ
改修工事に伴う停電と顛末
2008年11月16日 (日)
今日は、改修工事に伴う停電その1でした。9:00-16:00というのが、開通したのは16:50くらいでした。。。。。そのあと、netがつながらないというハプニングもあって、19:00すぎまで、あれこれと。。
で、まあ、良かったことは、工事現場がのぞけたこと。2Fを見る限り、天井の空調ができていたり、壁が貼ってあったり、エレベーターがきてあったり。来週からは、床張りが始まるそうな。たぶん、今週で、ほぼ、終わるのでしょう。
で、ついでに問題も。天井が思ったよりも低くて、2.7mくらい。3Fは、2.8mくらいでした。
引っ越しのものが置けたり、おけなかったりをかなり考えないといけないことになりそうです。
いずれ、遅い時間までつきあわされたものの、まあそれなりに観察もでき、後期工事に向けて、何をどう考えるか、良いヒントをもらいました。
ということで、今週末からは、冬らしくなってくるとか。早く、工事も終わり、新しい環境で仕事ができればと思います。
わたなべしるす
仙台市立吉成小学校で出前授業(11/12)
2008年11月12日 (水)
今年も仙台市教育委員会と東北大学との間で提携されている「出前授業」の季節になりました。今年の最初は、吉成小学校でした。農学部で助手をしたり、岩手大の助教授の頃、隣の南吉成に、東北インテリジェントコスモス関連企業の「採種技術研究所」があり、そこの所長を指導教官であり、恩師である東北大名誉教授の「日向博士」がされていたこともあり、近くには伺うことはありましたが、この場所に小学校があったのは、最近知りました。
さて、11/12の午前の3, 4校時で、リンゴをモデルとした、受粉、受精、自家不和合性、果実の成熟など、小学校5年生には少し難しい課題ではありましたが、一生懸命講義を聴いてくれ、また、最後に、こちらが困ってしまうようなシビアな質問もくれました。また、機会があれば、キャベツとブロッコリーの不思議も講義できればと思います。
今回お世話になった5年生の先生には、昨年、川前小学校でもお世話になり、人のつながりに驚かされ、また、大変お世話になりました。何より、今回の授業をサポートしていただいた5年生の先生方に感謝するとともに、なれない、2校時続きの授業を最後まで熱心に聞いてくれた生徒さんに感謝です。最後に質問の時間が切れてしまったのは残念だったので、是非、また、質問の手紙でもいただければ、応えたいと思います。
わたなべ