東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【出前講義】宮城県仙台第三高等学校・SSH運営指導委員会(2/19)

2013年2月19日 (火)

 今年はずいぶん寒くて、雪も多いです。四国関西出張の時の土曜日には、真冬日で、雪も相まって、道路が昼から凍結していたとか。。。仙台では結構珍しいです。生命科学研究科という大学院だけのunitなので、卒論発表会などがなく、年度末まで、大学としての大きな仕事は、。。。研究と教育というか。。。年度末のばたばたというか。。。今年度に積み残しをしないように、目の前にあるやるべきことを、可能な限り片付けているというのが、実情かも知れません。。。

 SSHの運営指導委員をいくつもお引き受けしていることもあり、年末から、年度末にかけては、運営指導委員会が多数あります。年末には、コアSSHで鹿児島へ。先週は、通常枠ので、観音寺一。今週は、今日から、仙台三、盛岡三、福島。コアSSHの発表会が土曜日に水沢。となります。ぎゅっと詰まった、今週になりそうです。

DSCN5612.JPG 今年度は中間年。11月には、コアSSHの取組である「第1回みやぎサイエンスフェスタ」を開催し、先日も、北海道・東北地区のSSHの合同会議をorganizeされ、中間評価も「おおむね達成」。よい方向に進んでいるのではと。もちろん、いくつかの指摘もあり、「国際性」、「学会などでの発表」、「高大接続」を残り2年で改善というのは、大事なのだと。できるだけ、こちらもサポートしたいと思いますので。運営上の問題点として、通常枠とコアの予算分離。どこまでがどちらの予算なのかというのは、実際に運営される他SSH校でも、大変なのではないでしょうかということを、仙台三でも。。この前の観音寺一でのSSHの運営指導委員会でも、このことについてコメントがあり、一体運営が可能になることを聞きましたので、次年度は、よりよい方向に進むのでは。。。大学との連携をどれだけ上手にやれるかが、「学都仙台」を活かすことになるのだとというコメントもあり、なるほどと。。。また、将来を見据えた「キャリア教育」。高校では、大学で何をやりたいのか、さらにその先の職業観をどのようにサポートするか、高校だけでなく、大学、大学院でも同じことを十分、考えないといけないのだと。。。最終的には、どのように子供たちの「質の保証」というのをどうやって行うか、。。教育としての大きな問題のような気がしました。

 最後になりましたが、校長先生、教頭先生、粕谷先生をはじめとする関係の先生方、宮城県教育委員会の方々に、この場を借りてお礼申し上げます。

 わたなべしるす

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