東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

不測の事態、根源、考える(7/14)

2015年7月14日 (火)

 それにしても暑い。仙台の気温も33oCを超えている。群馬県館林では38.7oC(このあと、さらに上昇して、39.3oC)とか。。。体温を超えてくると。。。これは尋常ではないというか、梅雨らしい天気が来る前に、夏が来たみたいになっている。3つの台風のおかげなのか。1つ目は温帯低気圧になったが、その影響なのか。いずれ、梅雨らしくない。こんなのを、不測の事態といえば良いのだろうか。近くに水田がないので、イネの生育状況がわからないが、あまりに水が少ないのは、このあとの生育を考えると、かなり心配になってくる。「グローバル」という言葉が当たり前というか、それを認識しようといっているが、「瑞穂の国」、日本では灌水という言葉はいらないのだろうか。。。周りの木々を見ていて、どう考えても葉っぱがやけているなと、。。。少しでなくて、かなりかわいそうになってくる。散水するホースでもあれば。。。といっても、蛇口があるところが限られているので、簡単でないような気がする。いずれ、この不測の事態を解決できるような「降水」がほしい。。。今日の夕方、明日の夕方には、雨らしいし、木、金当たりは、雨の予報も。少し期待したい。と、同じくらい、不測の事態になっていることが。。。何がどうなって、こんなことになっているのか。ものはちがうにせよ、1桁は大きいと思える。その付けが、全く他の不測の事態を解決することに回るのであればよいが、そうではないだろう。たぶん。何をやるにせよ、不測の事態は想定しないと。。。それが、3.11を経験したものが果たす役割ではないかと。。。

DSCN7602.JPG 今治にいた頃、タオル工場であったり、造船はたくさんあったというか、今治の大事な産業なんだなと、いろんな機会を通じて、学んできた。その形になったのが、「バリィさん」というと怒られるかもしれないが、今治の産業を示すには、大きな意味があると思う。それが、今では。。。海外で多くの生産がされるようになって、タオルも造船も大変になっていたが、以前よりは改善されてきた。ただ、昔のように小さなタオル工場というようにはいかないというのは、寂しい限りです。何より、手先の器用さ、丁寧さとなにより、タオル生産、造船というものづくりの根源を基本から理解していたので、また、こうした改善、復活があるのだろう。さらなる再興に向けて、大同団結という記事もずいぶん前に見かけた。これも「グローバル」という不測の事態に対応して、物事の根源を理解しているからこそ、対応できたことであろう。

 そんな不測の事態が起きても、根源を理解していたことに加えて、その場、その場で、何をどうすれば良いかをしっかり考えたことは、さらなる根源にあるのだろう。昔は今のようにnet社会ではない。なので、mailでとか、Googleでとか、聞いてみればと言うわけにはいかない。まずは、自分で考えて、少しは失敗して。。。その失敗から学ぶことは多かった。失敗をしないようにすることは、あとから、その失敗してない分をまとめて失敗することになりかねない。それでは、とてもたいへんなことになる。そのためにも、自ら考え、自ら行動する。それが、昔の人たちの教えであり、物事の根源であると共に、不測の事態に対応できる力となるのだろう。もちろん、根源を理解し、考えたことが、研究ではこんな成果になったというのを。。。プロジェクト研究でご一緒していたりして。新聞紙上で見かけると。なるほどと。ぼちぼち、こんなことから筆をおいて、渡辺自身の先のことを見すえて、不測の事態に備え、物事の根源を粛々とやらないといけないのだろう。。。

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 わたなべしるす

 PS. こんな雨乞いのようなことを書いたからであろうか、夕方にかけて、少し雨が降ってくれた。書いてみるものかもしれない。。。
 

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