東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

大雪・昭和59年以来・NFL....

2010年2月11日 (木)

 今年は、日本海側でずいぶんと雪が降っているのをテレビで見ることが多い。先日のニュースでは、新潟市内での大雪は、「昭和59年」以来とか。昭和59年の今頃と言えば、自分自身のターニングポイントであった。ちょうど、大学受験の年で、当時の共通一次試験で思ったほど伸びず、頭を抱えていた。四国・愛媛という暖地でも10cm以上の大雪、水道管の破裂、路面の凍結。それから、ずいぶんと時間が流れたのだなと。。。。仙台に来て、4月の下旬に雪が降ったのに驚いたし、5月の連休にソメイヨシノが咲いたのにも。

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 当時はアメリカのプロスポーツを、on-timeで見ることはほとんど希であったような。大部分が録画でしかなかった。NFLでもしかり。NFLと言えば選手の日曜日は、「Super Sunday」であり、その年の優勝チームを決める、いわゆる決勝であった。まだ英語がほとんどしゃべれないのに、labに来たアメリカの研究者を宿まで送るときの、英語でしゃべるネタが、NFLの好きなチームであり、この前の試合はどうだったかでした。もちろん、Super Sundayのことも。

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 アメリカンフットボールは、とてもシステマティックなスポーツであり、戦略・戦術と言うことでは、どんなスポーツよりも明確なのかもしれない。One playごとに時計を止めて、時間は正確に計測する、今ではビデオでレプレイチェックもする。ゲーム全体を球場の高いところから見ていて、On-timeでプレイの方向性、戦略・戦術を調整する。実際に研究をしていても、On-timeで方向性などを調整するのは、とても難しいが、この点は学ばないといけないのかもしれない。

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 それとNFLの運営に関しても機会均等になっているらしく、今年は、万年最下位と言われていたニューオリンズが優勝した。様々なものに同様のチャンスがあり、それをものにしたところが、勝利をつかめる。エジソンの99%の努力と何とかというのと同じように感じられる。その意味で、科学の発展においても、何らかの機会均等がある方が、結果として良いのかもしれない。昭和59年から26年という半世紀たって、重要だと言うことが証明されることもあるのだから。


わたなべしるす







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