東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

2014年11月の記事です。

【全学教育科目・展開ゼミ】工学部・工藤経過報告(57)

2014年11月14日 (金)

 工学部の工藤です。続きを報告させていただきます。プラコップに移植し、徒長していた芽は茎を土の中に埋めていました。このまま本葉がでてくるまで育成することにしました。それまで、なるべく土が湿った状態を維持できるように注意しました。その後、一週間を毎日観察しながら育てていましたが、本葉が出始める気配すらありませんでした。茎は順調に徒長を続けていたために、危機感を覚え、さらに詳しく調べてみることにしました。その結果、窓ガラス越しに太陽光を当てている状態では、不足しているとのこと。風に揺られたり、芯を手で触ることも有効だと知りました。それ以降、屋外に出すようになり、直射日光と風を当て続けた結果、本葉が出る兆候を確認。鉢とプランターに移植することにしました。徒長している苗が多かったために、土にできるだけ埋めて植え替えを行いました。茎が貧弱なものがあったので、つまようじをそばにさして、添え木としました。プランターに植え替えた後は、のびのびと成長。順調に育ち始めました。

DSC_0487.JPG 豆苗は、コップの底にティッシュを敷き、ラップをかけて暗所に置きました。次の日に根が出始め、その次の日には芽が上に伸び始めました。その後も順調に育っています。既製品との比較を次に報告したいと思います。

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渡辺コメント

 工学部・工藤さん、2回目の投稿ありがとうございました。1回目から、18min後の投稿ですか。。。徒長防止など、対応はできていると思います。水をやりすぎの可能性はありますが。検討して下さい。あと、前半の投稿には日付けがありましたが、後半のにはありませんね。

 豆苗はいつ播種したのでしょうか。見る限り、あまり生長がよくありません。ちゃんとした対応をして下さい。では、今日の発表会の準備をしっかりして下さい。楽しみにしています。


 わたなべしるす
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【全学教育科目・展開ゼミ】工学部・工藤経過報告(56)

2014年11月14日 (金)

 工学部の工藤です。データ紛失してしまったために、直前に連続での報告となってしまい申し訳ありません。豆苗とサボイキャベツを育てています。

 10月11日に、キャベツの種をシャーレで育て始めました。室温がだいぶ高い状態であったので、シャーレに覆いをかぶせて暗い状態としただけで待つことにしました。10月12日に、種が割れていることを確認。温度が高めの状態であったからか、既に根が出ているものもある状態であったために、家にあった卵のパックを用いて、育苗ケースを作成することにしました。

DSC_0452.JPG その後しばらくケースの中で苗を育てていました。子葉すら出ていない状態であったために、水を切らさないように室内での育成を続けました。18日ころになっても本葉が出る気配がないために、このケースの中では根が十分に育たないのではないかと推測。できるだけ多くの苗を確保したかったので、プラコップの中で育成を続けることにしました。卵ケース、プラコップ共に、通気性と水はけを確保するために、そこに穴をあけ、メッシュをしいていました。

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渡辺コメント

 工学部・工藤さん、1回目の投稿ありがとうございました。dataがなくなっていたのが、どこから出てきたのでしょうか。また、文章中から、どのタイミングで、子葉が展開している状況になったのか、読み取れません。きちんとした対応をして下さい。これは、単位になる可能性がある講義であることを自覚にして下さい。では、今日の発表会の準備をしっかりして下さい。楽しみにしています。


 わたなべしるす
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【全学教育科目・展開ゼミ】宮城第一高・浅野経過報告(55)

2014年11月13日 (木)

 こんばんは、宮城第一高校の浅野です。2回目の経過報告をしたいと思います。

 まず、カイワレ大根は昨日市販の物と比べて食べてみました。

1113-Asano-1.JPG 種は10月22日にまいたので、約20日間程で食べれるようになりました。姿形は、市販の物とあまり違いがないように思いましたが、味は私が作った方が少し辛かったです。まだ、種は残っているのでもう一度作ってみたいと思います。

 ベビーリーフの方は、肥料をまいてみました。

1113-Asano-2.JPG 肥料の量はこのくらいで大丈夫でしょうか?日光には、強風と寒さ対策がまだできていないためまだ当てることができていません。今週末に対策を考えたいと思います。


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渡辺コメント

 宮城第一高・浅野さん、2回目の投稿、ありがとうございました。高校生でがんばっていますね。すばらしいです。大学生になったら、こんなことをするのだなと言うことをイメージしながら、がんばってください。

 他の受講生では、たぶん、示されてなかった、栽培したものと市販の野菜の比較、とてもniceなことです。栽培した方が、真直なのに感動しています。辛味が強かったというのは、そうなると思います。理由はうまくかけないのですが。経験的に。

 ベビーリーフは、まず、肥料は量はよいですが、植物体から、少し近いですね。もう少し離した方がよいですね。可能なら、はしとかで、つまんで遠くにしてください。あと、他の人の栽培と同じように、徒長気味です。というか、徒長しています。誰の記事か忘れましたが、100円ショップで、土を買ってうまく茎を埋めることに成功していました。その方法がよいと思います。明日以降で、管理をしてください。そうすると大きくなると思います。では、明日(17:00にこの前と同じ、片平の会議室です。)、金曜日の発表会の準備をしっかりして下さい。楽しみにしています。


 わたなべしるす
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【全学教育科目・展開ゼミ】展開ゼミ「秋冬野菜を盆栽として育ててみよう」、中間発表会は11/14(金), 予定通り17:00から片平で行います(11/13; 至急電)

2014年11月13日 (木)

 展開ゼミ「秋冬野菜を盆栽として育ててみよう」のみなさまへ

 11/10(月)にお知らせのとおり、あす、中間発表会を行います。時間をtentativeに17:00としてありましたが、予定通り、17:00からにします。後期は、理系の方々は学生実験があったような。皆さんが集まり次第、始めないと、遅くなることも想定されます。会議室は、16:00からkeepしてあります。できるだけ早く始めたいと思います。

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 もちろん、メンターの方にも最初、プレゼンをしてもらい、最後に渡辺がコメントします。作成するpptは、枚数制限は設けませんが、1人数minで終わるくらいに調整して下さい。現時点で、発表者予定数は、25人でもう少し増える予定です。
 では、明日、これまでの大変だったこと、また、逆に食して楽しんだことなど、プレゼンされるのを楽しみにしています。

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 わたなべしるす
 PS. 今日、明日で受講している友だちに連絡ができるときは、可能な限り、この状況をお知らせ下さい。よろしくお願いいたします。


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【出前講義】仙台市片平児童館・かたひらきっずサイエンス~将来の科学者をめざして~「ヒマワリのお花の秘密」(11/13, 14追記)

2014年11月13日 (木)

 研究室から見える大きなイチョウの木からも落葉が始まりました。週末にかけて、寒気が入り、ずいぶん寒くなり、盛岡は雪とか。青森ではすでに雪、みぞれがあったとか。。。寒いのは、どうもこたえます。。そんな大きなイチョウの木の北側に大学の正門があり、正門を出て、右に行くとすぐに、仙台市片平児童館仙台市片平市民センターがあります。その場所は、以前書いたとおり、昭和40年代まで附属農学研究所があったところ。もちろん、その当時のものは何も残っていませんが。。。附属農学研究所が、全国共同利用施設・遺伝生態研究センターに改組され、今の生命科学研究科に。渡辺が学生の頃が、農学研究所、助手の頃、岩手大に赴任していたときには、遺伝生態研究センター、教授として戻ってきたら、生命科学研究科。25年ほどで激変の組織なのかもしれないなと。あと、17年近くいるわけですが、たぶん。。。まだ、2回くらいは、大きな組織改編があるような気がします。このペースなら。。。そんな農学研究所と関係のある、仙台市片平児童館で、以前から打合せをしていた「かたひらきっずサイエンス~将来の科学者をめざして~」ということで、「ヒマワリのお花の秘密」という企画を。建物に入ったところに、きれいなwelcome boardが出されてありました、ありがとうございました。

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DSCN5105.JPG 今回の企画は、仙台市片平児童館の菊池館長と宮教大の内藤先生から頂いたもの。大学のそばにあって何か連携ができないかと。。。内藤先生とは、七北田小学校のNSPを企画・運営ですっかりお世話になり、その後も。色々と。。。取材などもありました。縁とは不思議なもので、前日の出前講義は、七北田小学校の時に教頭先生をされていて、今は、福岡小学校に赴任されている板橋校長先生のところ。世の中、狭いものです。また、講義の時には、宮教大・教育復興支援センターの野澤副センター長も。そんな企画で。。。

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DSCN5083.JPG 前置きが長くなりました。片平地区の小学校1年生から6年生まで33名が参加。こんなに学年が入り交じるというか、heteroな集団というか。。。初めてです。講義の最初には、渡辺の自己紹介。愛媛・今治というところは知らないようでしたが、ゆるキャラ「バリィさん」はよく知っていて、今治タオルの話をして。。。機会があったら、ぜひ、使ってみて下さい。柔らかいですから。。。講義内容は、通常は3年生の企画である「ヒマワリのお花の秘密」。1, 2年生には、少し難しい内容。4~6年生には、もうちょっとサイエンスの香りがする方が。。。ということで、お許し下さい。ヒマワリの生長過程を復習して。ヒマワリの種が何のためにあるのか、また、何個くらいあるのか、そんなことを考えてもらいました。講義の時に、よく答えてくれていたのは、4年生だったでしょうか。とてもしっかりしていたのが、感動でした。

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DSCN5065.JPG この講義に続いて、ヒマワリの種を数える。菊池館長にお願いして、1つのグループに学年が偏らないように、色々な学年になるようにと。ただ、そんなことで、各グループごとに大きさなどがちがうヒマワリの種子数を調べてもらうことに。数える前に、予想。意外とみんな堅い予想でした。。。グループによって、要領がよかったり、いろいろあるのもよいこと。高学年のお兄さん、お姉さんたちが、グループをリードしていたのは、よいことだなと。最近は、縦の繋がりが少ないと聞きますので。。。渡辺が小学生の頃は、毎朝の集団登校では、6年生が1番先頭で、5年生が1番後ろからサポートしていたような。もちろん、登校するときだけ。帰りは、道草をする毎日でした。50個、100個という束にしてもらって。。。終わったところから、報告を。全体を見て、どれくらいの大きさなら、いくつだったかを大きい順に発表。最後には、どれくらいの大きさなら、何個の種があるかも理解できたようでした。

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DSCN5099.JPG 講義が終わって、質問コーナー。ヒマワリの大きさで種の数がわかるなら、学校で学んでいるヘチマでわかるのかと。実体験と学校とがつながっている。とてもよいことだなと。ぜひ、おうちで、ヘチマのなかまのカボチャ、スイカ、メロンなどの種の数を数えてみて下さいと。。。最後の最後は、世界に向けて情報発信。このあたりでカメラの電池切れ。。。昨日からばたばたで充電できてなかったとは。失敗と反省でした。最後の最後が。。。渡辺自身が電池切れだったのかも。。。お許し下さい。

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DSCN6075.JPG 講義のあと、菊池館長、内藤先生と今後の展開について。何とか年度内に、これだけ近くにある東北大と渡辺の研究室を見学しようと。。。ぜひ、実現できれば。。。最後になりましたが、仙台市片平児童館・菊池館長、宮教大・内藤先生、宮教大・教育復興支援センター・野澤副センター長をはじめとする児童館で運営のお手伝いを頂いた多くの方々に、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。今後ともよりよい連携ができればと思います。よろしくお願いいたします。

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 わたなべしるす

 PS. 今朝、研究室に来たら、渡辺が最近よく飲んでいる缶ジュースが山のように。。。最近、疲れの見える渡辺のことを気にした皆さんからの送りもの。ありがとうございました。何とか気合いを入れて、年内を乗り切るというより、12月の頭に、4日の休みをもらうことに。遅い夏休みと称して。。。それまでがんばります。ありがとうございました。

DSCN5106.JPG PS.のPS. 11/14(金), 12:00追記、講義があった昨日の夜、片平丁小学校の1年生の方から、メールで質問をもらいました。1年生なので、ひらがな。感動でした。ありがとう!!また、質問があったら、下さいね。まっています。では、では。


 

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