東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

2015年1月の記事です。

ほわほわほわいとー

2015年1月30日 (金)

こんにちは、M2の辺本です。
15時半過ぎ現在、tenki.jpで実況天気を見ると、仙台だけ雪だるまがバンザーイ。
実際、外も真っ白です。どんどんどんどん白くなっていく。いーやーだー。
しかし、久しぶりの雪だなー。たまには良いのかも。
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↑写真の中に、隣の研究室にいるM2の三苫がいるよ。
3秒以内に探せたら、三苫から良いものが貰える!と思う。さぁ三苫を探せ!


そうそう、今年も「アレ」が届きました。何でしょうか?
アレです、アレアレ!コレだよー。
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QIAstellaですよー!!去年もカステラ、今年もカステラ。
過去には、どら焼きもあったそうで、
来年はもしかして・・・と今からワクワクしちゃう私です。
QIAGEN様、いつもありがとうございます。今年も宜しくお願い致します。


さぁて、私は甘くて美味しいカステラを、白のひとときと一緒に頂いたので、
今日は「"白のひととき"の唄」を頭の中で流しながら頑張りたいと思います。
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みなさん、白のひとときの唄は知っていますか?お疲れのあなた、是非聞いてみて!
つぶやきシローさんと、マギー司郎さんの新ユニット「Wシロー」のデビュー曲なのよ。

そのうちなんとーかなるでしょー
まったりしたらいーじゃないー♪

あたふたしたって仕方ないからー
たっぷり休めばいーじゃないー♪

白のーひとときー飲むーときのー
あーなーたーの顔が好きー♪
白のーひとときー飲むーときのー
あーなーたーの顔が好きー♪

つぶやきシローさん
「ずーっと気ぃ張ってばっかりだと、もー疲れちゃうもんねぇ。」

マギー司郎さん
「そ。いちいち気にしないっていうのも、1つの才能なのよー。」

だそうです。
みなさん、無理しない程度に頑張りましょう!
ほわほわーん。


M2 ナベ

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黄、赤、白(1/28)

2015年1月28日 (水)

 今朝も氷がはっていたし、霜柱もあった。まだ、春は遠い。ただ、温暖なところでは、菜の花が開花しているのをニュースなどで見かける。そういえば、菜の花の黄色というわけではないが、黄色電車の中身が公開されたとか。「ドクターイエロー」。新幹線が高速で安全に走ることができる根源。東海道、山陽新幹線では見たことがないが、東北新幹線では見たことがあるような。。。ぱっと写真を探せないが。。。普通は白バックに青系の新幹線なので、幸せの黄色い新幹線とか。そう考えれば、やっぱり、黄色は幸せな色なのだろう。たぶん。。。ただ、数日前に日本は敗退したが、アジア杯のサッカーでは、イエローカードなるものが、たびたび出されていた。この点では、あまり良いイメージがない。そんなイメージを払拭するためにも、仙台の菜の花のシーズンにはまだまだ。今のうちに栄養生長をさせて、できるだけ多くのロゼットの葉っぱを多くして、。。より多くの黄色い花が咲くように準備すれば、幸せの黄色い菜の花になるのではないだろうか。。。。

DSCN0665.JPG 小学校に出前講義に出かけて、よく見かける花色が「赤系」のものを黄色に変えると、その花とわかりにくくなる。それくらい花の名前と色とのイメージは強い。バラだと赤い花のイメージ。でも、赤を作る色素がなくなり、黄色になると、角度にもよるが、バラに見えにくい。そんなものかもしれない。菜の花が黄色だから、すぐにわかる。あれが赤系になると。。。慣れないとわかりにくい。アブラナ科のストックだとピンク、紫の赤に近い色はある。ただ、バラのような赤の色はない。たぶん。色素を構成する物質の化学構造がちがうのであろう。それを変えようとしたら、青いバラではないが、遺伝子組み換えになるのかもしれないが。。。そういえば、東北新幹線というより秋田新幹線というべきなのであろう。かなり赤に近い。以前はピンク系であったが。出張で見かけることは多いが、11号車以降になることもあって、なかなか乗る機会がない。ただ、サッカーのレッドカードで退場となるよりは、イエローカードで止まっている方が。。。色素合成が止まることにすれば良いのだろうか。。。この点では、アブラナの黄色の方がイメージはよいかもしれない。

 30年以上前のセンター試験というか、現代国語では「小林秀雄」の現代文が理解できず、いつも鳴かされた。というか、試験が終わったあと、自己採点をしたり、結果が戻ってきて、脳みそが真っ白になった。それくらい難解であったが、国語の先生にいわせると、これしか答えがないといつもいわれた。渡辺には見えない光が正解のマークから、出ていたのかもしれない。一方、自然界で色がなくなるのを「白子」とか「アルビノ」という。植物では、アルビノという方が多いのかも。ただ、植物では品種改良がされている作物では、白色のものが意外と多い。いつだったかは、白いニガウリ、ゴーヤを見つけたこともあった。人の手で栽培されるので、維持されるのだと思う。新幹線の基調色はたぶん、白。そういえば、その新幹線がこの前、鉄道発祥の英国に輸出されるとか。20年以上前の英国出張で、日本の新幹線というか、鉄道システムのすごさというか、正確さを実感して、感動した。その点では、このことはなるほどと思える。白と黒は囲碁。ただ、明日から、第64期王将戦七番勝負第3局が栃木県大田原市で。郷田九段挑戦者が2連敗。ここで連敗が続くと、白旗ではないが、角番。まさに崖っぷち。挑戦者にはがんばってほしい。3月には、名人戦の挑戦者が決まる、一番長い日と呼ばれる日も。そこで白になるか、そうでないかで大きく変わる。たしか、アジア杯の決勝はチームカラーが赤と黄色が基調だったはず。青ではなかった。。ちょっと残念であったが、。。。今月もあと3日。何かのマンガでないが、真っ白になるまでがんばってみることにしよう。というか、できることはそれくらいだろう。。。

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 わたなべしるす

 

 

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【出前講義】平成26年度東北地区SSH指定校発表会・コメンテーター、審査員-2(1/25, 26, 29追記)

2015年1月25日 (日)

 前日に続いて、発表会。2日目は別会場でのポスター発表。1.5hr x 2 の3hr。たちっぱなしでしたが、できるだけ多くのポスターを拝見しました。物理、化学、生物、地学、数学、あるいはその複合領域があり、なるほど思うのから、もう少しdeepにやれば、おもしろくなるだろうにと言うのまで。。。研究というのを始めたばかり、これからこうして考えて、次へ進むと言うことは多くなるかと、ぜひ、このことをきっかけにより考える習慣になってくれればと。

DSCN5939.JPG 午後からは、閉会式。審査に関わられたそれぞれの先生から、たくさんのコメントを。その中には、科学的なものの考え方(観察、検証・実証、結論というプロセスの繰り返し)をしっかり身につけるようにと。生徒間交流をしてほしい、学会で発表をしてほしい、後輩への継承をしてほしい、課題研究から受ける効果を実感してほしい、ここで得た人脈を大事にしてほしい。人のために汗をかいてほしいと。。。とても心にしみるものがありました。渡辺からは、様々な学会で行われているような最初から全部説明するというのをやめて、必要なところを聞いて説明する形式にしてほしいと。また、今回の会の開催形式を是非、来年度にも継承してほしいと。。。

DSCN5950.JPG 最後になりましたが、岩手県立盛岡高等学校の和山校長先生、下町副校長先生をはじめとする関係の先生方、また、JST・主任調査員の田辺様には、大変お世話になりました。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。


 わたなべしるす

 PS. 1日目の夕方に速報記事が展示されていましたが、その追加版も。さらなる光速対応に感動です。下町副校長先生かと。。。ありがとうございました。

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DSCN5949.JPG PS.のPS. ポスター発表で審査の最後に、ふと、仙台市内の大学に近くにあるとある学校のポスターが。仙台市内の地図の場所と地名が一致していなくて、昔、農学部の助手の頃に住んでいた幸町が青葉区?????、それは、宮城野区の間違えではないか。。など、たた、ええええええ。。。。また、多賀城市の記載が違っていて。。。本当に仙台市で学んでいて、宮城県民なのだろうかと。。。宮城県の歴史、地理を学ぶこと、これは、サイエンスを学ぶのと同じくらい大事だろうと。。。仙台市、宮城県、日本国の歴史、地理、文化を知った上での国際化ではないかと。

DSCN5943.JPG PS.のPS.のPS. 発表の生徒さんの背中に、2017年の愛媛国体の広報が。。。みきゃんもいて。びっくりでした。こんなところで。。。愛媛と関係のある生徒さんでしょうか。その当たりの素性は、また、後ほど。。。。

DSCN5948.JPG PS.のPS.のPS.のPS. 1/26(月), 18:10. 盛岡三高副校長・下町先生からお礼のmailをいただき、ふと、先生が書かれているHPにいってみると。。。昨日、一昨日の記事が。そこに速報記事として紹介されたものがpdfとしてlinkされていました。渡辺の写真では見にくいという方。是非、そちらをご覧下さい。何がどの様に行われたか、また、その速さに驚くばかりですので。。。

 PS.のPS.のPS.のPS.のPS. 1/29(木), 12:10. 盛岡三高副校長・下町先生から、「SSH東北地区発表会の報告サイト」ができあがり、2日間にわたる発表、交流の様子が一目でわかるHPができあがったというmailを頂きました。こんな風にまとめることなく、日々発信している渡辺にとっては、なるほどと学ばせて頂きました。来月の盛岡三高での発表会も楽しみにしております。
 

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【出前講義】平成26年度東北地区SSH指定校発表会・コメンテーター、審査員-1(1/24, 25写真追加, 26追記)

2015年1月24日 (土)

 仙台市内はここ数年の積雪から見ると、少なくてすんでいます。こんなことを書いたら、。。。。降らないことを祈るばかりですが。。。12月上旬の青森岩手への出張では、一ノ関ではほぼ積雪がなかったものの、それより北では。。。長靴も活躍したくらいでした。仙台は積雪が少ないものの、北東北、日本海側はかなりの積雪が。。。。そんな週末の土日。盛岡三高のSSH運営指導員を賜っていることもあって、「平成26年度東北地区SSH指定校発表会」のコメンテーターと交流会での「生物分野」での審査員というか、メンターというか、そんなことを。。はじめて、東北地区のSSH指定校発表会に参加したのは、2008年の水沢高校での開催の時。その時の参加校は、東北六県で3校。あれから7年。いまや、17校まで増えて。。。時代の流れと東北地区の高校の先生方の日々の努力のたまものかと。。。

DSCN5935.JPG いつもの発表なら、どこかの高校の体育館。そういえば、数年前に仙台三高が主幹校であったとき、全体発表は一堂に会することができず、分けてやったような。そんな意味で、今回の会場は、300人を超える17校の生徒さんが、。。開会式の時にひな壇に上がると、世の中の変化を実感したのでした。1日目のメインは、各校1グループの口頭発表。たぶん、これというものが、代表になったのだろうと。。。いつもの世に可能な限り、質問をして。。。なぜと思うこと。サイエンスであれば、これはやるでしょうと言うことを。。発表内容は理数(物理、化学、生物、地学、数学)の広範囲にわたるもの。今回のコメンテーターとしてすごかったのは、それぞれの発表に対して、A4のコメントシートがあること。さすがに可能な限りなのですが。。。やっぱり全体に書こうとすると、それはそれでプレッシャーで。。。こちらが不思議だなと思うこともあって。。。コラボしたら、おもしろいかも。。。もちろん、それぞれの学校との物理的な位置関係もありますので。その当たりは、大学間での共同研究とはちょっと違うところでもあって。。。いずれ、どこかでまた、この続きの発表を拝見できるのを楽しみにしております。

 発表会の後は、審査員の先生方と昨今のアウトリーチ活動などについて、deepな議論、情報交換。基本、生物、遺伝、農学という分野の脳みそに物理、化学、地学、数学の遺伝子断片を頂きました。ありがとうございました。情報交換会の合間に、生徒さんたちは統計学の講義と実習。静岡大のまつ元(環境依存文字の関係でひらがなでお許し下さい。きへんに八口の文字です。)先生から。最近のグラフの表示法の最後の所の講義を少し拝見。とても参考になりました。なるほどと。。。夕食後は、生物分野の発表をしたり、翌日のポスター発表の生徒さんたちとまた、deepな議論で時間をoverして。。。とても熱心な生徒さんたちで。順番のcontrolをこちらでミスをして、生徒さんたちには、ご迷惑をおかけしました。。。いずれ、また、不明なところは、mailをして下さい。

 最後は、審査員の先生方、まつ元先生を交えて、反省会。ここでも不思議な地球の話など。これからのアウトリーチだけでなく、使える課題だと。無事、1日目も終わり。。。

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 わたなべしるす

 PS. 1月上旬は、「科学者の卵養成講座」で、高校生をサンジエゴでの学会発表。今日の発表から、そうした海外の学会での発表に発展することを祈念しつつ。。。

 PS.のPS. 1日目の夕方には、今日の発表会の速報記事が展示されていて。。。その光速対応に感動です。下町副校長先生かと。。。さすがと感動でした。

DSCN5940.JPG PS.のPS.のPS. 1日目の審査員での交流夕食後の研究指導について、盛岡三・下町副校長先生のHPにpdfでlinkされています。あわせてご覧下さい。
 

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選抜、立ち上がり、若手(1/24)

2015年1月24日 (土)

 「春は選抜から」というと。。。植物の遺伝・育種であれば、実験に使う「アブラナ」のどの系統を残すと言うことかもしれない。さすがに、まだ、ガラス室では苗の状態で、自然の温度というか、低温で春化処理がされている。学生の頃よりも、ずいぶんと秋の暑い時期が長いので、秋の作付けがどうも難しくなり、その分、春の作付けが後ろにずれ込んでいるように感じる。どう作付けするのが「アブラナ」にとってよいのか、その当たりは、もう一度考え直してみるのが重要な気がする。渡辺が学生の頃は、秋の花が終わりそうなガラス室の脇のスペースで、11月上中旬には播種をして、12月の上旬には植木鉢に植え替えていたような。。ただ、年々忙しくなり、3月に植え替えという時期もあった。学部生、院生として実験を始めた頃は、農家のおじさんと同じレベルで栽培しようと、いろいろ工夫をしていた。農家のおじさんたちは、どうやったら、カブとか、ハクサイがより大きく収穫できるか。それに対して、こちらは花の数を多く、長きにわたってサンプリングできるか。わかったことは、冬のシーズンにどれだけ葉っぱの枚数を多くして、その葉っぱの色を濃くしておくか。栽培を学生さんに任せてしまったのはいつ頃か覚えてないが、緑の葉っぱと言うより、濃い緑、黒に近いような葉っぱにしておいた。もちろん、そうなると、病虫害への対策が大変になるという問題も裏腹にあった。特に、鱗翅目のコナガ、アオムシ、ヨトウガには、ずいぶんと痛い目に遭った。コナガはほんと困った。当時の害虫研の松田先生にコナガの防除を聞いたら、「講義でも言ったように、幼虫でなくて、成虫を物理的に防除する方が。。。。」。なるほどと思った。元を絶つ方が、現状ももちろんそうだが、次の世代を生じさせない。小学生のように虫取り網で、ずいぶん追っかけた。そんな風に次を生じさせないという選抜というか、駆除も大事だと。で、最初の「春は選抜から」は、普通なら。甲子園。春の甲子園。。。。高校時代の。。。82年ぶりに選抜され、旧制中学時代の松山中学が。53年ぶりの和歌山中学も。3月まで、しっかりアブラナを育てて、甲子園の試合をラジオで聞きながら、交配実験はできないかも知れないが、花が咲きそうだなと言うくらいにはしたいなと。。。

DSCN5548.JPG 甲子園での高校野球だけでなく、立ち上がり、物事の立ち上げにはかなり大変である。野球で言えば、最初に投げる投球がストライクなのか、ボールなのか。きわどいコースで、どちらかになるかというのは、そのあとの投手への影響は大きい。2球続けて、ボールになると、投手へのプレッシャーかなりのものになる。実験でも同じで。最初にうまくいけば、ある種の流れができる。逆にうまくいかないと、プレッシャーになる。ただ、最初にうまくいくと、いい気になって、できるとぬか喜びをしてはいけない。後で痛い目に遭うこともある。その意味で、立ち上がりがよくても、そのあと、いかに注意深くやるかと言うことももちろん大事である。物事の立ち上げと言うことでは、学生、助手になった頃、研究室で核酸を扱う実験をすることを始めた。plasmid DNAをとることにはさほど困らなかったが、きれいなplasmid DNAでなければ、満足な塩基配列決定ができないことでは、ずいぶん悩まされた。当時の遺伝子実験施設の中河原先生に、分子生物学というか、満足に塩基配列決定ができない理由、制限酵素で切れない理由、plasmid DNAにcloningできない理由など、たくさんの基本的なことを教えていただき、それなりのことができるようになるのに、結構(というより、かなり。。)時間がかかった。ただ、一度システムができあがれば、後は、限りなく失敗をしないようにすることであった。もちろん、うまくいく頃に、manualでのplasmid DNAの単離でなくて、kitが販売されるようになったのも寄与していると思う。ただ、立ち上げの苦労があったから、すんなりkitになじめたのかも知れない。いずれ、立ち上げの苦労は「買ってでもするもの」と言う気はするが、売ってないのが、難点である。ただ、よく考えれば、売ってないかも知れないが、意外といろいろなところに、落ちているのではないだろうかと思う。それを拾って、やってみれば、以外とおもしろいものが拾えるのではないかと思った。もちろん、すごい虫を拾ったと思ったら、「シバンムシ(死番虫)」だったらしく、松田先生に「渡辺君はすごいものを拾ってくるね、。。。」とあきれられた。そんなことがあることも考えないと。。。

DSCN5572.JPG 実験、研究で困ったら、いろんな所に行った。師匠の日向先生の「餅は餅屋」を実践したと言うことかもしれない。先の遺伝子実験施設にはじまり、タンパク質を蛍光標識したら、おもしろい実験ができるのではと、当時の食品分析の目黒先生のところへ伺ったり。もちろん、そんな風にあちこちに伺うような習慣がついたのも、4年生の時から、理学部・動物発生の竹内先生のところで培養・抗体作成の実験を習い、タンパク質の精製では、東大の磯貝先生のところに行っていたから、どこへ行くのもそれほど敷居が低かったのかも知れない。それに加えて、M2の秋からだったと思うが、当時の重点領域研究(筑波大の原田先生が代表をされていたので、原田重点と呼んでいたような。。)の各班の発表会、若手に発表の機会をと言うので、若手の会でしゃべることをさせてもらったのか、させられたのか。。。いずれ、いろいろな大学の同年代の方々と知り合いになり、また、農学部、理学部など、学部を超えての交流ができた。今となっては、大事な財産となっている。そう考えたとき、若手の頃、いつまでを若手というのかも知れないが、そうした機会に参加して、交流をしておくことが、思わぬ実験に発展したり、するものである。何より、夜遅くまで延々と議論をして、というのは、実験・研究に大きな幅を持たせることになった。唯一という言い方をすると、工学系の方との出会いが少なく、最近やっと。。。それでも農工連携のようなことも立ち上げ始めつつある。さらに、幅を広げれば。。。「春の選抜」が始まるまでに、あれこれと用意したら、きっと、若手はがんばってくれるのではないだろうか。ふと、そんなことを考えながら、とある発表会に参加して、思ったのでした。。。


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 わたなべしるす

 PS. 選抜には、渡辺の母校も。。。。最後まで気合いと根性でだと思いました。。。
 

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