東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【全学教育科目・展開ゼミ】メンター木幡君からのコメント、アイスプラントの近況

2014年12月 6日 (土)

 こんにちは。農学部2年・メンターの木幡です。中間発表から3週間ほど経ち、ますます寒くなって参りましたが、皆さん選択の野菜の調子はいかがでしょうか。本日は私の栽培するアイスプラントの近況報告をします。11/14(金)の中間発表の段階では発芽し、子葉が出てから二週間経過したところでしたが、それから本日までの約3週間の間に本葉が展開し、植物体も一度はしっかりしてきました(画像1)。しかし、この期間にかなりの芽生えが立ち枯病にやられてしまいました(画像2)。  

2014-11-30-Ice-plant-1.jpg                  画像1:アイスプラントの近況   

2014-11-30-Ice-plant-2.jpg              画像2:立ち枯れ病にやられ倒れてしまった幼若苗   

 もともとアイスプラント自体は多肉植物の一種であるため、生育が遅いという特性を持つらしく、サボテンの栽培のような扱いをしようと考えておりましたが、低温乾燥を好むという性質も持つため、室内での栽培にはなかなか苦労しています。(高温のサボテン温室は使えないので...)  今回は、風通しの悪さに加え、植物体に合わない大きな鉢を用いたため土の乾燥が遅く、過湿にしてしまったことが立ち枯れの大きな原因だと考えられます。また、屋外にさらした無殺菌の土を用いたのも原因かもしれません。このままでは残り少ない苗も全滅する可能性があり、報告のネタを尽きさせるわけにはいかないので、新たに種子を購入しました。対策を重ね、次こそはうまく栽培してみたいと思います。

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