東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

3/11(金)、14:46から今日まで、その18(11/25)。

2011年11月26日 (土)

 10/13に、この連載記事を書いてから、貯まっていた多くの出前講義をこなしたりしたこともあって、また、毎月10日前後に大きな地震が起きていたのも起きず。。。その代わり、ここ数日、日本の北から南で、それなりの大きさの地震が。。。何を意味するのか。。。昨日の夕方のニュースの時間の「地震が来ます!!」という久しぶりのテロップというか、アナウンスには驚かされた。逆に言えば、そんなことが、最近起きてない。。。よいことなのだろうが、緊張感もなくなってきているのも事実であろう。

 地震に対する緊張感、放射能汚染に対する緊張感、3/11から1ヶ月であれば、かなりぴりぴりしていたし、夏前でもそうだったような気がする。そんな緊張感がよい意味か、悪い意味か、とけ始めて、結果として、疲れが出ている感じがある。大学の教員を調べたdataではないが、小中学校の先生だったと思うが、今まで以上に子供たちのことを気にとめて、また、平時と同じように授業がある。そんなことで、半数以上だったか、2/3以上だったか、かなり無理をされていると。大学でもそんな調査はないのだろうか。。。

DSCN1467.JPG ということでいいわけではないが、11/23の勤労感謝の日当たりに体の方がパンクした。。。ぎっくり腰というのは、あまり重たいものでないものを持ち上げようとしたときになるらしいが。。そうしたことをした覚えはないのだが。。8ヶ月と10日でパンクして、何とか起き上がれる格好で、昔の猿人、アウストラロピテクス属の何かのような腰が曲がった状態で。こんなのでは、さすがに、大掃除のおじゃまでしかなく、また、学生さん、スタッフの皆さんのご厚意で、医者に行って、何とか、直立できるホモ属にもどれた。ただ、筋肉の張り、脊髄のずれが直っただけで、また、元に戻ろうとする。腰の方を守ろうとして、体の他の部分に負荷をかけて、膝などに痛みが来る。ゆがみを直さないで、別の場所で調整する。生き物の不思議さを感じる。

 植物では、同じようなことが起きるのだろうか。何かがおかしくなり、それを別の方法で直して、結果として、何も変わらないように見える。すぐに思いつかないが、肥培管理には、ひとそれぞれの特徴があるが、最終的な収量は、品種が同じであれば、さほど変わらないような気がする。このたとえが正しいのか、間違えているのかわからないが、生物の持つ可塑性の1つなのだろうか。本当の可塑性であれば、ちゃんと元の場所を戻すのが、可塑性のような気がする。その意味では、自分自身、正しく可塑性を使えてないのかもしれない。。。いきものを扱っていて、いきものある自分を直せない。。なんとも。。。という気持ちになった。

 ひとが所属している組織、毎日の生活など、何でもそうであろうが、3/11の前と比べて、同じようになっているつもりでも、やっぱりどこかはねじれていて、それを違う方向にねじって、一見、3/11以前と同じように見せているような部分もあるような気がする。どんなものでもそうかもしれない。壊れたものは、元の形に基本直して、活動するのが。もちろん、数段上へのversion upはあってしかるべきであろうが。。

 研究室のみなさまに大掃除の負担をかけて、この程度のことしかわからないかとしかられそうであるが、。。せめてものお礼とお詫びの印に。。。

DSCN1623.JPG

 わたなべしるす


 PS. 最近の新聞紙上に、「震災後これまで、長い時間の頑張りの蓄積が来ているようで、仙台にも心のケア拠点が出来る旨」というものが。。より多くの方の心と体のケアがされてほしいものだと。。。



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