技術補佐員の伊藤です。
ここ数日暖かい日が続き、道路脇の雪もだいぶなくなりましたね。
着実に春が近づいてきているかと思うとウキウキです。
そして、今日3月3日は桃の節句、雛祭りですね。
職場のお隣にある東北大学史料館で「星寮のおひなさま展」
を開催しているというので見に行ってきました。
このおひな様は「星寮」という大学病院の看護婦と附属看護婦養成所
の生徒の寄宿舎で飾られていたものだそうです。
昭和9年に購入したという事で、御年80歳。
寮生がお金を出し合って購入した7段飾りは古いけれど見事なものでした。

3人姉妹の末っ子だった私のひな飾りは小さくて、
お友達の段飾りをいつも羨ましく思っていました。
けれど実際に自分に娘が生まれると、住宅事情により
やっぱり7段飾りは購入出来ず、、、間を取って3段飾りに。
子どもも成長し、年々物が増えて家も手狭になってきていますが、
娘の喜ぶ顔を見るとやっぱり嬉しいものです。

お内裏様とお雛様がメインなのでしょうが、私は仕丁(しちょう)と呼ばれている宮廷の雑役係りもお気に入り。人間の喜怒哀楽をあらわしている、泣き上戸・笑い上戸・怒り上戸の3人がどんな会話をしているのか、、、一緒に宴に参加したくなりませんか?

人形と言えば、湿度が大敵!
雛祭りを楽しんだ後は、防虫剤をしっかり入れて、
収納場所の換気には気を使っています。
それと同じレベルではないのですが、、、
研究室で保存している種たちにとっても湿度は大敵!
種の入ったケースのシリカゲルは定期的に新しいものに
交換してしっかり保管しています。


いとう