東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【出前授業】平成24年度コアSSH「アブラナ科植物の遺伝的多様性に関する研究」報告会・コメンテーター(2/23, 3/5追記)

2013年2月23日 (土)

 今日も朝から水沢は雪です。もちろん、仙台もですが。。。本当によく降ります。最初の校長先生からの挨拶で、水沢の出身者の著名人として「後藤新平」。岩手県出身の総理大臣は5名とか。自分の出身の愛媛県にはいなかったような。。。これをお国柄というのでしょうか。自然環境とこうした偉人との関係を考察してみるのも、科学ではないかもしれないですが、興味深いことなのではないかと。。

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DSCN5632.JPG さて、この研究も1年の空きがあるものの、今年が4年目。今年度の参加校は14校。北は北海道から、南は佐賀県まで。日本全体をカバーしたような、コンソーシアムになったのは、よく発展したのだと。夏には、遺伝子解析等の講習会もありました。ここでは、アブラナ科植物、それも、キャベツ、ブロッコリーを含む、Brassica oleraceaを主たる材料にして、この4年間、いろいろなことがわかったのでは。。。Power pointでのプレゼンとポスター発表。学校間の共同研究、基礎的な形態観察というこれからの、科学を支える人材に大切なことを行っているのは、何よりよいことではないかと。。。また、ちょうど、この時期は学年末の定期試験。参加できない生徒さんも。そのときのために、プレゼンは、あらかじめDVDに録画しておいたものを使う。なるほど。ポスターセッションでは、いろいろな課題について、deepなdiscussionもできましたし、終わったあとに、質問に来るという熱心な生徒さんも。。。もちろん、問題点もいくつかあり、どこでもそうかもしれないですが、統計的な処理というのは、これからのSSHで考えるべき問題だと。。

 最後になりましたが、発表会でお世話になりました、校長先生、高木先生、佐藤先生をはじめとする多くの方々にこの場を借りて、お礼申し上げます。ありがとうございました。

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 わたなべしるす

 PS. 週明けの25, 26日は、大学入試の前期日程。この週末から来週にかけて、全国的に寒波が日本列島に居座るとか。。大変な時期に寒さが襲来。そんなことにめげず、それぞれの目標を達成するためにがんばってください。気温も3月には例年以上になるそうです。皆さんにも春が来ると思いますので。あと少し、がんばってください。

 PS.のPS. 2/24(日)付けの、岩手日報の1ページを使って、今回のSSH発表会のことを取り上げて頂きました。ありがとうございました。新聞については、水沢高校のHPに写真がありました。あわせてごらん頂ければと思います。

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