
水面下、つまり、見えないところでは、いろいろなことが起きている。トンネル工事であったり。もちろん、水面の上は普通見えるので、日々、こんなことが起きているのだと。そういえば、東京と上野の間が在来線で直通になるとか。東北本線、高崎線なら、埼京線経由で上野を通らずに、東海道本線に乗り入れている。ただ、常磐線はこのパターンが使えなかったのが、来年の春からは、在来線で直通になるとか。沿線の方々には、たしかに。自分で使うことがあるかと言えば。。。少し考える。ただ、たとえば、東海道方面のターミナルは東京、東北、上越方面は上野、長野方面というか、中央線は新宿というのがあったが。。。1ヶ所に集中するのは、便利かもしれないが。。。そんな見える、見えないでなくて、そういえばと言うのが、新聞に。1993年の大冷害の時に、栽培面積がササニシキからひとめぼれに転換して、ササニシキをスーパーで見かけることが少なくなった。作付面積は減っているのだろう。昔、大学の時のサークルで、ササニシキとコシヒカリのどちらがおいしいかというのを食べ比べたことがある。当時は、同じ炊飯器でなく、実際にはどっちもどっちだったような。。。ただ、聞いたことがあるのは、コシヒカリの方が水加減が比較的ゆとりがあるのに対して、ササニシキはそれがシビアだと。。。なので、ササニシキは上手に炊く必要が。。。で、見つけたのは、その両者の遺伝子を持った系統「東北194号」が育成され、ササニシキの食味で、コシヒカリ並の耐冷性とか。。。新聞のタイトルにもあったが、「禁断」のというか、「究極」のというか。。。育種をする上では、もちろん、母集団は大きいに越したことはない。と言うか、そうしないと、どこかで行き詰まる。なので、禁断であり、究極なのだろう。このあたりで、水面下に隠れたこれというものを見直す、そんな画期的なことをしないといけないのであろう。なにかといわれると。。。それを今回の出張では考えてみたい。。。

わたなべしする