東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

物理、気象、心理(2/14)

2014年2月14日 (金)

 また、雪が降り始めた。というか、明日の京都市内での出前講義で京都であるが、関西も雪で大変なようである。最初は、暖冬といっていたような。。。そんな冬。というか、冬のソチ五輪が始まって、1 weekが過ぎたとか。スポーツは見るものというか、寒い雪の中でなにかをするというのは、自身としては苦手である。スキー、スノーボードはやったことがないというか、スキー場に行ったことがない。仙台にきて、30年になるのにもったいないと言われるが、寒いときに、寒いところにいくというのは。。。やっぱりだめである。ただ、高校時代に苦手であった「物理」現象が随所にあるような。典型的と思えるのは「カーリング」。石と石がぶつかる。その速さと角度を考えると。。ただ、理論の通りにはいかないというのが、人間がやるスポーツだからであろう。ちょっとしたコントロールで、思ったようになったり、ならなかったり。。。

DSCN1718.JPG 氷の条件というか、製氷も理論的な平面ではない。その意味で、微気象というか、そんなこともあるのだろう。こうした細かな数値を仮定して、シミュレーションするというのはできないのだろうか。たとえば、SSHの課題研究のようなことで、一連のことをシミュレーションしてみるのはどうだろうか。netなどのゲームをやるより、おもしろい結果が出るような気がする。もう少し気象が大きく関係するのは、スキーであろう。雪質によって使うwaxも違うとか。スキーをしたことがないので。。。正確にわからないのであるが。。。それから、スキーのジャンプはジャンプ台の形状によっても、先の物理現象も影響を大きく受けるであろう。もちろん、気温、風速、風向など、考えないとというか、その条件でどうするかをより考えないといけない、そんなこととなると、物理現象だけではなくなる。

 つまり、刻々と変わる気象条件にあわせて、どのように「即時対応」するかというある種の心理戦になる。というか、心理面をより強化することも大事なのであろう。こうなると、スポーツであるが、刻々と変わる世界状況に合わせて、自分たちの研究をどう展開するのか、どの様に発表するのかなど、研究をするということとも相通じるというか、同じような感覚になる。次の一手をどうするのか、それをどの角度から、それによって、展開が違ってくる。あと、1 weekくらいあるのだろうか。ソチ五輪。スポーツから多くのことを学んで、研究に活かさないと。。。これも異分野融合ではないのだろうか。。。。こんなことをしないで、明日の出前講義に備えて、宿題をしないと。。。

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 わたなべしるす



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