東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

起源、進化、選抜 (2/18)

2013年2月18日 (月)

 野生の植物がヒトによって栽培化され、どの様な過程を経て、今の作物になったのか。いわゆる、今の作物の起源は何かというようなことである。最近のゲノム研究から、容易にゲノムの比較ができるようになったが、実際の過程をタイムマシーンに乗って、見ると言うことができないので、本当にそうなのかと言うことは、どこまで行っても本当なのだろうかと思う。大学時代の講義でも、この作物の起源地はここというようなことを植物育種学の時間に習ったような気がする。そのときは、なるほどと思って聞いていたが、今となって、研究をしようと思うと、そんなに簡単な話ではないような。。とはいえ、そうしたことにもチャレンジしたいが、。。。15日に、ロシアに落下した隕石はどこが起源で、どの様な経路を経て、地球に来たのか。。。広い宇宙から、針の穴を通すより遙かに狭いとところを通って、ヒトが観測できるところに落ちる。確率からしたら、どれくらいになるのか。。。先日の星の話しではないが、どうも、見ていてすごいとは思うが、宇宙の大きさが、想像を邪魔しているのだろうか。。。

 栽培化というのは、進化と言うことももちろんできる。農学系のヒトがどちらかと言えば、栽培化というのを好み、理学・生物系のヒトが、進化という言葉を好むような。。。もちろん、感覚だけであるが。。。進化と言えば先日の新聞に「新幹線の進化」というのが。大学で仙台にきてから、いろいろなことで、新幹線にはお世話になる。昔は単に乗るのがうれしかったが、いまは、乗る時に、仕事ができるように電源の有無を考える。ノートパソコンの電池の機能がよくなったとはいえ、電気があるところでは、ある程度のレベルにしておく方が、何が起こるかわからないので、安心できる。こうした進化だけでなく、これからの新幹線は、センサーを埋め込んで、自分で考えて走るとか。。。何とも不思議な気分である。2013年度末には、営業運転が、320km/hrになるとか。。。最初に受験に来た時に、大宮・仙台間を乗った時の速度がいくらだったか覚えてないが、搖れがなかったのだけは覚えているが、200km/hr台の前半だったのだろう。そう考えると、早さは、時間短縮でもあり、仕事で乗ることを考えると、ありがたい話しである。

DSCN5136.JPG パソコンもずいぶん進化している。というか、学生の時初めて買ったコンピューター。ポケットコンピューター、いわゆる、ポケコン。液晶画面が1列だけあって、ブラインドタッチするには、キーの間隔が狭すぎ。。。もちろん、その当時は、そんな芸当もできず、。。文字を見ながら。。。平均、分散を計算するくらいのプログラムを書いて。。。レポートを作成したのを覚えている。その当時のパソコンの値段が、40万くらいだったろうか。とても買えなかった。。。最初は中古のデスクトップ。そのあとは、20万くらいのノートパソコン。。。あれからずいぶん時代も変わり、OSも、MS-DOSから、Windows。そのversionもずいぶんとupして、タッチパネルになっていたり。。。まだ、タッチパネルを使ったことはないのだが、ブラインドタッチするには、キーボードの上の決まった位置に指を置いて考えないといけないので、それには不向きなのかなと思ったりする。もちろん、使う前から、何とかというのはよくないが。。。学生の時の指導教員の日向先生は、新しいパソコンになり、早くなると喜ばれていたのを思い出す。もちろん、1 weekから1 monthでなれてしまう訳であるが。。。MS以外のOSという点では、Appleを一時期、実験の関係でお世話になった。キーボードの細かな配置が違ったりで、どうもなれないまま、終わった。今でも苦手である。こちらがそのOSを選抜したのか、OS側にこちらが選抜されたのか。。。よくわからないが、自分もOSも残っていると言うことは、その選抜圧に耐えたのであろう。たぶん。。。こうした進化に適応して、取り残されないようにしないといけないと思った新聞記事であった。


 わたなべしるす

  PS. そういえば、先週は、バレンタインデー。いろいろなところから、いろいろなものを。。。ありがとうございました。どこというのは、最近の個人情報になることもあって。。。お許し下さい。何より、お礼をと思いまして。。。。ありがとう!!!!!!!!!!!

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