東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

2014年11月の記事です。

旧遺生研ソフトボール大会(序章)

2014年11月23日 (日)

こんにちは、増子です。

穏やかで過ごしやすい連休で何よりです。みなさんは何処かに行かれましたか?。。。。そうですか。私は旦那さんが出張のため、家族ぐるみではどこにも行けませんでしたが、さっきお土産をもらい(じゃじゃ麺お持ち帰り用(白龍))それを茹でてどんぶりいっぱい(400g)食べました。あまりに美味しかったため、写真撮る余裕はなかった、すいません。奇しくも、なべもとが先日食べており、うらやましい。。。と思っていたのです。はー、ありがたい。げっふーーー。しばらくは、余った味噌で、ちーたんたん三昧で過ごす予定です。よきかな。

 

さて渡辺先生の記事にもありましたが、中学生が職場体験に来ていた金曜日、旧遺伝生研・秋のソフトボール大会が行われました。今回は、評定河原野球場で行われたんですが、ここで行われるのは数年ぶりです。3年???くらいぶり???坂園さんはここで試合したことない、って言ってましたから。ここは、片平キャンパスから徒歩5~10分と、非常にアクセスが良いのです。

 

今回、植物生殖遺伝は、宇宙環境適応生態と一緒に組ませて頂き、試合に出させて頂きました。合同チームが多くなり、今回、旧遺生研ソフトボール大会は、全部で4チームになっています。総当たり戦の結果で、順位が決まります。

 

坂園さんと私はちょっと用事があったため、他のメンバーには先に行ってもらい後から合流したのですが、久々の場所のため、道に迷いましてですね。スマホ片手に、右?左??最終的に、坂園さんが地図で場所を探りあてたため、坂園さんについて行きました。面目ない。

 

遠目に、試合が始まっているのが見えます。いやあ、紅葉がきれいですね。風も穏やかで日差しも暖かく、良い日でした。素晴らしい午後の始まりを予感させます。

しかし・・・。

これは嵐の前の静けさに過ぎないのだった・・・。

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次回予告。

 

いわもと:

ふふふ、M1岩本とは世を忍ぶ借りの姿・・・しかして、その実体は・・・!

ますこ:

な、なに!お前は・・・・!!!

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さかぞの:

なんだと・・・消える魔球・・・!?

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M2たぐち:

ますこさんは、またバカな事を書いているようですね・・・。

M2なべもと:

ま、いいんじゃねー?

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という訳で、メインの写真をラボに忘れてきたので(てへぺろ)、続きは火曜日に!

Stay tuned!

 

増子

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ぷるぷるピンセット

2014年11月23日 (日)

こんにちは、M2の辺本です。

なべさんの記事にもあったように、
昨日今日は兵庫県立豊岡高等学校の生徒さんとの実験。

昨日はDNAをとる実験から。M1の岩本君が頑張ってくれました。
彼にとっては初めてのTA(なのかな?)で不安もあったでしょうが、
しっかりやってくれました。流石、岩本君!素晴らしいよー!
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その後、キャンパス内を散歩し、後半は葉っぱの観察でした。

今日は8時45分から実験。
高校生一同は8時半にはラボに着いていたようですが、
最近「超夜型」の私はギリギリでした。ごめんなさい。
仙台に来てから何度も何度も朝型生活に挑戦しているのですが、
すぐ夜型に戻ってしまう・・・・どうも私に朝型は無理なようです。

2日目の今日は花粉動態の観察を行いました。
蕾をピンセットで剥こうとしたら、全員のカメラが私の手元に向けられました。
蕾剥きを撮られるなんて、はじめて!緊張で手がぷるぷる震えました。
今まで何度かTAを担当してきましたが、あんなに手が震えたのは初めてのTA以来です。
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今回の高校生は5人全員、常にカメラを持っていて、
気になったら、すぐにパシャパシャ撮っていました。
メモもたくさん取っていて、しっけりしてるなーと感じました。
何でも記録として残すことは大事なので、見習いたいです。

タイムラプスをしかけている90分間は何もすることがないので
柱頭上に花粉を数粒ずつ乗せる作業を皆さんにやってもらったのですが、
本当に器用な子ばかりで、驚きました。将来が楽しみ。
それぞれの夢に向かって頑張ってください!
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2日間でしたが、あっという間でした。
遠いとこからお越しいただき、ありがとうございました。

M2 ナベ

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【研究室訪問】兵庫県立豊岡高等学校SSH・サイエンスリサーチ-2(11/23)

2014年11月23日 (日)

 昨日のlabからの帰り道での緊急地震速報にはびっくりしました。一瞬何が起きたのかわからず。。。一度止まって。。。仙台では被害はなかったようですし、labにも今朝出てきて、特に被害もなく。labで実験をしていた学生さんも気がつかないくらいでした。被害地域の皆様にいち早く支援と復旧が成されることを切に祈りつつ。。。。2011/03/11を知っているだけに。。。そんなきょう、11/23(日)は勤労感謝の日。片平キャンパスにも国旗が掲揚され。。。そういえば、去年は、昨日、今日と研究室で実験に来ている豊岡高校のSSHで講演会でした。あの頃も、出前講義の手紙の返事をかいていたのが、HPに記されていました。。あれから1年なのだなと。あのときは、1, 2年生向けの講義でしたので、あのときの1年生が5名講義に来ていたのだなと。ふと。。。

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DSCN5208.JPG それで、2日目は、花粉と柱頭の相互作用の動的観察。実体顕微鏡下で、雌しべの先端に花粉をつけて、time-lapseで観察。1.5hr。TAの辺本さんの指導の下、実験系を仕掛けておいて、高校生の皆さんも花粉と雌しべの先端を目で見える範囲でやるのは簡単なこと。ただ、つぼみから雌しべを取り出すのが、まず、大変。

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DSCN5223.JPG 花粉をつけるのは、実体顕微鏡下。こうなると、手をちょっと動かすと、大きく動いてしまい。。。簡単なことではないわけで。それを最初は、ピンセットで葯を持っての受粉操作。それに続いて、花粉を細い糸で拾ってかける。これになると。。。生徒さんも先生もかなり苦戦されていました。まず、糸に花粉がつかない。ついても、載せるのはさらに至難の業。こうした手先の器用さがあるのがよいところなので、少しずつこうした技も磨いて下さい。それと、何より花粉がたくさんついているのか、それも糸の先、雌しべの先端それぞれに、。その感覚に気がつく感性。それを教えるのは、ほぼ、無理なこと。今までの色々な活動で覚えた感性。さらに、その感性も磨いて下さい。こんな実験だけでなく、色々なことで活かされることですから。。。

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DSCN5231.JPG time-lapseを使って動画になったのを見て、それぞれの花粉動態をパソコン上で識別。それぞれの花粉がこんな風に動いているというのは、不思議に見えたかもしれないですが、これが実際の雌しべの先端での出来事ですから。。。なぜ、こんなことが起きているのか。今考えられるモデルというか、そんなことを説明して。最後には、質疑の時間。しっかりと現状を理解して、よい質問が多かったと思います。一番最後は、いつものように世界に向かって情報発信。。

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DSCN5248.JPG 最後になりましたが、豊岡高校・三木先生、倉田先生をはじめとする関係の多くの方々に、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。今後ともよりよい連携ができればと思います。よろしくお願いいたします。また、2日間、TAとしてがんばってくれたM2の辺本さん、M1の岩本君、ありがとうございました。お疲れ様でした。

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 わたなべしるす

 PS. 昨日、今日とやっぱり、ずいぶんと暖かかったようです。いきなり寒くならないことを祈りつつ。。。明日は振替休日。らしい。。。


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【研究室訪問】兵庫県立豊岡高等学校SSH・サイエンスリサーチ-1(11/22)

2014年11月22日 (土)

 今日の最高気温は18oCを越えたとか。この時期にしては。かなり暖かい。1ヶ月くらい季節が戻ったような。昨日までの2日間は、仙台第二中学校の2名の生徒さんたちが、職場体験で研究室に。2日目の午後には、学生さんたちは、旧遺伝生態研究センターのソフトボール大会でしたが、その記事は、また、どこかで。渡辺は、腰痛の関係などもあって。。戦績はよくなかったようですが。。。

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DSCN5121.JPG で、この週末の11/22~23は、昨年度まではこちらが出前講義に伺っていた兵庫県立豊岡高等学校の理数科の2年生が5名程度に分かれて、西日本地区のいくつかの大学、それと東北大学で研究室で研究を。東北大以外は、これまでにすでに行ったようなことを伺っていたような。東北大は、渡辺のところの農学・生命科学系と工学部の安藤先生のところが、理工系という形で。安藤先生のところは、プラズマを使った何かをされるようなことを先日の打合せの時に。。渡辺のところは、今や、生物というか、生命の基礎として知られるようになったDNAをとってみようということに始まり、1日目の後半は、植物をバラバラにして、形態観察。形態観察は、結構基本なのですが、渡辺も最初は苦手でした。ただ、現時点では、なぜ、それぞれの植物で形態が違い、それが遺伝子などのどの様な相互作用で葉っぱなどの形態が違うのか、説明できないわけです。また、写真を撮れば、ピントは1ヶ所だけ。全体にピントを合わせるのは、結構難しくて。。。ということと、本来なら、子供の頃、学校の帰りに、植物をバラバラにしてかえったのが、渡辺の子供時代でした。最近はそうしたことも難しく。。そんなこともあり、1hrあまり、しっかり、形態観察をしてもらいました。

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DSCN5186.JPG DNA単離と形態観察の間には、研究室の見学と片平キャンパスのこれというところの案内を。といっても全てを理解しているわけでもないので。。。旧制第二高等学校の碑、新築中の通研へいくまでに、八木・宇田アンテナのことなども紹介して。

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DSCN5159.JPG 金研では本多光太郎博士の胸像のところなどを見てもらい。本部の前の芝生では、真島利行博士の胸像とウルシオールについても。。。最後に、形態観察用のキャベツ類の葉っぱの多様性観察とサンプリング。豊岡という自然豊かなところでも、カリフラワーができる過程をちゃんと見ることは少ないでしょうから。。。というか、今回の観察をきっかけにして、自然に注意を向けてもらえれば。と。。

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DSCN5174.JPG ということであっという間に日が暮れて。1日目も終了。明日の2日目が朝早くからなので。明日は、雌しべの先端で花粉管動態を観察してもらう予定です。TAとしてサポートというか、準備から実験までお世話になったM2の辺本さんM1の岩本君、ありがとうございました。明日、1日、またお願いします。


 わたなべしるす

 PS. ぎんなんが落ちているイチョウのところでも観察。すごいにおいがするのを知らないというのも。。。自然の観察の大事さを改めて。。。

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 PS.のPS. そういえば、昨日、こんな本を見つけたり、パンの差し入れも。ありがとうございました。

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【研究室訪問】平成26年度「自分づくり教育」における職場体験活動の受入れ-2(第二中, 11/21)

2014年11月21日 (金)

 昨日の大掃除で、研究室の中はすっかりきれいになりました。渡辺が腰が痛くて。。。皆さんにはご迷惑をおかけしました。そんな中、若い力でがんばってくれたのが、職場体験活動でがんばってくれた仙台第二中学校の2名の生徒さんたちでした。こんなにきれいな実験室に戻ることができました。

DSCN5116.JPG その職場体験も2日目。totalで4日間の体験のようで、4日間、お願いされたのですが、何をお願いできるのか、最初は想定できず、1日目は、ちょうど大掃除の日程と重なり、うまくできたという感じでした。では、2日目は。。。スタッフの方とも話をして、技術補佐員をされている伊藤さんのお手伝いということで。この日は、ちょうど出前講義の手紙の返事をまとめたり、というと、簡単に見えるかもしれないですが、そろえて、封をして、発送できる準備まで。学校数でいえば、5校だったでしょうか。小学校、高校で。totalの手紙の数は、たぶん、1,000通前後。とてもよく頑張ってくれました。大学では色々なことをしているというのが、その一端だけかもしれないですが、わかってもらえたのでは。。。それが終わったあとは、もう少し別の仕事も。ありがとうございました。2人の生徒さんたちの大活躍で、本当に忙しくなる、師走を前にいろいろなものを片付けることができました。

DSCN5107.JPG 今年は日程が合わなかったり、何をお願いできるかなど、ずいぶん考えたので。。。来年度は、もう少し受け入れることができるのではと。。。


 わたなべしるす

 PS. 学生さんたちは、旧遺伝生態研のソフトボール大会。どうなったのか。。。昔は出ていたのですが。。。また、後ほど、学生さんが書くかと。結果などを。。。

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