東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

黄、赤、白(1/28)

2015年1月28日 (水)

 今朝も氷がはっていたし、霜柱もあった。まだ、春は遠い。ただ、温暖なところでは、菜の花が開花しているのをニュースなどで見かける。そういえば、菜の花の黄色というわけではないが、黄色電車の中身が公開されたとか。「ドクターイエロー」。新幹線が高速で安全に走ることができる根源。東海道、山陽新幹線では見たことがないが、東北新幹線では見たことがあるような。。。ぱっと写真を探せないが。。。普通は白バックに青系の新幹線なので、幸せの黄色い新幹線とか。そう考えれば、やっぱり、黄色は幸せな色なのだろう。たぶん。。。ただ、数日前に日本は敗退したが、アジア杯のサッカーでは、イエローカードなるものが、たびたび出されていた。この点では、あまり良いイメージがない。そんなイメージを払拭するためにも、仙台の菜の花のシーズンにはまだまだ。今のうちに栄養生長をさせて、できるだけ多くのロゼットの葉っぱを多くして、。。より多くの黄色い花が咲くように準備すれば、幸せの黄色い菜の花になるのではないだろうか。。。。

DSCN0665.JPG 小学校に出前講義に出かけて、よく見かける花色が「赤系」のものを黄色に変えると、その花とわかりにくくなる。それくらい花の名前と色とのイメージは強い。バラだと赤い花のイメージ。でも、赤を作る色素がなくなり、黄色になると、角度にもよるが、バラに見えにくい。そんなものかもしれない。菜の花が黄色だから、すぐにわかる。あれが赤系になると。。。慣れないとわかりにくい。アブラナ科のストックだとピンク、紫の赤に近い色はある。ただ、バラのような赤の色はない。たぶん。色素を構成する物質の化学構造がちがうのであろう。それを変えようとしたら、青いバラではないが、遺伝子組み換えになるのかもしれないが。。。そういえば、東北新幹線というより秋田新幹線というべきなのであろう。かなり赤に近い。以前はピンク系であったが。出張で見かけることは多いが、11号車以降になることもあって、なかなか乗る機会がない。ただ、サッカーのレッドカードで退場となるよりは、イエローカードで止まっている方が。。。色素合成が止まることにすれば良いのだろうか。。。この点では、アブラナの黄色の方がイメージはよいかもしれない。

 30年以上前のセンター試験というか、現代国語では「小林秀雄」の現代文が理解できず、いつも鳴かされた。というか、試験が終わったあと、自己採点をしたり、結果が戻ってきて、脳みそが真っ白になった。それくらい難解であったが、国語の先生にいわせると、これしか答えがないといつもいわれた。渡辺には見えない光が正解のマークから、出ていたのかもしれない。一方、自然界で色がなくなるのを「白子」とか「アルビノ」という。植物では、アルビノという方が多いのかも。ただ、植物では品種改良がされている作物では、白色のものが意外と多い。いつだったかは、白いニガウリ、ゴーヤを見つけたこともあった。人の手で栽培されるので、維持されるのだと思う。新幹線の基調色はたぶん、白。そういえば、その新幹線がこの前、鉄道発祥の英国に輸出されるとか。20年以上前の英国出張で、日本の新幹線というか、鉄道システムのすごさというか、正確さを実感して、感動した。その点では、このことはなるほどと思える。白と黒は囲碁。ただ、明日から、第64期王将戦七番勝負第3局が栃木県大田原市で。郷田九段挑戦者が2連敗。ここで連敗が続くと、白旗ではないが、角番。まさに崖っぷち。挑戦者にはがんばってほしい。3月には、名人戦の挑戦者が決まる、一番長い日と呼ばれる日も。そこで白になるか、そうでないかで大きく変わる。たしか、アジア杯の決勝はチームカラーが赤と黄色が基調だったはず。青ではなかった。。ちょっと残念であったが、。。。今月もあと3日。何かのマンガでないが、真っ白になるまでがんばってみることにしよう。というか、できることはそれくらいだろう。。。

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 わたなべしるす

 

 

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