2009年11月の記事です。
宮城第一高等学校SPP授業
2009年11月26日 (木)
アルバイトさんからのお得な情報
2009年11月25日 (水)
秋のアブラナの交配
2009年11月24日 (火)
仙台市立七北田小学校・NSP特別編「科学クラブ・植物の観察--花粉を見てみよう--」(11/20)
2009年11月24日 (火)
今年最後のNSPは、「科学クラブ」での植物の観察実験という特別編になりました。いつもであれば、100名を超える生徒さんたちに講義をすることがほとんどですが、クラブのメンバーと言うことで、25名くらいでした。小さな実体顕微鏡、単眼の顕微鏡など、小学校ならではの設備に、懐かしくなりました。
当日は、顕微鏡2台・キクの花を持ち込みました。理科の井上先生も、様々な花を用意いただき、それぞれの子供たちにピンセットを配布して、花の解剖開始。最初は、どうやればよいのか悩んでいた子供たちも、時間を追うごとに、がく、花びらから並べ始める人、カッターナイフで花をカットして、観察を始める人など様々でした。雌しべの子房を解剖して、つぶつぶした、受精前の種子のもとというか、。普段、見たことがないものを、実体顕微鏡、光学顕微鏡で観察をできたのは、楽しそうでした。時間が45minと言うことから、盛り上がってきたときに、授業が終わってしまったのは、残念でした。
生徒さんに混じって、井上先生も、キクの花を解剖はじめ、花びら、小さな花を並べて、実験されていたのは、何とも言えず、良い光景でした。そういえば、自分が小学生の時の理科の先生にも、いろいろなことを教えてもらったのを思い出しました。
これで今年のNSPも最後です。年が明けたら、キャリア教育、環境教育の授業があります。キャベツのなかまの栽培も、始めていました。来年も楽しみがたくさんあるようです。
わたなべしるす
宮城県立宮城第一高校・SPP特別実験・実習「植物の形から遺伝子まで」(11/21)
2009年11月24日 (火)
数日前にSPP特別講義を行いましたが、今回は実際に生徒さんにきていただき、研究室の施設を見学していただくとともに、研究室の機材を用いて、実験・実習をしていただきました。また、空いている時間で、研究、進路など、渡辺と議論をする時間も作りました。
形態観察では、実際に樹脂包埋している植物をミクロトームで連続切片にし足り、花を解剖して、実体顕微鏡で観察してもらいました。遺伝子実験としては、PCRで遺伝子増幅を行い、その増幅を確認するとともに、sequencerで塩基配列を決める時間は余裕がなくてできませんでしたが、既存の決定できた配列を見て頂き、sequencerを実感してもらいました。いくつかの班に分けて、実施しましたが、研究室のスタッフのおかげで、皆さん、実験を楽しんでいただいたようでした。
渡辺との議論の時間では、理数科ということもあり、自主的に行っている研究についての議論、進路について等、様々なことを討論できました。さすがに、このようなプログラムに積極的に参加する生徒さんだけあって、将来、進路についてもよく考えているのには、感心しました。
今回参加できなかった生徒さんにも参加を希望する方がいました。また、時間を見つけて、ぜひ、研究室を訪問していただければと思います。今回の企画をしていただいた宮城第一高校の小松原先生にお礼申し上げるとともに、土曜日にもかかわらず、お手伝いいただいた、うちのlabのstaffの皆さん、ありがとうございました。また、こうした企画ができればと思います。
わたなべしるす