東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【出前講義】小松市立中海小学校・特別講義「ヘチマとそのなかまたち--実は、たくさんの仲間がいます--」(1/28)

2014年1月28日 (火)

 昨日が加賀市内小松市内。今日は小松市内の2つの小学校。1つは山沿いで今年度3回目の中海小学校が午前中。小松市内には雪がないのに中海小学校の周りには屋根に少し雪があったり。。。ただ、今年はかなり雪が少ないようで。。。先生方も今年の雪はどうなっているのかと、心配されていました。2月以降、かなり雪が降るのではと。。。。さすが日本海側、数日であっという間に積もるそうなので。。。いつもように手書きのwelcome boardが。ありがたいことです。今日もとてもniceでした。中海小学校の直前のところで、ぼやけたというか、雲に隠れた白山とその山並みが。。

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DSCN1476.JPG これまでの2回は、キャベツとブロッコリーの講義リンゴをモデルにした受粉、自家不和合性の話でした。そんなこともあって、5年生ですが、「へちまのなかま」、つまり、ウリ科の話を。この講義は4年生を想定していて、「へちま」が成熟した頃にやるというのが通常。なので、ヘチマの育ち方の復習から。。。子葉、本葉、つるが出るなど、1年半くらい前なので、意外と忘れていたり。。。。それでも一通り、思い出してくれて。

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DSCN1480.JPG で、このへちまの仲間は。。。と言うときに、一番前の児童の方から「ウリ科」と言う声が。よく知っていますね。感動でした。で、ここからいつものように、「キュウリ」、「スイカ」、「カボチャ」、「メロン」、「ゴーヤ」の果実、果実を切ったところ、雌花、子葉の形態、種子などがそれぞれどれに対応するかを、クイズ形式で。わかりやすい果実のようなものもあれば。そうでない、種子、子葉のような例も。。。また、果実を輪切りにしたときに、よく似た形態が見えるので、キュウリとカボチャの解剖。さすがに、カボチャの横断面というのは、かなり難しいと。。。堅いこと、この上ない。。。また、似ているものは、名前も似ていると言うことで、二名法の話しも。さらに、メロンにTのつるというか、茎が残っているものとそうでないもの。その理由は。。。ということも。同じ講義が、昼から芦城小学校であったので。そのあたりは、また、このあとの記事で。。。

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DSCN1493.JPG ということで、あっという間の2コマでした。この学年は、3回の講義。とても印象的でした。で、最後はいつものように世界に向けて情報発信。それから、最後だと言うからでしょうか。久しぶりにサイン会に。。。担任の木下先生をはじめ、関係の先生方にこの場を借りてお礼申し上げます。また、次年度以降も、よい連携ができればと思います。ありがとうございました。

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 わたなべしるす

 PS. 今日も昨日とは違うversionのwelcome boardが朝から玄関に。。ありがとうございました。うれしい限りです。

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 PS.のPS. 昨日のSSHの講義に続いて、石川県立大学生物資源工学研究所の中谷内先生が中海小学校の出前講義も見学され。。。「高校生向けの講義とは、違うのですね。。」と。。。まだ、なかなかバランスは、難しいと思っているのですが。。。ありがとうございました。



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