東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【出前講義】ふくしまサイエンススクールコミュニティーサイエンスフェア・「バナナからDNAをとろう、ヘチマの仲間」(12/9)

2012年12月 9日 (日)

 昨日は科学者の卵で高校生向けの講義。今日は福島高校コアSSHの企画との連動で、高校生といっしょに小学生向けの講座。これまでも、小学生向けの講座というのは、いろいろやってきましたが、高校生といっしょというのは、はじめてでした。前日の夕方からみぞれ交じりだったのが、夜には雪になり、朝には仙台で2cmの積雪。。。結構、困りました。で、出前講義の当日は、福島高校の卒業生で、高校時代SSH、科学者の卵をされていて、今は、渡辺の研究室でアルバイトをしてくれている南條さんにもお手伝い頂きました。

DSCN5000.JPG 講義としては、これまでもいくつかのところでやってきた「バナナからDNAをとろう」というのと、「ヘチマの仲間」。いずれの講座にも、15-20名ほどの方が参加頂きました。午前のバナナからDNAの方は、DNAとか、遺伝子という名前も知らないような小学校の低学年。一生懸命つぶして、濾過して、最後にDNAを析出させる。親子での参加で、あっという間に1hr弱の講座を終えました。南條さんに実験助手をしてもらっていましたが、それでも時間いっぱいいっぱいで。。みんな白い析出を見たときには、感動でした。最後に、広報から頂きました、東北大のシールとファイルを配布して。とても喜んでくれていました。講座の最後の枠でしたが、「ヘチマの仲間」つまり、ウリ科のいろいろなものを見てもらい、なぜ、スイカとか、メロンを横に切らないのか、メロンの茎が残っているものとないものがあるのかなど、。。参加をして頂いた中に、農家の方がいらして。さすが、毎日、観察しているのは、すごいと。。。そんな農家の方が、元は福島高校で数学の教員をされていた方とか。。。これまたびっくりでしたし。帰り際に、数学のパズルも頂きました。とてもよくできていて。南條さんと1つずつ、頂きました。ありがとうございました。

DSCN4999.JPG ポスターをゆっくり見る時間はなかったですが、1つだけ、福島第一中学の発表を。とてもしっかりしていましたが、気になったところをいくつかコメントして。。。あっという間に時間が終わったという1日でした。

 最後になりましたが、お世話になりました、福島高校・橋爪先生、原先生をはじめとする関係のみなさまにこの場を借りてお礼申し上げます。これを機にさらに交流できればと思います。ありがとうございました。


 わたなべしるす

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