東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

2010年5月の記事です。

【お知らせ】植物を利用したグリーンイノベーションに向けてのシンポジウム「植物を活かす」5/29(土)開催(日本学術会議講堂)

2010年5月13日 (木)

 植物を毎日見ていて、それを観察しているので、植物の営みは20年以上見ている。特に花を見ているために、植物が緑というのは、当たり前というか、目に入っているというか。ただ、よく考えれば、小学校から習う、「光合成」をしていてCO2を吸収して、O2を出している。昨今話題となっている、低炭素社会には、植物というものの実際的な側面を十分に考慮する必要がある。また、毎日の食糧であり、最近はエネルギーでもある。また、材料にもなる。

acerola 3

 こうした植物の持つ能力を最大限活かそうというのが、「植物によるグリーンイノベーション」なのであろう。。。と、考えたとき、以下のpdfのようなシンポジウムが開催される。今年は春先から、ずいぶんと涼しいと言うより、寒い。冷夏が来ないこと、冷害にならないことを祈らずにはいられない。そんなことを考えている合間に、このシンポジウムで植物の将来を考えてみるのも、良いのかもしれない。

(↓画像クリックでポスターPDFをダウンロード頂けます)

Green Inovation 2010

日時:平成22年5月29日(土)、13:00-17:20
場所:日本学術会議講堂(東京都港区六本木7-22-34)

入場無料で、応用を考えるという意味で企業からのコメントもあるのは、楽しみである。

 

わたなべしるす

 

PS. 関連のHPが理研にもある。参考までに。

http://www.psc.riken.jp/event/100529/index.html

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【出前授業】JST・未来の科学者養成講座を広報、第2弾(宮城県仙台二華高等学校; 5/10)

2010年5月11日 (火)

 昨年度から開始した、all 東北大企画の「経験・体験を通して「科学を見る眼」をもつ「科学者の卵」養成プログラム」を宮城県仙台二華高等学校で、その概要、どういうコンセプトでやろうとしているのか、何を求めているのかなど、20数名の生徒の前で1hrほどの説明と1.5hrほど、講義の内容はどのようなものかと言うことで、模擬講義を行いました。4/23の宮城第一高以来でした。

DSCN4181.JPG 説明の途中で、昨年度、基礎コース、発展コースにいた生徒さんから、生の声があったことは今年応募しようという生徒さんたちには、良いお手本であったのではと思います。昨年合格された生徒さんたちの応募模範答案が掲示しているらしく、今年応募した生徒さんには、良い参考になるのではと思います。質問も様々な面からあり、活発なやりとりができました。

DSCN4190.JPG  さらに、この会を設定してくれました菅原先生の粋な計らいで、昨年、渡辺が最初に講義を行った「自家不和合性」について、時間短縮でモデル的に行いました。生徒さんも和んで話を聞いていただき、このプログラムの楽しさの一端を知ったのではと思います。生徒さんたちが目を輝かせて、講義を聴いてもらったのは、感動でした。

 何より、また、今年度も新しい生徒さんたちと講座でお会いできることを楽しみにして。

 とりいそぎ。


わたなべしるす

PS. 科学者の卵のHPにも、関連記事があります。お時間のある方は、。。。。

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【更新】HP更新しました

2010年5月10日 (月)

DSC_1682

 

以下の部分を更新しました。

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【出前講義】石川県立小松高等学校、長野県立諏訪清陵高等学校SSH研究「ダイコンの多様性と環境応答・二次代謝産物について」(5/6-7)

2010年5月10日 (月)

 昨年度から採択されたSSHコンソーシアムが、今年度から、コアSSHとして採択され、その運営指導員を仰せつかっていることもあり、花の咲いているシーズンであり、採種もできそうなシーズンと言うことから、そうした指導と、昨年度までの研究を外部で発表すると言うことで、ゴールデンウィークの谷間でしたが、先日の松山南高等学校と同じように、観察、ポスター作成の指導を行いました。両方の高校に行くことは難しいので、小松高校に集合してもらい、両校を指導しました。

DSCN4175.JPG 高校生にとって、発表をまとめるというのは、どうしてもレポートのようになりがちで、実験をやった順番、全てのデータを使うと言うことになりがちで、それを論文というポスターにまとめるとき、どれが結論になり、最終的にどうまとめるのか、それに至るまでにどのデータを並べるのが、問題なのですが、そうしたトレーニングはしていないので、その感覚になれることに大変のようでした。

DSCN4174.JPG 外での植物観察では、品種間で自家不和合性の程度が異なり、自然に放置していても、種が着きやすい系統、つきにくい系統があることを実感してもらいました。最後に、小松高校近隣の自制しているハマダイコンの様子も観察できました。ありがとうございました。種がうまく収穫できるのを楽しみにしております。

DSCN4172.JPG 学会発表まで1ヶ月ほどですが、がんばって下さい。


わたなべしるす



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オープンラボへの参加、ありがとうございました♪

2010年5月 9日 (日)

見てくださっている方、こんちは。

 

前回のブログでお知らせしたとおり、オープンラボ初日が去る5月8日に開催されました。カラッとまさに五月晴れでしたね。

いろんな研究室がある中で、当研究室にも本気で、もしくは気になったのでと顔を出してくれた方がいて、研究内容や実験環境の紹介など、互いに有意義な時間を過ごせたと思ってます。

中には関西から足を運んでくれた方もいて、頼もしいなぁと感心いたしました。

 

オープンラボは本日も16時まで開催されていますので、このページを見て気になった方は是非とも足を運んでいただきたいです。

 

また、当研究室ではオープンラボ以外でも連絡をいただければ見学できる機会を設けることができますので、興味を引かれた場合はメールでの連絡をお待ちしております。

 

最後に、

皆さんの決断が実りますように。

 

M2 るーぺ

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