東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【出前講義】日英若手科学者ワークショップ10周年記念 at 在日英国大使館(8/11)

2014年8月11日 (月)

 土曜日の午後が日英高校生交流発表会でした。参加した生徒さんたちの日頃の行いがよかったのだと思います。日曜日はかなりの雨でしたが、台風一過の晴天とはいかず、晴れ間の見える雲の間には、小雨も。。。ちょっと、いつもの台風一過とは、違った月曜日でした。そんな月曜日に「日英若手科学者ワークショップ10周年記念」が開催されたのは、在日英国大使館。数年前に、Plant Cell Physiol.のEditorをしていたときに、Oxford Dayというので、Oxford University Pressの会議に、在日英国大使館に来て依頼。やっぱり、緊張します。大使館横の歩道にはソメイヨシノらしき、サクラの木々が。春にはきれいなのだろう。。。そんな中で、セミの抜け殻を発見。。。都心でこんなものを見つけると、やっぱり、ほっとします。

DSCN3554.JPG この日英高校生交流が今年で10周年。その間には、ロンドンでの爆破事件があって、やむなく実施できなかった年もあったとか。もちろん、こうしたプログラムを実施するに当たって必要な経費については、文科省、JSTという公的資金に加えて、三菱電機、東芝などからもサポートを受けており、英国サイドでは、クリフトン科学財団、ロールスロイスなどからと言うことも、今回の会議に出て、その詳細を知ったくらいで。。。(サポート頂いていた方々に、この紙面をお借りして、お礼を申し上げたいと。。。ありがとうございました。)。

DSCN3557.JPG そうしたサポートの元に、この10年間に関わった日英の大学は、京都立命館大、京都教育大京都大東北大、サリー大、ケンブリッジ大。こうしたプログラムに10年目に東北大が貢献できたのは、様々な方々の話を聞きながら、よかったのだろうと、実感できた瞬間でした。実際には、関連した高校、大学、資金面でのサポーターから、このプログラムが、どの様に高校生にとってよかったのかというか、将来につながるのかと言うことを、それぞれの立場で。。。で、渡辺は、。。。東北大でこのプログラムをサポートしたものを代表してと言うのは、はずかしいですが、今回の経験が将来の世界的な問題解決につながってほしいと。もちろん、将来、東北大に来て、共同研究等をしてほしいと。日本と英国の間で。。。学会発表と異なって、スライドがなくて、話をしなくてはいけないというのが、こんなにも難しのかと。。。スライドがあれば、何か考える余地があるのですが。。。いずれ、英語の修行が必要だなと。。。というより、今回の「日英高校生交流発表会」に参加した日本の生徒さんたちが、この場面でもしっかり話をしていたのは、感動でした。

DSCN3558.JPG 最後は交流会。高校生から大学、サポーターまでの異分野交流会という感じで、これまでお目にかかるようなこととなかったような方々とも、短い時間でしたが、お話しもできました。ありがとうございました。今後、多方面で交流がさらに発展できれば、幸いです。東北大では、先週の火曜日から始まった「日英高校生交流発表会」も、無事、終了。研究をサポート頂いた、多くの研究室の先生方、なにより、この企画から実行までを影となり、ひなたとなってサポート頂いた、福島県立福島高等学校・高野先生、橋爪先生をはじめとする関係の先生方に、お礼申し上げます。次は2年後かもしれないですが、今回の反省事項をきちんと消化して、よりよいものとして、次回、開催できればと思います。ありがとうございました。


 わたなべしるす


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