2011年9月の記事です。
PD・藤岡くん送別会
2011年9月21日 (水)
非常に強い台風15号が北上して来ていますね。。。ひどい雨模様で、気温が下がっています。
仙台でも電車が止まったり、休校が相次いでいるようです。道路もひどく混んでいました。
明日は旧遺生研・秋のソフトボール大会開催の予定だったんですが、この台風の影響で流れそうです。
さて昨日、PD・藤岡智明さんの送別会が開かれました。
藤岡くんは岩手大学から合わせて渡辺グループに8年間在籍したのですが、10月1日付で三重大学・分子遺伝育種学研究室に異動する事になりました。
イネを実験サンプルにしてきた藤岡くんに因んで、米粉でできた"伊達なむすび丸ロール"を囲んで送別会を行いました。
宮城県産の米粉を使用しており、カスタードクリームにまで米粉を使用しているこちらの一品。
宮城県知事賞2回受賞だそうで(1年目は伊達なひとめぼれロールで受賞)むすび丸の焼印が押されています。
フワフワとした生地が非常に柔らかく、シンプルながらも奥深い一品です。
送別会はM1・山村さん進行で賑々しく行われ、渡辺先生からは8年間の労をねぎらう言葉を、藤岡くんからも皆への言葉を頂きました。
ラボの皆からの記念品として色紙と携帯灰皿とカード入れ、男性陣有志からは記念品として体重計が贈呈されました。
新天地でのますますのご活躍をお祈りしています!
引越しも頑張って下されい。
今日は、毎年恒例の中間報告です。
中間報告とともにゼミも先週から開始され、いよいよ本格的に後期スタートといった面持ち。
温室の準備も進んでいて、アブラナの秋シーズンももうすぐそこです。
増子(鈴木)
【出前講義】未来の科学者養成講座(科学者の卵養成講座)・第2回全国受講生研究発表会・審査員、3日目(9/19)
2011年9月19日 (月)
食事のあとの1hrほどの休憩時間には、大学を超えた受講生間の交流で、愛媛大、東京大などたくさんの大学の受講生と議論をしていたのは、集団をheteroに維持し、異分野交流の大切さを卵で講義していたことが、功を奏したようです。教育的効果が出ているのを見るのは、うれしい限りです。



わたなべしるす
【出前講義】未来の科学者養成講座(科学者の卵養成講座)・第2回全国受講生研究発表会・審査員、2日目(9/18)
2011年9月18日 (日)


昨日の夜の交流会とは異なる形で、3つのグループに分かれて、キャリア、生命ということで、討論が行われました。キャリアについては、卵の担当の久利先生と、渡辺でした。東北大のウリとして、キャリア教育というのが、構築されつつあるのかもしれません。これから様々なキャリアを積む上での、ヒントになったのではと思いました。ぜひ、少しずつでもがんばってください。きっと何かやりたいこと、できるようになりますので。
明日は最終日。お昼が2hrあります。ぜひ、十分な交流ができなかった部分をポスターなどで交流できればと思います。

わたなべしるす
PS. 小学生が無限と有限の連結をとてもきれいに証明というか、小学生にもわかりそうな説明をしてくれました。感動の15min間でした。すごかったです。誰にでもわかるような説明の大切さを実感というか、言葉を超えた感動をもらえました。もっと出前講義にはとれイニングが必要と痛感させられました。
宿泊、夜の交流会の場所は、東京オリンピックの時のプレスセンターだったとか。よく見る写真を見つけて、本物を見たのは、初めて。びっくりでした。

【出前講義】未来の科学者養成講座(科学者の卵養成講座)・第2回全国受講生研究発表会・審査員、1日目(9/17)
2011年9月17日 (土)


夕食後にも交流会があり、国際学会並みのactivityでさすが高校生。1日目は、福井大学の前田先生がorganizeされている「自分の分野で尊敬できる研究者」ということで、参加された先生方から、様々な分野の偉人が紹介され、そのあと、その偉人についてdeepな議論を行いました。ちなみに、渡辺が紹介したのは、「C. Darwin」, 「G. Mendel」、ここまでは遺伝学者として、有名でしょう。いうまでもありません。では、「禹長春」は、植物育種、遺伝学では有名なU's triangle (禹の三角形)という、白菜(Brassica rapa)、キャベツ(B. oleracea)、西洋ナタネ(B. napus)、タカナ(B. juncea)
、クロガラシ(B. nigra)、B. carinataの関係を明らかにした方。お弟子さんには、渡辺の研究室の祖先の方とも言える水島宇三郎先生。もうひとりは、「浜口梧陵」。彼は、遺伝学とは関係ない、和歌山の方。昔は、「稲むらの火」という、教科書にも出ていた大地震の後に、村人を津波から救ったひとのモデルとなったひと。有名な言葉に、「万が一の時になって、思いをめぐらすのではなく、常日頃から非常の事態に備え、一生懸命にわが身を生かす心構えを養うべきである。」という言葉を残し、今、よく言われている「想定外」を戒めているひと。もちろん、実験で想定外のことが起こり、それを意味のあることと気がつくのは大事な想定外ですが。。。

わたなべしるす
PS. 最初の集合写真に、浦和第一女子の2名がいないのは、あとから現地集合だったためです。すみません。。。
そういえば、今日は、M6クラスの地震が朝から、3回ほど。。11日前後に起きるのが、少し遅くなったのでしょうか。朝から、起こされました。。。。