前日は、研究室のM2の方々の修論発表会、というか、審査会。こちらが忙しくしていたこともあり、プレゼンのことについて、細かな指導は2回ほど。あとは、HPにプレゼンのことを書いた記事を掲載したこともあり、きちんとしたプレゼンでした。何より、持ち時間の中に納める。つまり、時間を守ると言うことなのですが。。これがけっこうできそうでできないこと。お疲れ様でした。
さて、SSHの運営指導委員は、岩手県から鹿児島県まで。ずいぶんと多くなりました。今月頭に、鹿児島県立錦江湾高等学校の研究成果発表会。今日が香川県立観音寺第一高等学校。来週は、宮城県仙台第三高等学校、岩手県立盛岡第三高等学校、福島県立福島高等学校、岩手県立水沢高等学校という形で、研究成果発表会と運営指導委員会。こうしたことをまとめて見聞できるのは、比較検討もでき、こちらもよい刺激を頂きます。今年度、観音寺一高校には、6月に講義と運営指導委員会、11月にアブラナ多様性の講義。それ以来です。
午前最初の挨拶で、昨今の社会問題を踏まえて、科学立国としてのSSHの重要性を香川県教育委員会・教育委員長からコメントがあったことは、社会と科学の接点を考えることの重要性を改めて痛感しました。それについて、今年度の活動内容の概略。海外への派遣もあり、とてもactiveにされていました。海外派遣については、実際にいった生徒さんからの発表があり、大きな刺激(施設、自然、英語力の必要性など)を受けたのだというのが、伝わってきました。また、普段の授業では、科学力を身につけるために、数学的思考力、つまり、回答例を覚えず、あれこれと考えることの大切を実施されているのは、感動でした。先日も書きましたが、「書くことの大切さ」ということも取り入れられ。。。こうした活動が大学、社会に出て大きな力になるのではと実感できました。このような活動状況を踏まえて、昼に運営指導委員、県教委の先生方を含めて、改めて、「文章力」、「英語力」、「プレゼン力」の重要性を改めて、議論できたのは何よりでしたし、校長先生の方から、本プログラムに直接関係している先生方が1/4。また、1年生の先生方は、全員で行っていると。まさに、全員力で、活動をされているのは、本当にここのSSH活動のすごいところであり、評価すべきところではないかと。。。。
午後からは、課題研究の全体像。いろいろなことにトライしていること。さらに、4つのコンソーシアム、コアSSHに参加していると言うも、すごいと。。。それに続いて、課題研究のポスターセション。質疑の時間が、40minしかなかったので、ダイコンコンソーシアム、アブラナコンソーシアムの実験について、それぞれ、deepに議論しました。反復実験によるふれ、いわゆる分散の問題と実験系の検証。アブラナコンソーシアムは、来週の末に水沢で発表会があるので、そこでも、また、議論できるのではと思いました。楽しみにしております。最後には活動全体への質疑もdeepな議論でした。それは、この観音寺第一のSSHの取組が他の学校から見て、優れている証拠ではないかと思いました。最後の講評のところで、「広報の重要性」を説かれた先生もいらっしゃいました。時代もここまで来たのだなと。。。感動でした。運営指導委員会では、委員から最近の若手の「積極性・消極性」、「Creativity」、「仕事に対する興味」、「いかにおもしろみを見つけるのか?」、「試行錯誤」、「思考力」、「戦略性」ということを言われて、小中高大連携を超えて、企業まで連携を考えないといけないのだと。。。
最後になりましたが、石井先生、猪熊先生、校長先生をはじめとする関係の先生方、香川県教育委員会の方々に、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。次年度、さらなる発展とまた、講義にうかがえるのを楽しみにしております。
わたなべしるす
PS. 昨年のこの会議で、SSHをされている埼玉県立浦和第一女子高等学校の菅野先生にばったりお目にかかったのを思い出しました。高校には、科学者の卵のエクステンドコースの指導などで伺っていたものの、打合せもなく、四国の地でお会いするとは。。。ほんとびっくりでした。そんなことを思い出しました。今年度は、物理の伊藤先生が参加され、観音寺第一高校のSSHの取組が評価されているのだなと、実感できた1日でした。
PS.のPS. 自分が海外に行ったのは、1991年の秋。アメリカ・アリゾナ州のツーソンでした。英語も満足にしゃべることができず、本当に恥ずかしい思いをしました。今でも、こうしたことを書くたびに思い出します(ちょっと、HPにはかけないような。。。情けないとしか言いようがないことの連続でした。)。。。ただ、positiveな意味で思い出すのは、湿度が10%くらいであせもあっという間に気化して、シャツの襟首のところが汚れないというか、。。。不思議な現象でした。砂漠に大きなサボテンが自生しているのも。。。Los Angelesの博物館をtransitの関係で見たのですが、その当時。。。同じところに、海外派遣で行った発表には驚きでした。20年の時を超えて。。。(もちろん、展示物の変更はあったのでしょうが。。自分の記憶が追いつかないので、何が違うのかを思い出せませんが。。。)
PS.のPS.のPS. 数学の授業の中で、おもしろい問題を様々な解答をグループで検討されているのは、positiveなことではと。。。こうした論理的に考えることは、SSHだけでなく、普段の生活でも重要と思うわけです。ところが、最近の数学には、問題集に事細かな解答例があるとか。自分の高校時代には、こんなものはなかったわけで。。。そうしたとき、かつてやっていたことをもう一度考え直す、つまり、今、あの問題集がとある私立高校だけでしか使われてないのは、もったいないというか、問題ではないのかなと思ったのでした。ぜひ、古きを温める問題集をSSHで使って考える力をと思った次第です。去年も愛媛新聞の道標に短くは書いたのですが。。。あらためて。。
さて、SSHの運営指導委員は、岩手県から鹿児島県まで。ずいぶんと多くなりました。今月頭に、鹿児島県立錦江湾高等学校の研究成果発表会。今日が香川県立観音寺第一高等学校。来週は、宮城県仙台第三高等学校、岩手県立盛岡第三高等学校、福島県立福島高等学校、岩手県立水沢高等学校という形で、研究成果発表会と運営指導委員会。こうしたことをまとめて見聞できるのは、比較検討もでき、こちらもよい刺激を頂きます。今年度、観音寺一高校には、6月に講義と運営指導委員会、11月にアブラナ多様性の講義。それ以来です。
午前最初の挨拶で、昨今の社会問題を踏まえて、科学立国としてのSSHの重要性を香川県教育委員会・教育委員長からコメントがあったことは、社会と科学の接点を考えることの重要性を改めて痛感しました。それについて、今年度の活動内容の概略。海外への派遣もあり、とてもactiveにされていました。海外派遣については、実際にいった生徒さんからの発表があり、大きな刺激(施設、自然、英語力の必要性など)を受けたのだというのが、伝わってきました。また、普段の授業では、科学力を身につけるために、数学的思考力、つまり、回答例を覚えず、あれこれと考えることの大切を実施されているのは、感動でした。先日も書きましたが、「書くことの大切さ」ということも取り入れられ。。。こうした活動が大学、社会に出て大きな力になるのではと実感できました。このような活動状況を踏まえて、昼に運営指導委員、県教委の先生方を含めて、改めて、「文章力」、「英語力」、「プレゼン力」の重要性を改めて、議論できたのは何よりでしたし、校長先生の方から、本プログラムに直接関係している先生方が1/4。また、1年生の先生方は、全員で行っていると。まさに、全員力で、活動をされているのは、本当にここのSSH活動のすごいところであり、評価すべきところではないかと。。。。
午後からは、課題研究の全体像。いろいろなことにトライしていること。さらに、4つのコンソーシアム、コアSSHに参加していると言うも、すごいと。。。それに続いて、課題研究のポスターセション。質疑の時間が、40minしかなかったので、ダイコンコンソーシアム、アブラナコンソーシアムの実験について、それぞれ、deepに議論しました。反復実験によるふれ、いわゆる分散の問題と実験系の検証。アブラナコンソーシアムは、来週の末に水沢で発表会があるので、そこでも、また、議論できるのではと思いました。楽しみにしております。最後には活動全体への質疑もdeepな議論でした。それは、この観音寺第一のSSHの取組が他の学校から見て、優れている証拠ではないかと思いました。最後の講評のところで、「広報の重要性」を説かれた先生もいらっしゃいました。時代もここまで来たのだなと。。。感動でした。運営指導委員会では、委員から最近の若手の「積極性・消極性」、「Creativity」、「仕事に対する興味」、「いかにおもしろみを見つけるのか?」、「試行錯誤」、「思考力」、「戦略性」ということを言われて、小中高大連携を超えて、企業まで連携を考えないといけないのだと。。。
最後になりましたが、石井先生、猪熊先生、校長先生をはじめとする関係の先生方、香川県教育委員会の方々に、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。次年度、さらなる発展とまた、講義にうかがえるのを楽しみにしております。
わたなべしるす
PS. 昨年のこの会議で、SSHをされている埼玉県立浦和第一女子高等学校の菅野先生にばったりお目にかかったのを思い出しました。高校には、科学者の卵のエクステンドコースの指導などで伺っていたものの、打合せもなく、四国の地でお会いするとは。。。ほんとびっくりでした。そんなことを思い出しました。今年度は、物理の伊藤先生が参加され、観音寺第一高校のSSHの取組が評価されているのだなと、実感できた1日でした。
PS.のPS. 自分が海外に行ったのは、1991年の秋。アメリカ・アリゾナ州のツーソンでした。英語も満足にしゃべることができず、本当に恥ずかしい思いをしました。今でも、こうしたことを書くたびに思い出します(ちょっと、HPにはかけないような。。。情けないとしか言いようがないことの連続でした。)。。。ただ、positiveな意味で思い出すのは、湿度が10%くらいであせもあっという間に気化して、シャツの襟首のところが汚れないというか、。。。不思議な現象でした。砂漠に大きなサボテンが自生しているのも。。。Los Angelesの博物館をtransitの関係で見たのですが、その当時。。。同じところに、海外派遣で行った発表には驚きでした。20年の時を超えて。。。(もちろん、展示物の変更はあったのでしょうが。。自分の記憶が追いつかないので、何が違うのかを思い出せませんが。。。)
PS.のPS.のPS. 数学の授業の中で、おもしろい問題を様々な解答をグループで検討されているのは、positiveなことではと。。。こうした論理的に考えることは、SSHだけでなく、普段の生活でも重要と思うわけです。ところが、最近の数学には、問題集に事細かな解答例があるとか。自分の高校時代には、こんなものはなかったわけで。。。そうしたとき、かつてやっていたことをもう一度考え直す、つまり、今、あの問題集がとある私立高校だけでしか使われてないのは、もったいないというか、問題ではないのかなと思ったのでした。ぜひ、古きを温める問題集をSSHで使って考える力をと思った次第です。去年も愛媛新聞の道標に短くは書いたのですが。。。あらためて。。