東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【研究室訪問】オープンキャンパスに伴う秋田県立秋田南高等学校3年生、来訪(7/30)

2014年7月30日 (水)

 昨日の夜に帰るとき、本部の脇を通ると、昼間に草刈りをしていたようで、草の青いにおいというか、やっぱり草刈りしたあとのにおいはよいものだなと。ただ、香気性成分なので、朝にはほとんどなく、日中の暑さで、なくなっていました。さて、7/16(水)にお知らせしたとおり、7/30-31は、本学のオープンキャンパス。2日間に分けて、4つくらいの高校生が研究室見学に。初日は、秋田県立秋田南高等学校の受験生である3年生10名と引率の遠藤先生。時間が30minという中で、渡辺の研究室で何をやっているのかということと、生物系の研究室とはどんなところという見学。秋田県立秋田南高等学校の生徒さんたちは、7/7(月)にもイネの研究の討論ということでいらっしゃいましたが、その時とはちがうメンバー。渡辺の研究室を見学したあとは、農学部、医学部のオープンキャンパスに参加するとのこと。渡辺は学部を持っていませんが、大学院でこの中から一緒に研究をする方が表れるのを楽しみにしています。

DSCN3450.JPG 簡単な講義ということで、先日の「科学者の卵養成講座」の時に使ったプレゼンシートを液晶にうつして。自家不和合性の仕組み、それと類似の分子が受精にも関係しているという概略的な話。来てくれた生徒さんのうち、1名だけが物理履修。渡辺もそうでしたと。将来、農学部で何を学ぶにも、物理をとっているということで、不利というか、そんなことはないですからと。渡辺は、数学、物理、化学で受験だったこともあり、今、遺伝学をやる上での論理性というか、そんな面ではよかったような。。。もちろん、生物を履修しているヒトは、また、ちがった側面があると思いますので。何より、大学に入っても、もっとdeepなことを学ぶことはたくさんありますので。

 後半の研究室内の説明は、同郷の田口さんにお願いとしたいところでしたが、ちょうど実験の農繁期。去年まで秋田県の大学にいたということで、岩本君に。少し説明をするのになれてきてくれたでしょうか。わかるように説明する力をつけるのも大事ですから。。。

DSCN3453.JPG 最後は質問の時間でしたが、特にこれというのもなく。。。受験生でサイエンスよりも、テストの点数の方が。。。と思いました。実際、渡辺も夏休み当たりから、プレッシャーがかかり、11月にはピークになっていたような。その意味では、ちょっとしたオアシスの時間だったのでは。。。最後の最後はいつものように世界に向けて情報発信。この学校は、特に「バリィさん」がお気に入りで。。。ありがたい限りです。また、明日もちがう高校生が来る予定。というか、今日、来たいといっていた高校生が、青葉山から下りてくるのが大変ということで、また、別の機会にという連絡も。いつでもwelcomeですので。。。

DSCN3455.JPG 最後になりましたが、setting頂きました遠藤先生、ありがとうございました。科学者の卵、出前講義等でお世話になることができれば、幸いです。また、研究室のスタッフ、院生の皆さんには、お手伝い頂きました。ありがとうございました。また、明日もよろしくお願いします。


 わたなべしるす


 PS. 時間の関係で、伊藤さんがさらっと書いてくれていましたが、知人から「カブトムシ」をたくさん頂きました。何年ぶりでしょうか。こんなたくさんのカブトムシのつがい。もしかしたら、小学校の頃以来かも。。。この暑い中を郵送されてくるということは、カブトムシにはかなりのストレス。送ってくれた方は、丁寧に中に冷却剤等を入れてくれていましたが、それでも開けるとかなりの高温。さすがにカブトムシには大変だったのだろうと。。。。そんなで、つい、食用にしている「いよかんゼリー」を投入。かなり、喜んでいました。このカブトムシたち。このあとどうなったのかは、また、伊藤さんがこのHPを通じて。。。ということで。送ってくれた方に感謝です。ありがとうございました。

DSC00810.JPG PS.のPS. 夕方に共同研究をしている先生がいらっしゃり、実際にやっている現場の方々と細かな話しを。。。こちらは脇で聞きながら、こうしたらというコメント。何となく、昔、渡辺が学部生、院生の頃に、日向先生にいわれて、東大にいらした磯貝先生のところに行って、遅い時間まで議論していたのを思い出しました。


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