東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

卵→幼虫→蛹→成虫

2009年6月 3日 (水)

6月になり、ずいぶん多くの虫を見かけるようになりました。きのうも、なんとかアゲハだと思いますが、花で蜜を吸っていました。今朝はゴミ箱のソバで、モンシロチョウの幼虫らしきものも。

遺伝学をやる立場からすると、他の花粉が混じったり、植物をかじられたりすることから、虫は大敵でした。20年以上前にならった応用昆虫学概論のノートには、虫の様々な不思議を解説してくれた「松田先生」の言葉が残っていました。ゆっくり歩くときの足の運びと早足の時にはちがうとか、「ハエ取りリボン効果」とか。遺伝学をやってなかったら、昆虫学を研究していたのかもしれません。と思ったりもします。

そういえば、6/13(土)には、東北大のall理系学部がサポートする「科学者の卵養成講座」が発足し、100名の高校生との学習が始まります。この卵が少しずつ大きくなり、研究室で一緒に研究をしたり、学会で会う頃には、立派に成長しているのだろうと思ったのは、今朝の読売新聞の記事を見たおかげだったと思います。

わたなべしるす

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