東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【出前講義】金光学園中学高等学校・SSH課題研究合同発表会・助言者(11/10)

2012年11月10日 (土)

 前日までの5日間は、水曜日に高校が1件(伯方高校)ありましたが、それ以外は小学校。今回、初めて伺う、岡山県の金光学園中学高等学校で、SSH実施校でもあります。観音寺第一高等学校のSSHの会議の折りに、お会いして、時間があれば、発表会にといわれていましたが、タイミングよく、この土曜日に時間をとれましたので。海をはさんで、四国から中国・山陽へ。山陽本線沿いなので、これまで、寝台列車などで何度も通過しているものの、降りるのは初めての駅です。

DSCN4635.JPG 課題研究の発表は、これまで訪問したSSH高での発表にはない100題を超える発表数。すごい数でした。また、理系だけでなく、文系(文学、歴史、英語等)の研究も。これまで、方言などを扱った研究を見たことはありましたが、これほど多くの文系の研究発表と融合したのは初めてでした。

 午前がポスター発表、午後は個別の討論会。ポスターはたくさんあり、こちらが興味を持ったり、説明のタイミングがあった、10課題くらいを拝見しました。それ以外は、張ってある状態のを見るだけだったですが。。。どこのポスターでも感じることですが、繰り返し実験をしてない場合がある。これは、平均と分散を出すことで、実験の精度を考えることになるわけです。実験系を組むときに、植物であれば、植物側が何の意図でこのような変化を起こしているかを考えるのが不足している。つまり、人間の側の都合というか、その点から飲み、理解しようとする。ということは、少し気になりました。また、全国大会等では、どれくらいアピールするかということで、現物などの展示もありますが、ポスターに実際の写真がないようなものも。文系の発表については、どのようなコメントがよいのか、こちらが困るようなものもありましたが、歴史を理解するとき、その点での理解ではなく、その回り、その前後に何が起きているかを考える。この点は、理系でも同じことなのかもしれないと思いました。

DSCN4633.JPG 午後からの討論会では、生物関連の5課題について、学年を超えた生徒さんと担当されている先生方を交えて、午前中のポスターを見ながら、議論というか、大学教員、2名からコメント。これまでも、課題研究とはということで、小松高校古川黎明高校仙台三高で講演したような、ポイントについて、研究の継続性、理論的に考えることの大切さ、反復実験の重要性等をコメントしておきました。さらに、課題研究が発展するのを楽しみにしております。

 最後になりましたが、SSH担当の田中先生をはじめとする関係の先生方に、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。今後ともよりよい連携ができればと思います。


 わたなべしるす

 PS. 慌ただしくて、校内で写真をお願いするのを、失念して。。。駅でこんなポスターを。九州新幹線のおかげで、こんなに近くなったのかと。。。違った意味で感動でした。

DSCN4636.JPG


≪ Prev  | diary Top | Next ≫

ARCHIVE