東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

研究室ダイアリー

【研究室訪問】宮城県宮城第一高等学校理数科「研究室見学」で来訪(7/13)

2015年7月13日 (月)

 この週末から今日にかけて、好天に恵まれて。そういえば、先週の盛岡三高大館鳳鳴高への出前講義でも晴天に恵まれました。本当に空梅雨で、。。。今週は、台風11号がこちらに来る予想が出ていますが、風は吹くようですが、雨には。。。。少し梅雨らしくなってもらわないと。。。農作物だけでなく、街路樹など水が心配になるくらいになってきました。盛岡でも夜中に地震がありましたが、今朝は、四国でとか。。。あの当たりでこんな大きな地震が起きることはなかったので、。。子供の頃は。やっぱり、日本全体が地震が多くなるようなそんな時間帯というか、何がきっかけなのか。地球の中を見ることができたら。。。いつもそうおもいますが、これだけは。。。

DSCN8075.JPG
DSCN8076.JPG そんな中、ここ数年、恒例となりました、宮城第一高等学校理数科「研究室見学」。4月に出前講義を行い、その時に、合わせて、科学者の卵養成講座の説明会。それからしばらくして、この時期に研究室見学と言うことが多くなりました。今回は1年生6名、2年生2名。引率で柏葉先生、福地先生というtotal 10名が、午後から2hrほど、いらっしゃいました。出前講義で渡辺のことはわかっているので、研究室の内容を話すために、5月のオープンラボで使った資料を基にして。高校生にとって、大学院というのは、大学の次の世界。なので、生命科学研究科がどの様な学部から構成されているのか、そんなことを説明しながら。大学でこれという大学に行けない、或いは、これという研究室、指導教員に出会えないとき、是非、大学院でちがうところを目指してほしいと。そのためにも、いまは、オープンラボという仕組みがあるので。もちろん、そんな仕組みを使わなくても、高校の先輩たちは、多くの大学にいるはずなので、そんな先輩を通じて、是非、大学の研究室を見てほしいと。そういえば、この前のオープンラボでは、宮城第一高校の先輩が来てくれました。ありがたいことですと。。。そんなことで、話を始めて。実験補助をしてくれている増子さんは、今の高校名になる前の宮城第一女子高等学校時代の先輩。その最後の卒業生だったのが、去年の3月に卒業した、曽根さん。そんなことを話して、先輩たちが、いかにがんばって活躍しているかを。。身近なロールモデルとして、参考になったのでは。。。

DSCN8034.JPG
DSCN8038.JPG そんな前置きのあとは、植物生殖、自家不和合性、栽培化に関わるような話を。植物も動物と同じように遺伝子というか、DNAというか、A, T, G, Cで書かれている生き物。では、どうやって、他殖を維持しようとしているのか。その中でも自家不和合性というのは。自家不和合性のことは、4月の出前講義でも話をしているので、あまり詳しいことは話しませんでした。もう少し時間をとれば良かったかなと。。。栽培化というのは、進化を特定の方向に推し進めていること。選抜圧をかなり強くかけるので。その意味で、栽培化、品種改良というのは、おもしろいことではないかと。。。訪問してくれた生徒さんの中には、植物の品種改良に興味があるという方も。ありがたいことです。是非、大学院で一緒に研究できればと思います。楽しみにしていますので。

DSCN8039.JPG
DSCN8042.JPG また、栽培化をする上で、鍵となる遺伝子はいくつかあり、脱粒性がなくなること、自家和合性になることも大事なポイント。では、なぜ、そうなのかと言うことを。。。簡単に。もちろん、自家和合性になった原因はわかっていますが、自家和合性になって、自殖弱勢が発現しないようなメカニズムはわかってないわけで。。それをきめれば、きっと、Natureに論文が載るだろうと。Natureも少し知名度が上がったのか、せっかくですので、古くなりましたが、渡辺の2010年の別刷をプレゼント。是非、Natureに載るような論文を書く、そんな研究室を目指してくださいと。最後は、オープンラボでも好評だった、渡辺の研究質の良いところ、そうでないところ。何より、町中にあり、平地です。渡辺が学生時代を過ごした農学部もあと、1.5年ほどで青葉山に。。。寂しくなるとともに、地下鉄が開通するとは言え。。。山の上はたいへんかなと。渡辺も学部4年の時に、理学部生物の竹内先生のところに実験で1年、伺いましたが、雪がある季節は。。。と思いましたので。その点、片平はよいところだと思いますので。もちろん、これという師匠にであうことの大切さも。何より、今の渡辺があるのは、日向研究室で色々なことを学んだからに他ありませんので。。。

DSCN8043.JPG
DSCN8052.JPG そんな1hrあまりの講義のあとは、大学院生の皆さんにお願いして、研究室の中を案内。居室、研究室と。種子の整理をしてくれている学生さんと一緒に なったりで。こんなことも実験としてするんだなと言う感じは味わってもらえたのでは。もちろん、遺伝子関係の実験器具も。PCRの増幅装置がたくさんあっ たのは、驚きだったのでは。。。

DSCN8053.JPG
DSCN8060.JPG
DSCN8064.JPG 続いて、顕微鏡、sequencerなど、生物関係の実験では欠かせないものを。もちろん、遺伝資源であったり、低温処理をすることの意味も合わせ て。。。また、遺伝学の実験には不可欠な交配実験の様子も。。。種子の整理と合わせて、つながった形として、理解できたのでは。。。合間には、柏葉先生と 9月に予定している課題研究の中間発表会などについて、discussionなどできました。今から、楽しみにしておりますので。

DSCN8068.JPG
DSCN8044.JPG ガラス室からの見学のあと、研究室に戻り、渡辺のイスに座って、教授の気分で撮影会も。ここには写真はありませんが、生徒さんには良い記念になったのでは。。。もちろん、最後は、世界に向けて情報発信。最後になりましたが、今回の研究室見学を設定頂きました柏葉先生、福地先生にお礼申し上げます。ありがとうございました。次回は、理数科の発表会でしょうか、今後ともよろしくお願いいたします。

DSCN8073.JPG
 わたなべしるす

 PS. 高校生向けの理数科のパンフレットに、去年の渡辺の研究室訪問の時の写真を使って頂きました。ありがとうございました。

DSCN8077.JPG PS.のPS. 今年も「バリィさん」は、大人気でした。せっかくですので、質問をしてくれた生徒さんにプレゼント。良い思い出になればと。。。

 PS.のPS.のPS. 夕方にかけては、仙台第一高等学校の生物部の生徒さんが、実験の相談というか、打合せというか、そんなでいらしてくれました。そんなこともあって、uploadが少し遅くなりました。
 

ページの一番上へ

【研究室訪問・出前講義】宮城教育大学・内藤先生研究室訪問、仙台市立片平丁小学校での出前講義打合せ(5/21)

2015年5月21日 (木)

 この記事を書き上げたのは、5月21日の19:00少し前。この記事を書いている途中で、来客があったり、あれこれとしていたら。serverの調子がすこしおかしいなと。そこでちゃんとした対応をしていたら。。。今頃、こんな思いをすることもなく。。。何が起きたのか。どうやら、serverの不調。。おかげで昨日までの記事がかなりぶっ飛んで。。。その復旧に追われて。。。おまけに、いつもなら書いた記事はしばらく置いておくのに。。。こんな時に限って。。。。人生とはそんなもので。よくできています。ということで、昨日書いたことを思い出しながら。。。昨日読まれた方は、すこし記事がちがうなと。と思って頂ければ。1つの記事が2度おいしいのでは。。。

 今でこそ、年間100件程度のアウトリーチ活動をしていますが、最初の頃は年に10件程度。始めたきっかけも、東北大と仙台市教委との連携による「出前講義」。最初に伺ったのは、人来田小学校。そのあと、川前小学校七北田小学校・NSPの立ち上げ、運営などでお世話になったのが、内藤校長先生。退職後、印刷関係のところで仕事をされており、渡辺のこと、科学者の卵養成講座、リケジョと言う企画では、院生の曽根さんが取材してもらったり。お世話になりました。現在は、宮城教育大学・「学びを通じた被災地の地域コミュニティ再生支援事業」事務局で活躍されており、昨年度は、11月13日に、仙台市片平児童館での「かたひらきっずサイエンス~将来の科学者をめざして~」と言うイベントを共催で開催させて頂き、片平丁小学校校区の子供たちと交流ができました。12月1日には、この会に参加してくれた1年生2名とその保護者の方が、研究室に来て頂きました。たぶん、研究室を公式に訪問してくれた一番低学年などではと。というか、とても熱心な子供たちだなと。そんな企画を昨年度はできたので、今年度はどの様な企画を行うかと言うことで、研究室を訪問頂き、30min余りでしたが、これまでのNSPでの活動、現在の渡辺のアウトリーチ活動も含めて、deepな議論ができました。ありがとうございました。今年度もよりよい距離で連携できるのではないかと思います。よろしくお願いいたします。

DSCN7048.JPG 渡辺の研究室がある片平キャンパスは、小学校の学区で言えば、仙台市立片平丁小学校校区。正門を出て、5minも歩くと、片平丁小学校があります。青葉山、川内での会議で学校の横を通ったり、小学校からの帰り道の小学生を見かけることはありましたが、これまで出前講義など依頼もなく、伺う機会がありませんでした。先の内藤先生が小学校勤務時代にご一緒した成田校長先生、大友教頭先生がいらっしゃると言うことで、内藤先生にご紹介頂く形で、初めての訪問でした。5minという距離もあって、ちょっとだけの訪問くらいにしか考えておらず、デジカメを持たなかったのが、失敗で。校庭は柴で覆われており、これならけがをしないで、外で遊ぶことができるなと。もちろん、維持管理が大変だろうなと。また、玄関の所には、welcome boardが用意されており、感動でした。出前講義で伺うときは、先日の中海小学校などには、毎回ありますが、打合せの時に、こうした歓迎を受けたのは、はじめてでした。ありがとうございました。

DSC_6473.JPG 折しも、仙台市教育センターから、「仙台市理科特別授業」をお願いされ、10月末に「リンゴの不思議」というはじめて出前講義を行った講義を実施すると言うことで、担当の鈴木先生とも、当日の準備物など、議論でき、よい機会を頂きました。後半の議題は、成田校長先生、大友教頭先生と「5minで相互交流できる」大学と小学校という位置関係で、どんなことができるのだろうかと。議論をしていて、そういえば、子供たちが学校の帰り道に寄り道をして、大学キャンパスの中を歩いているのを見ることはないなと。高校生が歩いていたり、一般の方が歩いているのは見かけるのですが。また、大学の中には、理科好きの子供たちには「へーー」と思えるような場所であったり、展示物だったり。。。もちろん、四季の変化に合わせて、植物の生長なども観察ができます。もちろん、もっと堅い、金属、電気という分野も東北大は強いですし、それをカバーするすごい研究所もありますので。というようなdeepな議論を1hrほど。あっという間でした。今年度のどこからか、あるいは次年度に向けて、今年度は準備期間というのでも。熱く語って頂いた教頭先生の言葉が心強かったです。ありがとうございました。

DSCN7049.JPG 最後になりましたが、こうした機会を用意頂きました、宮城教育大学・内藤先生、片平丁小学校・成田校長先生、大友教頭先生、鈴木先生には、感謝申し上げます。ありがとうございました。今後よりよい交流ができるのではと思います。何より、歩いて5minという距離を有効に今後活用できればと思います。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。


 わたなべしるす

 PS. 会議の場所は校長室。すごそうな書を拝見できました。テレビ番組のこうした書の値段はというのを見ることがあり、校長室にあるものも、それくらいすごいものではないかと思われるものが、2点ほど。1点は、志賀潔博士の書。片平丁小学校の卒業生とか。そういえば、学校の脇を歩いたときに、卒業生の名前が書かれてあったのを拝見したような。もう1つが福沢諭吉。お札の10,000円で見ていますが、書を拝見するとは。。。この福沢諭吉の書はつい、最近発見されたと。古くからある小学校ならではと。では、なぜ、この2名なのかと思ったのですが、間に北里柴三郎博士を入れてみると、うまくつながるような。。。いずれ、これから交流ができれば、もっとすごいものを拝見できるのではと、楽しみになりました。なお、渡辺はデジカメを忘れたので、この写真は大友教頭先生から提供頂きました。ありがとうございました。

DSC_6468.JPG
DSC_6467.JPG 

ページの一番上へ

open lab.(5/21)

2015年5月21日 (木)

どうも,M1のわたなべです ^ - ^


今回は題意の通り

openlab2015-thumb-300x425-15280.jpg
について少しお話したと思います.

以前の日記にM1の岡本君と現在M2の岩本さんの去年の日記に,今回僕が書こうとした,オープンラボの意義と,我が研究室までの道のりが書いてあります.と言うわけで,今回は僕の体験記的なものを書いてこうと思います.



僕は他大学からの進学ですが
以前から,いろいろな所へ出向いて,自分を成長させたいという思いがありました.

そして僕は決心していました.


大学院は他大学に行こうと.(別に以前の大学が嫌いだったなんてことはありませんよ)


そんなこともあり,去年の今頃は,自分の将来像を想像しながらいろんな大学のいろんな研究室について調べていました.

そして,悩みぬいた末現在の研究室に身を置いています.

当時の僕が一番感じたことは,やはり実際に自分の足で出向いて,自分の目で見てみないと,研究室の本当の雰囲気だったり環境だったりが分からない. と言うことです.(重要) 勿論,それぞれの研究室にはホームページたるものが存在しますが,わりと実際の雰囲気や環境だったりが想像と違う,なんてこともそう少なくありませんので.




と言うわけで,そろそろ体験記的なものを書いてこうと思いまーす.


東北大学へ見学に行くことを決め,前日はしっかり明日のスケジュールを確認し,地図で場所もOK!
そして当日の朝,ちゃんとゆとりを持って仙台へやってきました.
後は東北大学に行くだけ!


・・
・・・

地図でちゃんと確認はしていたんです.そしてそこまで方向音痴でもありません.
しかしまあ道に迷うこと(笑)
友達と来てよかった・・・

皆さんも友達と来てはどうでしょか?
そして我が研究室に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?(重要)


そんなこんなで片平キャンパスに着き,最初の全体説明を聞き,それぞれの研究室のテーマについて思い思いに熱いお話をしていただきました(説明会会場の廊下にて行われるポスターセッションにて).

その後,僕は現研究室を含め,3つの研究室に興味を持っていたのでそれぞれの研究室に出向き,各研究室のボスと直接お話をしてきました.
僕の場合,ここでの話が研究室決定の材料になった気がします.(気がするってだけね)

てなわけで,非常に有意義なオープンラボでした!






・・・せっかくなので,僕のほうからも我が研究室への勧誘をおこないまーす!(笑)

まずは,我が研究室のボスである,なべさん!


タッタッタッター
(紹介しようとかけよる僕)

RIMG0344.JPG
ん?

RIMG0345.JPGんん?

RIMG0346.JPG
!!!

あれは,愛媛県今治市の超有名マスコットのバリィさんじゃないですか!(売込みではない)

そう,なべさんは,同郷である非常に愛くるしく毎年ゆるきゃらランキング上位常連のバリィさん (売込みではない) を愛してやまないのです! (今治と言えば,僕はずっと野球をしていたので,今治西高校が思い浮かびます.もっというと熊代君の時代の今治西が思い浮かびます)

ボスのなべさんをはじめとする愉快な仲間たちの紹介はこちらをご参照ください.



少し長くなってしまいましたが,植物系の研究に興味のある人,専攻が異なる人,友達に誘われ嫌々来る人,我が研究室はどんな人でもオープンに,素敵なプレゼント?を用意したりしなかったりしてお待ちしています!!!


あでぃおすーー




M1わたなべ


ページの一番上へ

【研究室訪問】宮城県宮城広瀬高等学校科学部・門司先生、来訪(5/8)

2015年5月 9日 (土)

 世の中的には、ゴールデンウィークの最後なのか、すでに終わって単なる土日なのか。。。記事を書いているのが、土曜日なので、。。アブラナを扱っているとこの時期はどうしても農繁期。ちょうど、田植えの時期と重なるわけですが、渡辺の研究室では、たくさんのイネを扱うわけでもなく、今年はメインとして、アブラナの研究を。ということで、農家の皆さんは、この休みの好天で、ずいぶん田植えが進んだのでは。ただ、水曜日まで休みで、木、金と平日と言われて、土曜日がすぐというのは、脳みそが切り替わりません。。。水曜日のような気がして。。。いずれ、脳みそを何とかしないと。。。

 そんな金曜日の夕方、県内の理科の先生方がそれぞれの分野ごとか何かで、会議があるというのを、そういえば、仙台一・小松原先生から伺っていました。その席で科学者の卵養成講座について、ご説明頂けると。。。ありがたいことです。なにより、米国での研修もお手伝い頂きましたので、そうした生の声を多くの先生方に届けていただき、より多くの高校生が応募して頂ければ。。。その会議が終わったあと、2年にはならないですが、以前、ポスター発表をされると言うことで、宮城広瀬高校・科学部顧問の門司先生が今年度の研究で「イネ」を材料に実験をされたいと言うことで、相談に来られて。。。

DSCN6854.JPG 去年、仙台一・小松原先生と一緒に観察などの実験をした出穂期が異なるイネを栽培してみると。出穂期を制御している遺伝子はイネでたくさん解析されていますが、全てがわかったわけではなく、何よりも実際に植えてみて、何がどの様に起きるのか、形態的変化であったり、色の変化であったり。もちろん、メインの出穂期がどうなるか。もちろん、イネですから、分枝をするわけで、1次枝梗、2次枝梗がどうなるかなど。計測できることはたくさんあるわけです。また、分げつのタイミングも学部学生時代に作物学の時間に習ったような。。。そんなことを実際に理論と比べてみるというのも。やってみると単純ではない。ゲノムは読めばわかる時代。翻って、改めて作物を作物としてみて、何がどう変化しているかに気がつく目をこのイネ材料を活かして、がんばってほしいと。門司先生には。。。片平からそんなに遠くない高校です。是非、一度、大学の現場を見てみるのも良い刺激になるのではと。いつでもwelcomeですからと。


 わたなべしるす

 PS. 門司(Monji)という名字を見ると思い出すのは、学部学生の時の最初の実験の層別刈取。オオムギ、コムギで、葉っぱを切って、集めて、重さとか、面積を測って、。。。一体全体これで何がわかるのか、そんなことを考えながらの実験だったのを今でも思い出します。時代は流れて、今では、植物系(旧農学科)では、やらなくなったとか。改めて、そうした昔のことをひもとく大事さを教えるの大事でないかなと。ふと。。。。

DSCN6605.JPG
 

ページの一番上へ

【研究室訪問】宮城県仙台第一高等学校・生物部「課題研究打合せ」(4/23)

2015年4月26日 (日)

 この記事を書いているのが、日曜日。出張の途中。前の記事にも書いたように、忘れ物をして出張先へ。最低限のものはあるにしても。いつもあるものがないのは、困ったもの。少なくとも次回の出張からは、持って行くものを、点呼するしかない。。。とうとうこのレベルになったのかと。とおもいつつ、。。。いずれ、やらないといけないことを減らすか、処理能力を回復させるか。「点呼」と言う最終手段と平行して。。。

 そんな前置きはおいておいて、木曜日は福島県立磐城高等学校が研究室訪問金曜日は福島県立福島高等学校への出前講義。そんな木曜日の午後は、科学者の卵養成講座関係の打合せが工学部であり、夕方にかけては、3件の研究室訪問。その最初が、宮城県仙台第一高等学校・生物部。顧問はいつもお世話になっている小松原先生。3月末の科学者の卵養成講座の海外研修では、受講生の毎日レポートを光速で集計。また、イネ、アブラナなどの課題研究をこれまでされてきたのを、こちらでもサポートしてきたという形で。そんなことで、1年生だけでなく、2年生にも新しいメンバーが加わり、今年度は、どんな形で、どんな研究をサポートするのか。高校生の課題研究なので、テーマくらいと思われるかも知れないですが、そこは、綿密に計画を練るのは、大事なこと。というわけで、今年のテーマについて、ここで書くというのは、情報、秘密がダダ漏れになると言うことで、成果を上げて、どこかで、高校生が発表するのをお待ちいただければ。。。何より、高校生らしく、一生懸命やると言うことですので。甲子園の高校野球の選手宣誓のように。。。

 1年間、新しいメンバーと交流ができればと。楽しみにしております。よろしくお願いいたします。

DSCN6786.JPG
 わたなべしるす

 PS. 高校生が来るのと前後して、渡辺の高校の後輩が研究室に。渡辺が出前講義をしたことがきっかけで東北大に。農学部、生命科学研究科でないのは、ちょっと残念でしたが。いろいろなところで後輩が活躍しているというのは、うれしいことで。同じ片平キャンパス。何かでコラボできればと。。。

 PS.のPS. 最後にいらしたのが、科学者の卵養成講座の修了生というか、2期生の学部4年生。大学院は今の大学でなくて、新しいところで心機一転、がんばると。どこかでも書いたような気がしますが、これというスタッフのもとで新しいことをやるのは、よいことかなと。是非、がんばってください。

DSCN0001.JPG

 

ページの一番上へ

diary Top1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11

ARCHIVE