東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

2014年11月の記事です。

【全学教育科目・展開ゼミ】理学部・藤井経過報告(35)

2014年11月11日 (火)

 こんばんは。理学部の藤井穂乃香です。第二回目の経過報告をします。

 ○カブについて前回、水のやりすぎを指摘されてから、水の量を減らしました。具体的には、指摘される前は「土の表面が乾いたら、鉢の底から水が滴るくらいまで水をやる」ことを目安に2~3日に一回、約250mLの水を与えていましたが、指摘されてからは、3日に一回、80~100mLをあげるようにしています。おかげですくすくと生長し、葉が7枚出ているものが1株(写真の④の株)、葉が6枚出ているものが4株(④以外)となりました。上から見ると分かりづらいですが、横から見ると小さな葉の芽が確認できます。それが2枚目の写真のものです。1枚目の写真の②の株については、双葉のうちの片方が早々に枯れてしまったため現在葉は5枚しか残っていませんが、枯れた分も合わせると6枚となっています。葉が枯れた影響で光合成をする部分の総面積が他の株より小さくなったためか、比較的生長が遅いように思います。4日前までは6株植えてありましたが、土をいじっている最中に茎を傷つけてしまったため、1株枯れさせてしまいました。今後はこのような不注意が無いように気を付けたいと思います。

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zemi201411102.jpg ○レッドキャベツスプラウトについて前回、ライトを上から当て続けて生長させたらどうかということを提案しましたが、中間試験や物理学実験の結果報告会の準備に追われていたためまだ実施には至っていません。すみません。早く着手したいと思います。


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渡辺コメント

 理学部・藤井さん、2回目の投稿ありがとうございました。写真の撮影も上から、横からと工夫していて、niceです。かれることはあります。そんな時、早めに気がついたら、しおれそうになったとき、思い切って、間引きをして、食してみるということをされてはどうでしょうか。次からは、そんな風に考えると、前向きに色々とチャレンジできるのではないでしょうか。栽培している場所、温度などがわかりませんが、植物の色としては、よい緑色だと思います。もう少し水やり頻度を下げても、大丈夫と思います。これから気温も下がりますので。4~5日に1回とか、もっと置いても大丈夫と思います。少し心を鬼にする方が帰ってよかったりするのが、去年の例でした。あと、葉っぱの枚数を数えるとき、使用の数は入れません。本葉の数だけです。念のために。。。。

 スプラウトはそうですか。試験でしたか。ごくろうさまです。ぜひ、時間を見つけて、トライして下さい。植物と光の関係を理解する上で、大切ですので。また、実験を工夫するということでは、大事ですから。ということで、週末金曜日の発表会の準備をしっかりして下さい。楽しみにしています。


 わたなべしるす
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サンキュー!お土産と梨 そして、じゃこ天のうんちく

2014年11月10日 (月)

最近、寒うございます。増子です。前回のハードコールドなソフトボール大会後、私は鼻水が止まらなくなりまして。週末は鼻を垂らしながらおりました。ずびー。

 

とにもかくにも毎日寒い仙台なのですが、その寒風は片平キャンパス内のイチョウの紅葉をいっそう鮮やかにしています。写真は、正門前の大イチョウ(左)と、本部横のメタセコイヤ並木中のイチョウ(右)です。毎年、見惚れてしまう美しさです。実物はもっときれいなので、機会があればぜひ一度ご覧になってくださいね。

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そんな今日、渡辺先生のお土産が届きました!今回も大量です。先週1週間、渡辺先生は先週、四国方面に長期ロードに出ておられまして、そのお土産を先に仙台に送っており、今日届いたんですね。いつもありがとうございます!

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まずは、愛媛・宇和島名産のじゃこ天です!愛媛の名物でありますが、東北では殆ど売ってないため、私は学生の頃まで存在を知りませんでした。ですが、なんと!仙台藩・伊達家と非常に縁が深いものらしいんですね。宇和島藩の藩主・伊達秀宗(伊達政宗の長男だよ)が、仙台をしのんで職人を連れてきて作らせたのが始まりだと言われているんですね。

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宇和島の初代藩主・伊達秀宗は正室・愛姫の子ではないんですが、伊達政宗の長男です。本来は彼が仙台藩を継ぐはずでした。しかし、幼い頃に豊臣秀吉に養子(まあ、体のいい人質ですね)として預けられ、長い人質生活を送ることに。当時はよくあった事なんですが、可哀想ですね。

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後に秀吉の元で、"秀"の字を取って"秀宗"を名乗り元服しますが、秀吉が倒れて徳川の世になってしまったり、正室である愛姫に男子が生まれたりした事から、秀宗は仙台藩を継ぐことが出来なくなってしまうんですねー。当時はよくあった事でしょうが、ほんとーーに気の毒です。

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政宗はさすがに悪いと思ったのか、家康から大阪夏の陣参陣の礼として賜った伊予の土地、宇和島を秀宗に与えて藩主とするのでした。秀宗は、自分を仙台藩から追いやった政宗をたいそう恨んだそうですが、色々あって政宗と和解した後は和歌の交換などをして交流を深めたとのことです。そんな秀宗が故郷・仙台を想い、職人に伊予の地魚を使って作らせたのが、このじゃこ天って訳なんですよー。そう考えると、涙なしでは食べられませんですよ。はー、むしゃむしゃ。

 

次は、母恵夢のお菓子詰め合わせ!ばりぃふぃーゆ、うずしおパイも入ったオールスターですね!これは美味しい!間違いないですね。

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をぐら山春秋!これは彩り豊かなおかき詰め合わせですよ。非常に美味しいです!

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こちらは、かき餅の詰め合わせ!真ん中にとっても大きいおかきが入ってます。早速、だれかの手が伸びてますね。。。他にもジャムや羊羹などいろいろありますが、後日のお楽しみにとっておいてます。

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また、大量のお土産とともに、渡辺先生のお知り合いの先生から梨を頂きました。これがとても大きいのです!伊藤さんの手にみっしりと載った2つの梨!渡辺先生が一緒に入っていたチラシを見せてくれました。

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これは、愛宕梨(左)と。。。にっこり(右)という梨です。どちらもヘビーですね!

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愛宕梨は言わずと知れた、最大の日本赤梨。大きなものは子供の頭ほどにもなるそうです。にっこりは新高と豊水のかけあわせ。平成8年に新しく出た品種だそうですよ。今日はにっこりを頂きましたが、非常にみずみずしく、美味しいなしでした。ありがとうございました!

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今日も美味しいもの沢山で幸せ~な渡辺サブグループでした。ありがとうございました!こんなに沢山ある梨とお菓子ですが、修論最終報告、ゼミを控えたメンバーに早速吸収され、明日までどのくらい残っているかなあ。。。

 

 

増子

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【全学教育科目・展開ゼミ】工学部・岩渕経過報告(34)

2014年11月10日 (月)

 こんにちは。展開ゼミ受講生の、工学部1年岩渕です。大学祭のバタバタで間が空いてしまいましたが、2回目のレポートです!

 ☆ホウレンソウについて
 前回の報告時に頂いたアドバイスを元に、記事がUPされた日に
 ・明らかに発芽していない種の除去
 ・肥料を1/4程度(5粒)の除去
 を行い、観察・水やりと、寒さ対策のための植木鉢の出し入れを続けました。ただ、肥料となる灰を手に入れることはできなかった上、大学祭期間(10/30~11/2)に植木鉢の出し入れに手が回りませんでした。猛省です。

 また、11/4日に追肥を行いました。3つの茎の間に1個ずつ渡された肥料を撒きました。肥料を丸で囲んでいます。量等大丈夫でしょうか?奥の肥料が茎と近い気がしますが・・・
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Iwabuchi-1110-1.png そして11/7日現在、ホウレンソウはこんな感じになっています。
                 ↓

Iwabuchi-1110-2.JPG 一つ気になったのは、成長が遅いのではないかという点です。1回目のレポートで、先生から成長は遅い種類であるとコメントを頂きましたが・・・。他の受講生の方の報告を見ていると、不安でしかないです。。。ひとまず、まだまだじっくりと様子を見ながら育成するつもりです。

 ☆カイワレダイコンについて
 前回、伸びが揃っていないとの指摘を受けて、その原因について考察しましたが、おそらく水への浸しすぎが原因なのではないかと考えました。(というか今考えたらそんな育て方をしている人って自分しかいないのではないでしょうか?)これは、10/29に撮影した、カイワレダイコンを横から見た様子です。
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Iwabuchi-1110-3.png この写真から、矢印を境にしてしっかりと伸びているものと、コップの半分程度で成長が止まっているものの2つに分けられると思います。写真からは見づらいですが、水位はコップの半分程度で成長が止まっている茎の葉っぱより1cm低い程度でした。他の方の投稿や、Web等で調べたものを見る限り、ここまで水を浸しているものはなかったのでそれが原因だと思いました・・・((これはこれで実験になるのではないでしょうか))。幸い、種はまだまだあるのでもう1回育成を開始したいと思います・・・!

 ☆まとめ
 植物自体は成長自体はしていますし、カイワレダイコンもとりあえず1回目の育成は完結しそうだったのでよかったです。ただ、学祭などで忙しく、手入れができない時期があったこと、また、育成以外で考察してみたいこと(コストパフォーマンスの算出、市販品との比較等)に手が届かなかったことが反省点です。中間発表が目前なので、そこまで手が届くかどうかは分かりませんが、できる限りのことはやってみようと思います。

 ☆質問点!
 1. 11/4のホウレンソウの追肥は大丈夫か
 2. ホウレンソウの成長速度は問題ないのか
 3. カイワレダイコンの発育が揃わない要因は水への浸しすぎが原因なのか

 以上3点、宜しくお願いします。長くなりましたが第2回目のレポートでした!今週の金曜日の中間発表、宜しくお願いします。


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渡辺コメント

 工学部・岩渕さん、2回目の投稿、ありがとうございました。ホウレンソウは、まず、発芽が難しいのがあります。その点はよいのではないでしょうか。追肥の位置は、問題ありません。量についてもよいと思いますよ。また、頃合いを見て、追肥するのがよいのでは。成長速度。これは、少し考えました。この植木ばちの後ろに日付があるのに加えて、気温と湿度があるのを見つけました。18oCというのは夜にしては寒くないでしょうか。もう少し暖かいところに、夜、おくことができれば。。。あと、日中は、日当たりがよいですか。どれくらいの温度になっているでしょうか。例えば、夜がこの温度でも日中が日当たりがあって、室内で25oCくらいあれば、成長すると思います。もうひとつ気になるのは、湿度が少し高いかなと思います。今の時期、もう少し湿度が低いような。研究室では、40%を下回るときも。その点、湿度が高いと、何がよくないのか、的確にコメントできないですが、湿度は、もう少し低くて、日中の温度管理を高めにする。そうしたら、もう少し成長がよくなると思いますが、。。他に、ホウレンソウを育てている方がいなかったような。。。なので、温度の影響だと思います。

 で、カイワレダイコン。確かに水に1cmもつけるというのは、ないと思います。これも実験ですが、水で常に浸かっている状態とこれくらいの水の量というので比較実験をすることが実験だと思います。常に、何かをcontrolにすれば、よいのではと思います。どんな実験でも。あとは、いろいろあっていそがしいかもしれないですが、あとは、作物への愛情が少し足りないかなと。。。それがもう少しあれば、成長はよくなると思います。たぶん。。

 あと、この講義の特色である、文章力という点では、しっかりした報告、何を見て、何を考え、何が疑問なのかを的確にまとめているのは、niceですよ。他の方も、ぜひ、参考にしてください。

 では、金曜日の発表を楽しみにしています。コスト計算は、最後の発表でもよいですよ。最終的に何を食べることができて、それがどれくらい経費がかかったかを計算できればよいので。


 わたなべしるす
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【全学教育科目・展開ゼミ】工学部・平野経過報告(33)

2014年11月10日 (月)

 工学部機械知能航空工学科1年平野智大です。今回が2回目の投稿です。1回目は植物の情報が不十分すぎて申し訳ありませんでした。今回はこれまでの方々の投稿を十分参考にした上で投稿したいと思います。まずこちらが今の状況のカイワレダイコンとコネギです。

IMG_2583.jpg カイワレダイコンは1回目の投稿時は葉が黄色く先生が日光が足りないとの指摘をしてくださったので、以降日光に当てたら葉が緑になりました。そして底の紙が乾かないように水をやり、できるだけ日光に当てているのですが思ったように背丈が伸びずコップの口を越えていません。

 コネギの方もこまめに水をやり肥料もまいているのですが、まっすぐ葉が立っていない状況です。風も強いので常に外に置いておくことができていません。うまくいかない理由として思い浮かぶとしたら、水をやりすぎているのかもしれないということなのですが、どうなんでしょうか。


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渡辺コメント

 工学部・平野さん、2回目の投稿、ありがとうございました。前回よりは、確かに緑になりましたが、ぜひ、近くのスーパーなどに行って、市販のものがどうなっているか、観察、あるいは、食べてみてください。この時点で試食してみるのも一つだと思います。もちろん、比較しながら。味がずいぶん違うような気がします。

 ネギも徒長ですね。水やりもあると思いますが、光量が足りないですね。日が当たるところにおくと違うと思います。他の人のをぜひ、参考にしてください。金曜日の中間発表を楽しみにしています。

 わたなべしるす
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【全学教育科目・展開ゼミ】展開ゼミ「秋冬野菜を盆栽として育ててみよう」、中間発表会はオリエンテーションを行った片平で行います(11/10、お知らせから再掲)

2014年11月10日 (月)

 展開ゼミ「秋冬野菜を盆栽として育ててみよう」のみなさまへ

 10/8(土)にお知らせで掲載したのですが、ブログだけを見ていると、気がつかないかと思いまして。以下、改めて、展開ゼミにlinkされて、再掲しておきます。時間がまだ未定ですみません。明日には、発表します。お待ち下さい。基本、17:00で。


 わたなべしるす

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(以下、再掲)

 ずいぶん、寒くなったような。これでは野菜の生長がずいぶん抑制されるのではと気になります。。。まだ、出張から仙台に戻れず。。。展開ゼミへの投稿もずいぶん、増えてきました。

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 展開ゼミですが、中間発表会は前回と同じ場所(片平キャンパス・大学院生命科学研究科本館3Fセミナー室)で行います。種子などを渡した最初の時と同じ場所と同じです。予定通りであれば、17:00スタートと思っています。セミナー室の確保の問題で。。。すみません。確定できておりません。お許しください。

 時間については、きちんと決まり次第、連絡します。

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 中間発表は、Power Pointで行います。パソコン、USBなどにdataを入れてお持ち下さい。1人、数分での発表で、これまでの記録とどの様な工夫をしたのかということを、きちんと説明して下さい。

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  なお、発表できるのは、中間発表までにきちんと2回のHPへの投稿が完了している受講生に限定します。10/10(金)に、中間発表会までに2回、記録を 送るように言いましたが、余りに実行されないので、このような措置を執ることにしました。もう少しまじめに、問題なく対応頂けるものと確信していました。 少なくとも去年の基礎ゼミの受講生はそのような対応でしたので。必須とそうでない講義の違いかも知れないですが。。。

 もちろん、2日連続での投稿もありかも知れないですが、1ヶ月の間に2回という条件は満たしますが、植物が生長していること、それを日々管理していることが大事ですので。これまでの日々の活動がどうであったのか、そうしたことでよいのかなど、考えて下さい。


 では、また、連絡します。

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 わたなべ拝

 PS. こうした対応にしようとしたきっかけは、とある、なんとか法人の関係で、出張しており、その中で、日本の大学の講義は甘くて、外国では、Cをとると、退学 になるとか。。。そんな刺激もあり、こうした刺激ある講義を頂いた先生には、感謝します。ありがとうございました。


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