東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【出前講義・研究室訪問】宮城県高等学校理科研究会仙塩支部生物部会研修会「ポストゲノム時代に求められる観察眼と花の解剖実習」(9/30)

2010年10月 1日 (金)

 「科学者の卵」との共催という形で、県内の高等学校の生物教員で、仙台、塩釜地区の先生方の中から、希望者27名、生命科学研究科の方にきていただき、午後からの短い時間でしたが、これからの生物教育、改めて、博物学というか、解剖学というか、そういうことの大切さを、実感いただき、次世代の科学者であろう、高校生を指導されている先生方と議論をしながら、実習いただきました。

 最初は、花を破壊するというか、分解することに、慎重だった先生方も、最後の方には、きれいに並べて、簡易標本を作製したり、相互の標本を写真に撮られたりして、普段忙しくされている先生方には、久しぶりに心和む時間であったのであれば、幸いと思う感じでした。

DSCN4703.JPG
 いつも「科学者の卵」、出前講義でお世話になっている先生方等、存じ上げている先生方もご参加いただけたのは、うれしい限りです。毎年と言うことではなくても、数年に1度でOKであれば、また、お引き受けして、いきものを生き物としてみることの大切さを実感いただければと思いました。

 最後になりましたが、研修会を取り仕切っていただきました、松島高校の境先生、ありがとうございました。また、ご参加いただいた先生方にも感謝します。ありがとうございました。また、出前講義などでお世話になれれば、幸いです。

DSCN4705.JPG

 わたなべしるす


 PS. 世の中は不思議なもので、お世話になっていた先生だけでなく、初めて農学部の助手になったとき、学生実験を教えた学生さんが、理科の先生になって、研修会に。。。。世の中の狭さを感じるとともに。世の中の不思議を実感しました。ありがとうございました。

DSCN4707.JPG





≪ Prev  | diary Top | Next ≫

ARCHIVE