東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【出前講義】仙台市立木町通小学校・6年生特別講義(キャリア教育)「博士になろう!研究をしてみよう!」(12/1, 5追記)

2012年12月 1日 (土)

 とうとう今年も残すところ、あと1ヶ月。。。。なんと光速で進んでいく1年なのだろうかと。。昨日は、研究室の大掃除でした。詳しいことは学生さんが、また、ここに記事を記してくれると思います。昨日は掃除をする上で、寒くて無理というような天気でなかったですが、一転、12月になった今日。。。。空は鉛のような雲と思っていたら、。。。あっという間に雪が。。積もるほどではなく、木町通小学校に着いた頃にはやんで、昼過ぎには晴れ間も見えて、冬の走りの典型のような天気でした。

DSCN4930.JPG 木町通小学校への年間出前講義も、残すところ2回。前回は、4年生向けに、「ヘチマの仲間」という、ウリ科の多様性のお話しでした。今回は、6年生向けに、キャリア教育。一昨年度にも、同じように木町通小学校で、キャリア教育を行いました。今回は、土曜日の参観日。保護者の方もいらっしゃる中での、出前講義。これまでも保護者向けなどは、七北田小学校岩沼市などで経験してきましたが、授業参観というのは、自分が中学生の時以来のような。。初めは結構緊張して。。。

DSCN4932.JPG 木町通小学校は仙台でも一番古い町中の小学校。そんなところでは、学校の行き帰りに必ず、信号機はあるもの。渡辺が小学校時代には、2kmの道のりに、線路は一度越えるものの、信号機はなかった、そんな田舎。そこでいろいろな経験をしながら、通学したと。これと同じような通学環境だった6年生の担任の先生がいらしたのは、説明をしていて心強いことでした。また、子供時代に、いろいろな経験、失敗をすることがどれだけ大事か。小さな時の失敗は大きくなってから活かされると。さらに、渡辺が小学校時代から、「科学者」を目指していた理由は、テレビ、アニメ、マンガの影響。あの当時の博士、教授の服装がかっこよかったと。もちろん、指揮監督している姿も。また、小学校時代に覚えた、「あやとり」。いつもはできる子供さんが少ないことが多いのですが、たくさんの子供さんがチャレンジしてくれたのは、何より、うれしいことでした。

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DSCN4943.JPG そのあとには、中学、高校、大学、博士になって、就職してというこれまでの渡辺の歴史を。最後に、今がんばれているのは、小学校6年生の時の担任の先生の言葉があると。。。なので、ぜひ、自分たちの担任の先生の言葉を大切にしてほしいと。講義のあとには恒例の質問コーナー。時間いっぱい、たくさんの質問を頂きました。秘密基地のことなど、秘密にしないといけないこともありましたが。。講義のあとには、それぞれの将来の目標とか、そうしたことを書くと言うことで、今日の講義が何かの刺激になったのであれば、。。。

DSCN4950.JPG 講義のあと、熊谷校長先生と今回の講義のキャリア教育関係で、deepな議論ができたのは、これからの教育研究を考える上で、とてもよいヒントを頂きました。ありがとうございました。

 最後になりましたが、熊谷校長先生、教務の熊谷先生、6年生の先生方、ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。次の講義は、1月の「環境と植物」だったような。楽しみにしております。


 わたなべしるす

 PS. 講義開始直前に、2007年に出前講義でお世話になりました、当時の立町小学校・狩野校長先生と久しぶりにお会い出来ました。不思議なご縁でした。。。懐かしく、。。ありがとうございました。

 PS.のPS. 講義のあとには、保護者の方々ともお話しすることができ、出前講義のあとにこちらが送った手紙を机に張っているという子供さんの話、東北大農学部の旧農芸化学科の卒業生という方も。こちらがお世話になった先生方の名前が出てきたりで、うれしい限りでした。ありがとうございました。

 PS.のPS.のPS. 木町通り小学校のHPに、渡辺の記事をupload頂きました。ありがとうございました。 





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