東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【出前講義】松山市立久米小学校・特別講義「キャベツとブロッコリー」(6/21)

2013年6月21日 (金)

 台風は温帯低気圧に変わったこともあり、少し雨は弱くなりましたが、それでも雨降りでした。前日は観音寺第一高校のSSH。今日は、愛媛に戻り、松山市立久米小学校。去年、小野小学校でお世話になった「関家教頭先生」。この4月に、小野小学校に異動。昨年、愛媛新聞に「道標」の連載したこともあって、今年もまた、お願いされました。昨年は4年生でしたが、今年は5年生。講義は「キャベツとブロッコリー--何が同じで何が違うの???--」。今治市では、今治、日吉、美須賀、城東小学校の合同での講義今治西中学校。梅雨の時期なので、キャベツ、ブロッコリーとも栽培が難しいこともあり、最盛期よりは小さかったりしますが、それでも十分な野菜。これが日本の品種改良技術の賜物だと。。。

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DSCN6826.JPG いつものように、トマトの生活環を説明して、そのあと、キャベツとブロッコリー。キャベツとキャベツを交配したら、もちろん、キャベツ。では、キャベツとブロッコリーなら、どんなものができるのだろうか。それをグループで書いてみよう。16グループということもあり、書いてもらう時間が十分取れなかったかもしれないですが、20minくらいで、それぞれのグループごとに。「2つのideaを書いてもよいですか?」ということで、まとまらないのであればという軽い気持ちだったのですが、半分以上のグループで2つ以上のideaを書いてくれたのは、ちょっとびっくりでした。3, 4時間目で、時間も少しoverしたこともあって、質問時間を短くしたり。。。こちらの解説も不十分だったかもしれないですが。。。しっかり、それぞれの植物の特徴を「理科」として理解し、グループで意見をまとめることをしっかり学んで下さい。とても大事なことですから。。。

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DSCN6878.JPG 講義のあと、児玉校長先生、関家教頭先生と地元で指導をされている方も交えて、今の教育問題など、1hrほど議論できたことは、これからのアウトリーチ活動に活かすことができると思います。ありがとうございました。

 最後になりましたが、お世話になりました、児玉校長先生、関家教頭先生、5年生担任の先生方にはこの場を借りて、お礼申し上げます。ありがとうございました。

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 わたなべしるす

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