東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

2011年2月の記事です。

【研究室訪問・実験】「科学者の卵養成講座」エクステンドコース・発表会プレゼン準備(2/19)

2011年2月21日 (月)

 昨年度から始まった「科学者の卵養成講座」。今年度はエクステンドコースの受講生を受入れ、夏頃から実験をしたり、実験の考察をしたり、今日まで何回かに分けてきてもらいました。のべできてもらった回数は、10回以上になるでしょうか。

 来月、3/12には、「科学者の卵養成講座」のプレゼンがあります。また、そのあとには、日本植物生理学会の高校生発表会が。このエクステンドコースの趣旨は、継続して実験をして、それを学会で発表するというものでした。受入をした渡辺としては、なんとかそこまで達成でき、ほっとしています。

 実験、研究をすることも大変ですが、それ以上に、プレゼンをして、大学であれば、論文発表をすると言うところまで行って、初めて、実験が完結すると言うことを、師匠であった日向先生に言われたのを思い出します。渡辺も積み残しがないように、年度末の残りの仕事を片付けないといけないと痛感した1日でした。


 わたなべしるす

RIMG0530.jpg

ページの一番上へ

【PCP企画】第52回日本植物生理学会年会での、PCP企画「Cover Design Contest」他。。(2/19)

2011年2月19日 (土)

 ちょうど4 weeks前になりました。仙台大会と言うことで、準備に追われる一方、様々な企画も考えるなど。。。。そこで改めて、PCP企画を整理しておきます。

 まず、今回バナーとして、追加したものが、「Cover Design Contest」です。これは、2010年に出版した、12冊の表紙について、どの表紙がよいかと言うことで投票頂いているものです。今年で3回目となり、初年度は年会会場でしかできませんでしたが、昨年からはnetでの投票も可能となりました。渡辺のHPの右下にあるバナーの「PCP企画 Cover Design Contest」をclickして、ぜひ、投票下さい。発表は、3/21の午後から行う、PCP企画シンポジウム「Impact Factorの真実と研究者評価」の会場で行います。

DSCN5246.JPG その、PCP企画シンポジウム「Impact Factorの真実と研究者評価」は、3/21の午後から、萩ホールで、IFを算出しているトムソン・ロイターの方に、その意味などをお話頂き、PCP編集に関わっている名古屋大学の松岡編集委員長、OUPの的場部長から、植物科学関係の雑誌の中のPCPの状況などが報告される予定です。何より、IFというのは、どう計算されるのか、また、普段の論文執筆活動で、その数値に変化を与えることは、われわれ研究者が可能なのかなど、分かっているようで分かってないことをお話し頂きます。

 もっとPCPと直接関係があるという点では、PCP企画「アクセプトされやすい論文投稿の仕方」というセミナーを、3/20, 17:15-17:45にA200で行います。論文を投稿するときに何が大事なのか、2年前の名古屋大会の時にも話となりましたが、今回もPCP編集委員長の松岡先生から、お話ししいただき、そのあとに、18:00-20:00にA304/305で「Meet the Editors」と題して、先の話を受けて、実際に自分のdataなどをお持ち頂き、論文投稿のご相談をhandlingをされるeditorの方々とできる仕組みを作りました。予約もできますし、当日の飛び込みも歓迎します。

DSCN0338.JPG では、仙台でお待ちしております。


 わたなべしるす。


 PS. 今年は仙台も例年よりは寒いと思いますが、雪があるわけでもなく、。もちろん、たまにうっすらと積もる程度はありますが。。。


ページの一番上へ

修士最終試験 終了!!

2011年2月17日 (木)

2月15日に二年間の研究成果を発表する修士最終試験がありました。
M2'sは腰やら何やらにダメージが発生していますが、とにかく終わりました。

多くの方に支えられ、修士論文発表を終えることができました。
M2一同、ご指導ご協力頂きました皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。


さ~て、M2一人ひとりの感想をば。

◆大坂 正明
終了して一安心ですが、合格点に達しているか心配です。
基準点に達していることを願いつつ、心機一転、来年、
再来年度のことを視野に入れ精進していきたいと思います。

◆おだ 晋
学芸会のように大きな声で発表しようと臨みました(マイクがあったので必要なし)。
発表中は、ネガティブな反応(首かしげるとか)をしていらっしゃる方ばかりが目に入
ってきて、恐ろしいものでした。言葉の間に「え~」とか「あ~」とか入れ過ぎました。
取り合えず、終わってよかったです。

◆るーぺ
昔、みなしごハッチというテレビアニメがあった気がします。
今の私は〝修士みなし後〟でしょうか。チクチクと胸を刺され、悩む日々です・・・。
修士発表が終わりました。旅立ちの日は近いです。

◆須藤 恵亮
修論発表が無事(だと思いたい)終了しました。
あの胃がキュンキュンする感じは、もう味わいたくないです。。
が、3年後には・・・んあああああぁぁぁぁっ●※Θ#&×@=▽*◆?%☆!!
もっと上手く発表・議論できるように日々、精進あるのみです!

 

この最終試験後に行われた祝賀会にて、
生命科学会会長賞の発表があり、おだが受賞しました。
亦なんと喜ばしからずや。

DSCN0212.jpg

りとぅん by えむに~ず。

ページの一番上へ

博士論文最終発表審査終了

2011年2月15日 (火)

藤岡@ぎっくり腰養生中です。

遅ればせながら、2月8日に博士論文最終発表会がありました。

ドクター生活最後のビッグイベントであり、
多くのD3の胃粘膜を破壊するイベントです。

当日は、
8:00 起床
8:30 スーツに体を押し込める
    (その際、3年間溜め込んだ脂肪と見つめあう)
9:00 ラボ着
    (緊張により多弁になる)
9:30 練習と称して別部屋に引きこもる
12:00 吐き気により、昼飯を抜く
    (改めて自分の小ささに気付く)
13:00 発表開始
14:30 諸行無常をかみ締め、少し悟りを開く
18:00 般若湯を頂く
という流れでした。

これで、博士課程の審査は終わりです。
これまで、数多くのご迷惑をお掛けした皆様、
本当にありがとうございました!

追伸
先週の土曜に腰を痛めました・・・。
開放感に浸る予定だった3連休のほとんどを
ベッドで芋虫生活で終えました・・・。
何が原因か考えて見ましたが、Dr生活の間、腰に悪いことしかした記憶がありません。
皆様、腰は大切に・・・。

D3 藤岡

ページの一番上へ

【出前講義】仙台市立遠見塚小学校・自分づくり教育「博士になろう!研究をしてみよう!---良い博士も、悪い博士もいました、そして。。。---」(2/10)

2011年2月10日 (木)

 昨日の木町通小学校での自分づくり教育の出前講義で、今日は、遠見塚小学校でした。近くに遠見塚古墳があり、学校に入るまでには、長い桜並木があります。そういえば、12月に講義の打合せで伺った折には、秋に咲く「サクラ」が咲いていて、驚いたのを思い出しました。学校では、校舎の建て直しで、来年度の末に完成するという工事が始まっていました。

 昨日の雪から、天気も良くなり、今回は6年生だけに特化した形での、「自分づくり教育」でした。小学校から、中学校にというある種、人生の節目なので、こうした教育が効果的なのかもしれません。慌てて出かけて、あやとりのひもがなかったのですが、多くの子どもさんたちが、ひとりあやとりをできるというのには、感動しました。

DSCN0189.JPG 周りに自然が多いこともあり、これまでにたくさんの経験をしているようでした。その小さな時の経験が、大きくなってから、失敗しないというようなことにつながると思います。大きくなってから、大きな失敗を初めてすると、パニックになるというか。大変だと思います。今のうちにたくさんの経験をして下さいと言うことで、お話を終えました。

 質問コーナーでは、博士のこと、植物のことなどの質問もあり、とても盛り上がりました。講義のあとには、校長先生と6年生の担任の先生を交えて、今後の発展についての意見交換もでき、来年度もよりよい方向に講義を展開できそうです。よろしくお願いいたします。最後になりましたが、校長先生をはじめ、 6年生の先生方、ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。子どもさんたちからの手紙を楽しみにしていますので。

DSCN0199.JPG
 わたなべしるす


 PS. 講義を行ったということが、さっそく遠見塚小学校のブログに書いてありました。とてもたくさんの記事でした。うれしい限りです。ありがとうございました。

DSCN0210.JPG




ページの一番上へ

diary Top« 1 | 2 | 3

ARCHIVE