東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

2010年6月の記事です。

【更新】研究教育成果、出前講義を追加

2010年6月30日 (水)

以下の部分を更新しました。
  • 研究教育成果論文(Park et al., Isokawa et al., Oda et al.)と出前講義(~2010年3月)を追加。
  • 研究プロジェクト・若手(S)に論文(Park et al., Isokawa et al., Oda et al.)を追加。

  • DSC_3069.jpgのサムネール画像のサムネール画像

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    【出前講義】仙台市立川前小学校・5年生「キャベツとブロッコリー--何が同じで何が違うの???--」(6/28)

    2010年6月29日 (火)

     4年くらい前でしょうか仙台市川前小学校で出前講義を行いました。それ以来の依頼であり、リピーターであったことは、こちらとしてはうれしい限りでした。また、お願いを頂いた先生が、その当時の講義を見ていて、ぜひというお願いであったことに、まず、感謝を覚えております。ありがとうございました。

    DSCN4335.JPG 今回の講義は、6/17に七北田小学校で行った「キャベツとブロッコリー」という身近なアブラナ科野菜を通して、それが同じ種であることを説明し、それらを交配したら、どんな植物、野菜ができるのだろうかと言うことを考える講義を行いました。当日は、保護者の方も来るような講義になっており、多くの方に参加頂いたのは、講義をした方としてもうれしい限りでした。実際には、キャベツの断面、ブロッコリーの断面などを見ながら、どうなるか考え、模造紙にその絵を描いてもらい、発表してもらいました。子どもさんたちだけでなく、保護者の方々にも参加頂き、発表してもらいました。子どもから見る大人の絵、逆に大人が見た子どもの絵がどのように写ったのか、自宅に帰ってから、その話で会話が弾んだり、食育の話になったのであれば、幸いです。

    DSCN4347.JPG どこの班も皆さん、よく考えており、とても楽しい絵を描いて、プレゼンしてくれました。今年になって、最高に蒸し暑い日であり、午後から2コマの連続授業であったにもかかわらず、集中して、お話を聞いてもらい、絵を描いて、プレゼンをして、質疑応答をしていたのは、とてもすごいと思いました。これからもがんばって下さい。秋からは、実際に自分たちで、キャベツとブロッコリーを栽培して、その雑種を作ろうと言うことになり、先生方とも打合せを行いました。

    DSCN4351.JPG 最後になりますが、今回の授業を競って頂いた先生、保護者の方々に感謝したいと思います。ありがとうございました。また、秋以降にお会いできるのを楽しみにして。


     わたなべしるす

     PS. 講義中にもいくつか質問を頂きましたが、最後にもこの様な質問が。。。「で、キャベツとブロッコリーを交配してできる植物の答えは?????????」。世の中全てのことに答えがあるわけでなく、答えがないも、わからないことが自然なこともたくさんあります。だからこそ、どうなっているのだろうと考えることが大切になります。最初と最後だけ理解して、その考える過程を抜きにするのは、サイエンスをする心を育てると言うことには、遠くなります。ぜひ、考える習慣をつけましょう。



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    【更新】アウトリーチ関連にリンク追加

    2010年6月27日 (日)

    以下の部分を更新しました。

    • アウトリーチ関連にリンク追加

    ■中国・四国地方

    RIMG0502

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    【研究室訪問】宮城第一高校・コアSSHアブラナコンソーシアム参加チーム来訪(6/25)

    2010年6月26日 (土)

     いつもは出前講義として、小中高を訪問することが多いですが、今回は市内の宮城第一高校・コアSSHアブラナコンソーシアム参加チームが、生物の小松原先生と一緒に、アブラナ研究の討論と実際の植物の観察などと言うことで、研究室に来て頂きました。4名の2年生ですが、彼らには、昨年、SPPの出前講義を行い、自家不和合性等の講義をしたメンバーでした。

    romanesco.jpg すでに、高校の方では、様々なアブラナ(キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーなど)を栽培しており、それをどうやって、観察、研究するかと言うことに悩んでいたようです。そこで、研究室で栽培している様々なアブラナを温室で観察し、最大限の能力とまでは言わないまでも、通常栽培をしている大学のレベルを知って、驚いていました。また、葉っぱの表面にワックスがあることを説明して、そのワックスの一部をこすってはぎ取ることに感動を覚えていたのは、よいことだと。また、秋以降にも研究室に来る、こちらで訪問することで、よりよい研究活動をサポートできればと思っております。がんばって下さい。

    DSCN4328.JPG コンソーシアムの研究会は、7/10-11に予定されています。それまでに、今年度の研究方針を立て、研究会の当日、楽しい話を聞けるのを楽しみにしております。


     わたなべしるす


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    アブラナシーズン終盤です

    2010年6月25日 (金)

    ご無沙汰してます!増子です。

    平年より遅く梅雨入りした仙台ですが、蒸し暑い日が続いています。

    梅雨といえば底冷えという印象の仙台ですが、今年はジメッと蒸し暑い陽気が続いています。

    しかし、今日はさながら真夏のような、カラッとした晴れ間になりました。

     RIMG0512

    梅雨明けは7月末以降だそうです。

     

    さて、春のアブラナシーズンも終盤を迎え、チームアブラナがラストスパートに入っています。

    外に比べ、倍率ドンで蒸し暑いアブラナ温室で作業するメンバー。

    本当にお疲れ様です。

    RIMG0511

    今年は柱頭(雌蕊の先の部分)のサンプリングがあり、例年に増して忙しい印象です。

    ↓ 柱頭を一つひとつ、ピンセットで集めます。根気のいる作業です。

    RIMG0506  RIMG0503 RIMG0492

    技術補佐員の千葉さん、宮野さん、今高さんをはじめ、毎日常時2~3人が作業しています。

    RIMG0510 

    柱頭集めの仕事はもうしばらく続きそうです。

    アブラナシーズンが終わると、いよいよイネの季節が近くなります。

    仙台にも本格的な夏がやってきます。

     

    もうすぐ7月ですが、7月2日には生命科学研究科ソフトボール大会があります。

    今回はバーベキューもあるので楽しみなんですが。。。

    雨の予報でした(@TBC気象台独自予報)。晴れ間を祈ってます。

     

    増子

     

    ついしん:

    私事ですが、妊娠しました。現在7カ月です。

    胎動も分かるようになってきたので、実感がより沸くようになってきました。

    胎教ではないんですが、勝手に名前をつけて話しかけては面白がっています。

    ひとりごとを言ってても、そっとしておいて下さい。。。

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