13:00-17:00という長丁場で、作物の栽培管理・遺伝学実験交配実験、講義を行いました。6/10は、午前に今治小学校、午後は高校となりましたが、今治南高校では昨年の秋以来で、園芸クリエイト科では、実験と実習、普通科では講義・討論会となりました。
養液栽培をしているトマト、セリ、新しい作付けの野菜の播種、キクの整枝剪定、ウリ科作物の管理など、実践的なことの科学的裏付けなどを議論しつつ、交配実験の基礎もお話ししました。新しく作付けするホウレンソウが「暗発芽種子」であるので、最後に新聞で被いをするというのは、良くできていると、感動でした。
講義では、昨年に続いて、アブラナ科植物の自家不和合性、アブラナ科作物である、キャベツ、ハクサイ、ダイコン類の多様性と平行進化などを講義しました。将来は農学部で植物・作物を使って研究をしたいという生徒さんと最後に議論ができたのは、うれしい限りでした。ぜひ、がんばって将来、一緒に実験できれば、何よりうれしいことです。
今回の幅広い講義を設定頂いた、別府先生をはじめとする先生方に感謝したいと思います。ありがとうございました。また、こうした機会ができればと思います。
わたなべしるす



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