東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【出前講義】石川県立小松高等学校生物部・実験研究指導「レインボーフラワーの仕組みの解析」(4/15)

2014年4月15日 (火)

 先日、市内の中学、高校で出前講義の打合せをしたのが、今年度の出前講義はじめだったかもしれないですが、講義を直接した訳ではなく、先生方と打合せをしたり、実験をしていた生徒さんと少し話す時間があったくらいで。。。その意味では、今回の北陸遠征が最初の出前講義。年度がかわると言うことは、また、新しいメンバーに会うことができると言うこと。もちろん、うちの研究室にも新しいM1と新しいアルバイト方々もいらして。。。HPのなかのメンバープロフィールはほぼ入れ替えが完了。かなりメンバーが減ったなと。。それでも何とかして、と言うのがこれまでもそうだったので。。。lab全体のactivityが問われる1年なのかも。。

 そんな前置きは置いておいて、。。年度初めは石川県立小松高等学校・生物部の皆さんとの議論であったり、実験指導から。。。日が長くなったおかげで、学校について、すぐに、生物部担当の寺岸先生と一緒にダイコン、アブラナの畑の観察。生徒さんは、あとでも書く「レインボーフラワー」の方がよいようで。。。もう少し、畑の観察、手入れをしてあげては。。。観察という意味では、畑も、レインボーフラワーも同じですから。せめて、肥料を上げてください。お水を上げてください。花が咲く時期には、どちらも大量に必要としますので。

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DSCN2066.JPG で、それに続いて、「レインボーフラワー」の実験。実験の内容について、先日mailをもらっていて、それにコメントを返さないといけないと思いつつ。。。この年度初めは、明らかに脳みそがoverflow。。。。パンクしていて。。。伺うまでコメントできなかったこと、お許しください。実験の内容を伺い、今後、どうするのがおもしろいかと言うことについて、「科学をする」という単純な立場からのコメントと言うことで。もちろん、そうしたコメントに対する応答であったり、実験に対する考え方がしっかりしてきたのは、学年が1つ上がり、新しい1年生が入ってきたという緊張感からでしょうか。それはそれで頼もしいなと。。。

DSCN2074.JPG 実験の細かな内容にまで触れるのは、。。。なんというか、昔、師匠の日向先生が「世の中には、同じことを考えている人が3人いる。つまり、他の2人よりもどうやって、それを先に発表するか。。。」と言うことを言われたのを思い出し。。。ここでは触れないことに。もちろん、ダイコンコンソーシアムのHPなどで、また記事が上がるかもしれないですし、どこかの学会などで発表があるのではと。楽しみにしております。

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 わたなべしるす

 PS. 卒業した3年生が十八番であった「Welcome board」というか、ポンチ絵。ちゃんと、次の代に継承されているのは、うれしい限りです。今回もよろしくお願いします。

DSCN2070.JPG PS.のPS. ちょうど、議論も終える頃、新しい1年生が、部活の見学に。ちょうど、うちの研究室で言う「オープンラボ大学院生募集」のようなもの。どこの部活にしようかと。この生物部の特徴はと言うので、それぞれの生徒さんが話をしていて。新しいmemberが入って、活性化されるのを楽しみにしておりますので。。。

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