東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【出前講義】仙台市立木町通小学校 5年生「花の不思議な世界--りんごの花からリンゴができるまで??--」(9/15, 9/16追加記事)

2011年9月15日 (木)

 今週は、多くの出前講義の週になりました。月曜日が、七北田小学校のNSP火曜日水曜日が、盛岡で。今日、木曜日は、仙台市立木町通小学校。木町通小学校では、いろいろなイネの栽培を今年は行い、放射線の測定も行っていました。このところ、手元にガイガーカウンターがないので、しばらく伺っておりませんが、年間を通しての活動になりつつあります。そんな中、今日は、「花の不思議な世界」と言うことで、花から結実するまでを講義し、その中で、動画などを使って、自分の花粉が嫌いで、他人の花粉がすきという「自家不和合性」も説明しました。何でこんな性質があるのだろうということで、細かな言葉は出てこなかったですが、違う遺伝子が混じることが大事ということを理解してもらえました。

DSCN1137.JPG また、お花のあとにできるたねであったり、果実は、お花が変わったもの、つまり、お花が咲いて、こうした果実ができるなど、普段の生活につながる、花の不思議が理解できたのではと思いました。講義の最後には恒例の質問コーナーですが、20-30の質問が出たような気がします。なぜ、リンゴは赤いのかとか。サイエンスの神髄のような質問もありで。こちらがびっくりです。

 木町通小学校では、最後に皆さんと集合写真を撮り、また、給食を一緒にして、5年生と交流ができました。

DSCN1155.JPG このあとで、3年生の先生と次の出前講義についての打ち合わせを行い、構内の花の様子などを見ながら、deepな議論ができたのは何よりでした。次回の講義が今から、楽しみになってきました。ありがとうございました。

 最後になりましたが、今回の講義でお世話になった、5年生の担任の先生方、教頭先生、教務の熊谷先生、ありがとうございました。これからも科学の芽を育てるために、緊密な連携ができればと思います。


 わたなべしるす

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PS. きょう、木町通小学校のブログに、渡辺の出前講義の記事を見つけました。ありがとうございました。是非、ご覧ください。




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