東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【研究室訪問】循環型科学者の卵養成講座・発展コース「プラズマ照射法で自家不和合性を破る」、研究発表会準備-2(2/21, 22:50写真追加)

2014年2月21日 (金)

 この発展コースの発表会に向けて、前回準備をしたのが、2/4(火)。今のように雪もなく、今年も余り雪も降らないでと。。何より、その日が立春でしたので、これから春になるぞと、楽しみにしていました。。。ところが、そのあとの2週続けての週末の大雪で、。。今でも仙台は解けてないところで、10cm程度。道路にはさすがに雪がないですが、路肩には、大量の雪が積まれて。。。。どうすればよいのか。。いつまでこの雪があるのか。予報を見ていると、来週後半には暖かくなり、雨が降るという予報も。。。雪にならないことを祈りつつ。。。

DSCN1752.JPG その発展コースの発表の準備は次の日曜日に3名の高校生が集合して、ポスターとプレゼンを完成させると言うことで。期末試験中なのですが、学校の帰りに、仙台二華高校の丹野さんに前回のポスター作成の指導の続き。渡辺が高校生の頃はさすがに、試験中は午前中で帰り、翌日の試験に備えて、勉強をしていたような。。。したからといって、できた訳でも何でもないのですが。。。渡辺の頃には、もちろん「情報」と言うようなことは習うこともなく、というより、パソコンを初めて見たのが、高校生から大学生になるとき。それも友達のところで。40~100万位したような。。。とても買える代物ではありませんでした。今や、ほとんどの家庭には、パソコンがあり、MS-Wordも使っているというのでは。ただ、「情報」も高校生では、2年生で学習とか。その中で、ポスターをつくることは、大変だろうなと。。。今回は改めて、dataを見直したり、どの様に見せると、よりインパクトがあるか。あとは、細かな点。ここには、横線があった方がよいとか、文章は基本、過去形で書くとか。。。高校でやっている国語、理科の時間とは、また違った「ある種のお作法」が、科学論文というか、そうしたものにはあるので。。。それを覚えるのも大変だと思います。こちらで少し文案を考えたり、あるいは、こんな写真はとか。いくつかのsuggestionをしながら、だいたい、素案は完成。

DSCN1754.JPG で、ここで気になったのは、実際に自宅に帰ってから、Wordでつくるとなったとき、大丈夫だろうかと。。。そこで、少し帰宅時間まで時間があるというので、渡辺の机のパソコンを使ってもらって、実習というか、実際にポスターを直してもらい。。。こちらが気がついたことをコメントしながら。。Wordを使い始めたのは、このポスター作りからといっていましたが、さすが、若いです。どんどん吸収して、つくっていくのを見ると、昔、パソコンを使い始めて、今は、MS-Wordが文章を書くために主流ですが、昔は「一太郎」。その一太郎で、特殊文字を作ることをずいぶんとやっていたような。そんなことを思い出しました。週末には、試験勉強をしながら、このポスターも仕上げるというのは大変だと思います。と言うか、たいしたものだと。。。。今回は、実際に作製もあったので、3hr弱。お疲れ様でしたというか、定期試験もがんばって下さい。このポスターの続きは、また、日曜日に3人集まってと言うことで。。。

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 わたなべしるす

 PS. 昨日の夕方、アルバイトをしてくれていた農学部3年の志田さんが、最後のご挨拶に。。配属先の研究室も決まり、忙しい中、ありがとうございました。また、来月にお疲れ様会をしたいと思いますので。志田さんと最初にお会いしたのは、震災のあと、すぐの3月後半か、4月のはじめ。。何もかも壊れたところから、片付けなどもしてもらい、実験ができるようになり。。。あれから3年になるのだと。。。時間がたつのも早いのと、大変だった時期を一緒に乗り切ってくれた方がいらっしゃらなくなるのは、何というか、寂しさを感じますが、また、どこかでご一緒できれば。。本当にありがとうございました。

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