最近の水耕栽培野菜たちと温室の野菜たちの様子についてです。
水耕栽培の野菜たちは、本館3Fの窓際を間借りしております。
以前植えたミニトマトに続き、きゅうり、オクラ各種が仲間入りしました。
2lペットボトルを使った水耕栽培器は無事機能し、皆元気にしています。
この様子なら、秋・冬にかけて、室内での栽培も可能かもしれませんね。
水耕栽培器用の2lペットボトルは、メンバー皆さん協力して頂き、無事確保出来ました。
ありがとうございました。
水耕栽培液(ハイポネックス微粉1000倍液)もガロン瓶では足りず、20lタンクで作るようになりました。
じゃぶじゃぶ作って、じゃぶじゃぶ使っています。
きゅうりも、先日M1いわもとくんとネットを張り、這わせて仕立てました。
さながら、グリーンカーテンですね。
オクラ(まるみちゃん)には実がつきました。しかし、曲がり果になってます。
水耕にして間もない事もあるだろうし、初めての実だし。
他のオクラの実はまだ曲がっていないので、様子を見たいですね。
きゅうりは、多少、尻太りになってきました(左)。過肥か、欠乏か、日照が悪いのか。
温室で取れた長さも丁度同じ位のきゅうりと比べると、尻太りなのが分かりますね(右)。
いぼも多めな気がするわ。
ミニトマトも実が生ってきましたよ(左)。あんどん支柱で丸く仕立てているのです。
花芽もどんどんついてきてます(右)。たのしみー。
上の右の写真、葉の外側がクルンと巻いているのが分かるでしょうか。
実は、トマトは葉の外側が巻いてしまう様子が散見されています(写真左)。ねじれていますね。
通常は葉があまり巻きません。程度の弱いもの(写真右)と比較すると、よく分かりますね。
技術補佐員の伊藤さんに指摘されて気が付きました。
お子さんが宿題で植えていたトマトもこうなった、とのこと。
調べてみると、肥料過多でなりやすい、というのがありました。
ハイポネックス微粉1000倍液では濃すぎるのかも。2000倍程度でやんなさい、ってのもありますね。
最近は、水でうすめてやっています。
本当は週に1回は水耕培地を全とっかえしないといけないんですが、最近ちょっと無理になってきました。
根がびっしり張っており、なかなか容器の取り出しが難しくなってきたからです。
本当は培地を全とっかえして、濃度とpHを一定に保ちたいんですが。。。
見えるかなあ、びっしりなトマトの根(左)。オクラも根が下まで張ってきましたね(右)。
容器を取りだすと、根まで傷つけてしまいそう。。。と言う訳で、継ぎたし継ぎたしやってます。
実は、アブラナも水耕栽培しています。実験用に余ったアブラナを拝借しました。
どことなく色が薄く、ひょろひょろしてます。さながら薄幸の美少女のよう。。。
蕾も開花前に開いてしまうような形態が見られています。花びらも落ちないですね。
という感じで、水耕栽培での野菜栽培は、概ね順調にいってます。
葉物も育ててみようかなと考え中。今後に期待です。
温室の野菜達は、最近暑いので水管理が大変そうですが、とても元気です。
温室野菜隊長・なべもとがあれこれ主に世話をしてくれます。
ハツカダイコンとか、にじいろ菜とかベビーリーフとかは、もう食べちゃいました。
他のは、徐々に生長、収穫出来てる感じですね。
以下、写真ダイジェストでご覧ください。
きゅうりーずとバジル。きゅうりはなべもとが支柱立て、売り物のようなキュウリが生ってます。
バジルは、そろそろ摘心してもいいな。
水やった直後なので、ぐでっとしてますが、もうちょっとしっかりしてるのよ。少し間引きもしたわ。
ズッキーニ ダイナーズ。最近、落果が多いですが、出来てます。少し元気ないので、心配。
万能ねぎとしゅんぎく。しゅんぎくは花芽が付いたから、深めに摘心して脇芽を待ってる。
ねぎとしゅんぎくは、時々摘んでハルサメスープに入れるのがマイブームです。
サツマイモは、木幡くんと小倉くんに袋に植えてもらいました。根ついたので、今後に期待。
つるなしいんげん さつきみどり。黄色と白の花が咲くよ。
こないだ、支柱を立ててもらっちゃった。
ミニトマト。脇芽と主芽と2本で仕立て(左)てるのと、脇芽をつんだ1本仕立て(右)で様子見てます。
実も生ってきました。脇芽を挿しておいたら根が出て、もういっこできたので(右)今後に期待。
オクラ各種。もっさもさー。今年は寒くなくて、ダメージが少ないね。
オクラは花が咲いてきたよ。今年は花も食べたいよ。
ベビーリーフの撒き直し分。パラパラ出てきた。早く食べたい。
あと枝豆もあるけど撮り忘れた。という感じで、色々育ってます。
生った野菜は、メンバーが食べたり、研究室見学に来た方にお土産にあげたり、学生バイトさんの食糧になったりしています。
先日のズッキーニは小倉くんにあげました。
育ち盛りなんだから、たくさん栄養取ってちょうだい。
今後、さらに収穫できるものが増えていくことでしょう。
それにつれて植物も少し疲れてくるので追肥しつつ(化肥とか万田酵素とか)。
梅雨も近づくので、病気の蔓延に気をつけつつ、楽しみたいです。
増子