東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

沖縄県立八重山高校で出前講義(11/19-21)

2008年11月20日 (木)

沖縄県立八重山高校で、自家不和合性、生殖の不思議、品種改良などをテーマに講義を行ってきました。今回の沖縄、それも最南端の高校での出前講義を設定していただいたのは、生命学研究科のサイエンスエンジェル(SA)の学生さんのおかげです。まず、最初にその方々に感謝します。

3日間でtotal 6コマの講義で、1~3年生の生徒さん、250名あまりに講義をしました。亜熱帯の自然に囲まれて生活している生徒さんで、とても活発に質問などがあり、有意義な時間でした。何より、自然の中で普段の生活があるからでしょうか。花の名前をよく知っています。それは、どこで講義をしたときよりも、高い割合で感動しました。また、物怖じせず、発表、質問する点は、本土の皆さんにも是非、見習ってほしい点です。

普段、東北地方にいたり、子供の頃生活した四国とも違う世界で、サクラの花びらが散らないと聞いたときには、驚きでした。そういえば、最近の新聞に温暖化が進行すると、そんなことが起きるとあったのを思い出しました。そう考えると、南北に長い日本という地形を生かして、交流すること、研究をすることの重要性を感じました。是非、今回講義をした生徒さんたちと、研究等ができればと思います。西表島も近くにあり、本州、四国とは違った生態系もありますので。るとか。

また、機会を見つけて、日本最南端で講義ができればと思います。あるいは、最西端、最北端なども。

わたなべしるす

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