東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【出前講義】宮城県宮城第一高等学校・飛翔型「科学者の卵養成講座」(JST)を広報、第3弾(6/27)

2014年6月27日 (金)

 この週末は雨になりそうですが、何とか今日の金曜日まで持ちこたえてくれました。飛翔型「科学者の卵養成講座」の広報、第3弾は、宮城県宮城第一高等学校。昔でいう、宮城県宮城第一女子高等学校。研究室の実験補助など、色々なことをして頂いている増子さんの母校。月末の金曜日ということもあったのでしょうか。宮城県宮城第一高等学校の行き帰りの道路は少し混雑していました。

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DSCN3152.JPG 宮城県宮城第一高等学校も第1期の頃から、多くの受講生を輩出してくれている高校。説明会は15名ちょっとだったでしょうか。お世話になった柏葉先生と会場で設営する前に、今回のプログラムとして、海外へ行くことができる、また、英会話のトレイニングができるということが、理系の生徒さんの応募に少しブレーキをかけているのではと。。実際に説明を初めて、今回は、講義の最初のところに、英語を入れたけど、できれば、ない方がよいと思うひとはと。。。。かなり手が上がりました。これまでの、福島仙台一でも、英語のレベルことを心配していた高校生が。。。運営サイドとしては、英語をしゃべることができなくても、やろうという気持ちがあれば、というレベルでプログラムを構築しているわけですが、文面だけでは、HPだけでは、そのニュアンスが伝わりにくいようでした。そんなこともあって、たまごのHPに「英語サロン」についてというような記事を入れて、渡辺がどれくらいのレベルで、しゃべることは、気持ちの問題であると。そんなことを強調して。また、もちろん、今まで通りの講義とレポート、赤ペン指導の重要性も。それに加えて、ミニ講義には、科学史、科学倫理など講義とはまたちがった香りのするものを用意しているからと。

DSCN3154.JPG 講義のあとに、去年の受講生の小松さんと渡部君が受講して何がよかった、何が今の自分のためになるというか、というような話しを、基礎コース、発展コースなど、それぞれの面から。とてもしっかりした発表で、このプログラムで1年間トレーニングすることが、こんなにも生徒さんたちを立派にするのだと、感動させてくれました。何より、これに続いて、質問コーナーで、レポートいうのはどの様な内容なのか。講義を聴いていれば、穴埋め式のように答えることができる高校までのようなものでなくて、講義で聴いたことと自分が知っていることを融合させて考える。ということ。これについて、小松さん、渡部君がその大変さと充実感を答えてくれたのは、realityがあってよかったです。また、最近の高校生は、忙しく、部活などの他の予定がぶつかったときには、。。というとき、小松さんが、「他にどんな予定が入ろうと、この「科学者の卵養成講座」の方が、遙かに重くて、そちら以外に選択の余地はないと。。。」。心強いコメントを頂きました。これで応募してくれる方々もしっかり出席してもらえるのではと思います。また、英語のことを最初に説明しましたが、実際にどの様な形式で行うのか、また、発展コースではどの様な研究内容なのかなど、これまでの福島仙台一よりactiveな質問がたくさん。それも感動でした。説明会が終わったときには、ほぼ、全員が質問し、英語があってもトライしたいという方になってくれていました。感動でした。今のその気持ちとこれまでの科学への思いなどを綴って、申請書を書いて頂ければと思います。楽しみにしております。よい先輩たちがいるわけです。そうした方々からもヒントをもらえばよいのではと。。。

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DSCN3173.JPG 質問をしてくれた方々には、科学者の卵養成講座のポスターと渡辺の研究論文の別刷をプレゼントしました。質問を増やす意味もあって、サインをしましょうといったのがよかったのかもしれないですが、最後は、列ができて、サイン会を。。。

DSCN3176.JPG 最後になりましたが、今回の説明会などの設定をいただきました、柏葉先生、久保田先生をはじめとする関係の先生方にお礼申し上げます。ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。たくさんの応募を楽しみにしております。


 わたなべしるす

 PS. 説明会が始まる前に、後期の講義である「展開ゼミ」を高校生にも公開している関係で、宮城第一高校からも2名の受講生が。最初の講義の場所、どの様なことをやるかなど、説明ができました。こちらが資料を十分に用意できてない部分がありました。遠慮なく、mailなどで問い合わせて下さい。といっても、最初の講義は、10月10日(金)です。初回講義の実施場所は、片平キャンパス・生命科学研究科本館3階306会議室です。時間は、16:20からです。大学生の受講生がまだ決まってない状態ですので、また、そうしたことも決まり次第お知らせしますので。いずれ、高校時代から、大学の単位を取ろうというのは、熱心な生徒さんだなと。。。




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