
Plant Biology 2013 in Providence
2013年7月22日 (月)

26度目の春
2013年3月30日 (土)
2012年度も残すところ1日とちょっととなりました。
仙台は昼間の日差しが徐々に春らしくなり、桜が見れる日が近づいているように感じます。
こちらは我が家にあるモンステラという観葉植物。
冬の間は何の変化も見られなかったのですが、
最近ふと見てみたら、新しい葉が出てきてました!!
我が家にも春がやってきております。
4月生まれの私は26度目の春を迎えておりますが・・・
私にとって"春"は実は危険な季節。
秋や冬より食欲が増し、体に異変が生じる。
友との別れに素直な言葉を送れない。
人見知りの私は、新しい人との出会いに緊張する。
小さいころからの性格ってなかなかなおらないものですね。
話は変わりまして・・・
M2の3人(前田、山村、こぶしろ)は、3月26-28日に東京農業大学で開催された
日本育種学会に参加してきました。
ポスター発表があった学会最終日は、大変気持ちの良い気候で
桜も満開。
3人のポスター発表にも多くの方が見に来てくださり、
有終の美を飾れたのではないでしょうか。
自家不和合性に詳しい方、興味のある方とのやり取りの中で
自分に足りていない知識を再確認できたり、
研究に対して面白いと思ってもらえるうれしさを覚えたり、
このような経験を経て、面白さや楽しさが実感できるのだと思いました。
最後の最後までサポートしてくださった皆様に心より感謝申し上げます。
では最後に
2013年度も自分にとっての"面白い"を探し続け、そして発信し、
周りの人にとっての"面白い"も受信していきたいと思います。
こぶしろ
ゲノム研究の広がり
2013年3月27日 (水)
【招待講演】第54回日本植物生理学会年会のPCP特別企画ランチョンセミナー「論文投稿から審査、受理に至る過程」で講演(3/21)
2013年3月21日 (木)
前後にお話頂いた、京都大・鹿内先生、理研・榊原先生のように、論文というもの(科学的・論理的整合性、論文の新規性)は、とか、論文の基本情報(Impact factor、被引用数、h-index)、PCPへの投稿のadvantage(decisionまでの速さ、)というようなことより、もっと基本的なこと。自分でも経験がありますが、例えば、AというJournalに投稿した。ちょっと背伸びをして。でも、審査結果は、だめ。。。さて、。。。というとき、結構、へこんでいるわけです。自分としては、このJournalにいけると思っていたのに。ところが。。。そうしたときに、結構、冷静な対応ができない。新しく投稿するJournalの投稿規定(Instructions to authorsのようなもの)もあまり見ないで。。というのも、BというJournalの引用とか、Figureの表記とか、結構違っているわけで。。それをきちんと変更しないで出すと、いかにも、Aがだめだったので、Bにしたのだなと。。。たくさん、論文を編集しているEditorなどには、そうしたことがわかります。そうしたとき、なんというか、心を込めて、この原稿を作ったのではなくて、いろいろな意味で、突貫工事でやったのだなと。。。もちろん、原稿の作成でですが。ただ、そのときに、dataの中身の信頼性が、そうした表記で危ぶまれるわけではないわけですが、そのように思われても、仕方ない。。そうならないように、日頃から、それぞれにあわせて、きちんとしたものをつくって、投稿する。当たり前のことですが、結構できてないわけです。

最後になりましたが、今回のランチョンセミナーに招待頂きました、Plant Cell Physiol.編集委員長・山谷先生、Oxford University Pressのみなさまにはお世話になりました。ありがとうございました。また、こうした機会でお世話になることがあるかと。また、よろしくお願いします。
わたなべしるす

San Diegoにて
2013年1月21日 (月)
先日のダイアリーでも紹介されていましたが,わたしも先週アメリカ・サンディエゴで開催された
Plant and Animal Genome(PAG)XXI に参加してきました.
開催場所であるSan Diegoはメキシコ近くの西海岸地域に位置しており,1月でも比較的温暖な
土地だそうです.滞在中は残念ながら気温があまり高くありませんでしたが,ずっと快晴で
気持ちのよい青空が楽しめました.
育っている植物も落葉した木本植物がある一方,色鮮やかな花をつけた植物も多く,とても不思議な風景でした.

個人的に好きな多肉植物が多く育てられていたのが印象的でした.
そしてどれもサイズが非常に大きく,ひとりでこっそり興奮していました.
最終日前日にはタクシーを走らせお寿司を食べに行きました.
食べる前

10分後

なんだか旅行記のようになってしまいましたが,もちろん会議もしっかり聴いてきました.
PAG参加は初めてだったので前回の様子は詳しくないのですが,今回の発表を見る限り,
ゲノム情報の大量解析が一般的な手法になったと感じました.
ゲノム研究の進展は解析手法開発も含め,まさに日進月歩の勢いなのでしょうね.
今後は大量解析後のデータをいかに上手に扱うかが,研究者の腕の見せ所でしょうか.
国際会議は世界の研究動向について知ることのできる重要な場だと思います.
来年の会議ではどんな研究がトピックになっているのか,今から楽しみですね.
また,国際会議に参加するたびに英会話能力の重要性をひしひしと感じます.
以前にも増して能力が下がった気がするので,また勉強を再開しようと思います.
さか