東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【出前講義】石川県立小松高等学校・SSH研究指導「ダイコン多様性、交雑、維持管理」(4/16)

2013年4月16日 (火)

 朝の仙台はずいぶんと涼しい気温でした。東京での表彰式の時の気温は、さほどでも。ところが、日本アルプスを越えた、日本海側では、いわゆる、「フェーン現象」で30oC近く。。。仙台での、セーターとウィンドブレーカーでは、ちょっと季節違いの格好でした。。。

DSCN5865.JPG さて、今年度、本格的なアウトリーチ活動、出前講義の最初が、石川県立小松高等学校のSSH・研究活動の指導。ダイコンを研究している「生物班」。最初に渡辺の自己紹介を兼ねて、なぜ、自家不和合性があるのか。2, 3年生には、これまでにも講義で伺っているので、新入生の1年生に。なんと、。。「集団の遺伝的多様性を高めるため」という、justのコメントには、本当にびっくり。今年の「生物班」はとても楽しみです。これに続いて、ガラス室、外で栽培しているダイコンについて、実際に辛味を実感したり、花、葉っぱ、根っこなどの多様性を観察してもらい、これからのヒントになったのではないかと思います。最後には、新入生がどのような担当をするかということをしっかり議論していたのは感動でした。さすが、上級生。あちこちの発表するチャンスを活かして、すごい発表を楽しみにしています。

DSCN5875.JPG 引き続き、受験生である3年生との受験に向けての討論会。渡辺も受験の学年の3年生の時にはいろいろと悩んだような。。。。悩みはつきないと思いますが、できることをしっかりやることが、自分の将来につながるのではと。。また、悩みがあれば、いつでも。。

 最後には、SSHを担当されている先生方とこれからの方針など、deepに議論できたことは、小松高校だけでなく、今年度の最初として、とても重要でした。ありがとうございました。


 わたなべしるす

 PS. 今回もすばらしいwelcome boardでした。ありがとうございました。

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