東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

先入観、配置、転換点(9/3)

2014年9月 3日 (水)

 今年は冷害になると、そんなことが春先に言われていたような。そうなるとイネの実験系が。。。と心配した。穂孕期から開花少し前くらいまでは、さほど寒くないというか、暖かく、回避できたと思っていた。ただ、開花期が少し寒いのではと思える日もあった。最高気温が20oCになった数字は、ひやひやであった。と言うのが仙台での実情。ただ、全国的に見たら、例年よりは、ずいぶんと涼しいし、雨で日照不足らしい。確かに、東海地方に出張できているが、夕方になり、日が陰ってくると、仙台ほどではないが、かなり涼しい。例年この時期に東京以西への出張だと、こうはいかない。ということは、ここ数年というか、そうしたことから見たら、ずいぶんと温度が下がっているのだろう(この文章を書いていて、8月は異常気象だったというニュースが。。。)。長雨と日照不足で、イネにイモチ病がずいぶんとで始めているというニュースも。。。東北地方が比較的好天に恵まれたので、米が足りないと言うことにはならないようであるが。。。どうしても身の回りだけで物事を見がちかも知れないが、できるだけ幅広くみて、先入観を取り除かないと、大事なことを見落として、間違った結論になってしまうような。。。それだけはないようにしないと。。。そういえば、名古屋ではクマゼミが鳴いていた。当たり前かも知れないが、どこまで北限になっているのか。。。セミであれば、さほど問題がないのかも知れないが、セミでないような昆虫の場合。。。問題となることも。。。いずれ、先入観を捨てて、現場をしっかりと見ることだろう。

DSCN3657.JPG 繰り返し実験をするときに、例えば、水田を分割して、植えた位置の影響が出ないようにするために「実験計画法」と言うのがあるというの習ったような。植物育種学の時間だったような気がする。そんな本が、ずいぶん古い本であったと思うが、日向先生の教授室の本棚にあったような。実際にめくったことはないが、反復実験をして、誤差というか、分散を小さくして、と言う発想だったような。それくらい何をどこにおくのか、と言うことは実は大事な問題。たしかに、地震の時に、どこにそのものをおいて置くかでずいぶんと違う。搖れの方向と同じだったり、それと直角だったりで、影響が全然違うとか(3.11の時は、1F, 2F, 3Fと言う位置というか配置で、大きく違った。)。今年の長雨、日照不足も太平洋高気圧の配置が例年と違うから。。根本的に何から影響を受けて、この高気圧の配置になっているのか。それを子供の頃のように戻せないのか。何が原因で結果なのか。。。それがわかれば。。。もう少し快適な環境にもどるような気がする。

 夏と秋の境目。。。今年はかなり速い。虫の声と言うより、気温が下がっている。と言うことは、今年の秋から冬への転換も速いのだろうか。降雪が多いのだろうか。。。と心配になる。昔を振り返ると、ここで何かが変わったのだなと思うのはある。ただ、そのことに、その時に気がつくかというと。。。むつかしい。いろいろなものに「転換点」がある。それに対してすぐに気がつくようになるためには、ある種の先入観をなくして周りを見ることができないといけないのだろう。秋・冬への転換点。来年に備えて、今年できるものをきちんと収穫して、冬の寒さに備えないと。。。そういえば、今月頭から、科研費の公募が。。。その意味では、8/31から9/1への日付けのchangeは、大きな転換点だったと。。。がんばらないと。。。

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 わたなべしるす

 PS. 昨日のニュースに愛媛県の高校野球に一時代を築いた上甲監督が亡くなられたと。。。渡辺が高校生時代には、宇和島東とやってというイメージはあまりないが、卒業したあと、県大会の決勝で、ずいぶんと痛い目に遭ったというか、勝てなかった。。なぜ、勝てなくなったのか、遠く離れた仙台にいたので、それがよくわからないが、何かの先入観でもって勝とうとしたのか、何かの配置ミスなのか、いずれ、大きな時代の転換点がそこにあったから、宇和島東の時代があり、そのあとの済美の時代があったのだろう。ずいぶんと早くになくなられた。。。愛媛の野球をこよなく愛してきたものとして、。。。ご冥福を祈るばかりである。


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