東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

今年の教育・研究活動を振り返って。。。(12/22)

2012年12月22日 (土)

 昨日が、マヤ歴の最終日で、今日で終わるのか、始まるのか。。。そんなことがnetにも書かれていました。1999年にも、何とかというので、終わりとか言っていましたが。。。そんなことはさておき、今年の教育・研究活動を振り返ることにします。

 1/1に、今年の目標をHPに記してありました。教育面では、「戦略力」、「観察力」、「情報収集力」、「国際力」、「実践力」、「連携力」、「歴史力」の習得と言うことを銘打ちました。どれくらい浸透したのか。。。国際力、情報収集力と言うことでは、1月に海外の方にセミナーをお願いしました。また、多くの学生さんに国際会議に参加してもらいました。実践力、連携力という点では、日本育種学会関連で、10月12月に優秀発表賞をいただきました。共同研究のおかげと言うこともあると思います。戦略力と言うことと言っていいのか、難しいですが、D2の大坂くんが「日本学術振興会特別研究員(DC2)に採用」になったのは、これまでの積み重ねという戦略というのは。。。歴史力をどう提起するか、難しいですが、歴史を作るのか、古い歴史から学ぶのか。その当たりは、不十分だったかもしれません。また、最初に提起しませんでしたが、「文章力」という点では、このHPから、学生さんたちの文章が発信されるようにしないといけないと思いました。文章を書くのは、何より重要なトレーニングですから。。。

DSCN3329.JPG 研究面はやはり、論文発表でしょうが、共同研究ベースのものとreview articleを1報というのは。。。反省しないといけないと思います。もちろん、審査中であったり、再投稿などありましたが、そんなことを言っているようではと言う気がします。2013年にはそのぶんをしっかり発表する形にしたいと。。dataをためずに論文にする、そういう習慣をつけることの大切さを実感し、反省させられた1年でした。

 震災からの復興元年という位置づけの2012年でした。その意味を心に刻み、2013年により明確な研究成果を出し、震災から復興したことを示したいと思います。


 わたなべしるす

DSCN5007.JPG PS. 昨日は、『レポート力』アップのための情報探索入門--資料・情報の活用方法 (4)--の講義でした。昨年もこの講義をお願いされ、好評でした。今年の講義のコメント、感想文が届くのは年明けですが、また、来年も講義をお願いできるものであればと思います。


≪ Prev  | diary Top | Next ≫

ARCHIVE