渡辺グループは今週の前半、渡辺先生以下メンバーのほとんどが出張中です。
各人の実験や、新学術領域"ゲノム・遺伝子相関"の班会議等にも参加しているためです。
ご迷惑おかけ致しますが、よろしくお願いいたします。
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という訳で、静かな実験室で顕微鏡を見たり、温室に水やりしにいって過ごしてます。
お留守番部隊の増子です。
温室の隣にはアジサイが植わっている花壇があるので、水やりついでにM2古武城さんと観察に行ってきました。
アジサイは学名Hydrangeaと言い、"水の容器"という意味のラテン語だそうです。
学名からして梅雨っぽいですよね。
久々に見に行ってみると、沢山の花が咲き始めていましたよ!
開花直後の花は葉緑体の緑があるので薄い緑ですが、
日を追うに従って、アントシアニンの一種であるデルフィニジンが蓄積、
補助色素と各種金属イオン、pH(土壌由来・アルカリ性)のため青色になります。
最終的には花の成熟に伴う有機酸の蓄積により、pHが酸性に傾き赤色に変化します。
美味しそうだなー、と思っても食べちゃダメです。
アジサイには毒があり、場合によっては死に至るケースもあるそうです。
毒の種類は違えど、スズラン等と同じですね。気をつけなはれや!
アブラナ・春シーズンも終わり、梅雨を抜けるとイネシーズンが近づいてきます。
もう7月ですねー。体調に気を付けて、夏を迎えたいです。
増子