東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

2010年9月の記事です。

秋田育種学会とお土産

2010年9月30日 (木)

秋田育種学会に参加してきました。

初の口頭発表で緊張しまくりでした。

学会会場となった県立大学にはババヘラおばちゃんと懇親会にはなまはげがおりました。

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みなさんババヘラアイスご存じですか?きれいですよね。

幹線道路沿いにおばあちゃんがいて、アイス売ってるのです。

会いたい人は秋田の7号線走ってみてください。結構います。

それで、写真のようにバラの形に器用にアイスをもってくれるひとを探してみてください。

上手にバラの形にもれるおばあちゃんは稀のようです。

今回は学会会場に特別に誘致されたらしいです。

ラッキーです。

なまはげは中身の人が結構ちゃらいお兄さんでした。

なまはげの感想は以上です。

 

そのころ渡辺先生は愛媛に出前講義に出ておられました。

お帰りになった際に頂いたお土産がこれです。

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青汁を頂きました。

かわいいミニ牛乳瓶に入っていましたが、中身とはすごいギャップで。

粉末状の青汁は以前に飲んだことがありましたが、そんなもの足元にも及ばないパンチ力をもっていました。

言葉では表せません。ただ数秒ほおっておくとすぐにケールが沈殿してしまうほどの濃さです。

スプーンですくって食べてました。

これは本物です。本物の青汁を飲ませていただきました。

これを飲み続けたら長生きできるだろうなとかんじました。

 

研究室の一こま。

日常的平和ブログ1談

以上で終わります。

 

逢坂

 

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【出前講義】愛媛県立今治西高校での出前講義「進化論を唱えたダーウィンも注目した高等植物の自家不和合性」(9/28)

2010年9月28日 (火)

 6/11-12に母校の愛媛県立今治西高校の文化祭に伴い、特別講義文化講演会をお願いされました。今回は、2年生対象の「大学出張講義」ということで、講義をお願いされました。2年生の進路決定などを見据えてということで、他にも4つの大学の先生方が参加され、文系から理系の様々な分野の講義が用意されていました。

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 文理をあわせて、9つの大学出張講義の1つに、渡辺の講義があったわけですが、2年生の理系で、農学、理学、遺伝学ということに興味を持つような生徒さん、26名と先生方が話を聞かれて、最後に「科学者の卵」同様にレポートを書いてもらう予定でしたが、時間の関係で宿題としました。また、将来の夢へのモチベーションということも、講義の目標にあったことから、急遽、キャリア教育のスライドを4枚ほど追加して、これから人生を考える上で大切なことも講義しました。質問も多くあり、こちらの意図したことが伝わったようで何よりでした。最後に全体で、集合写真を撮りました。後日頂くことになっているレポートは、科学者の卵と同様に、こちらから、トラックバックしたいと思います。お待ちください。ささやかなプレゼントもつけておきます。また、東北大で研究をしたい、研究者になりたいという方もたくさんいて、何らかの刺激になったのではと思います。

 渡辺が大学生になって、仙台に始めていったときには、母校の先輩方が多くいらっしゃいました。今回講義をした東北大希望の生徒さんの中から、自家不和合性研究をしたいという生徒さんが現れるのが、何よりの楽しみとして待っています。今回の2年生、6月に講義をした3年生、文化講演会の1年生。楽しみにしております。

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 最後になりましたが、平田先生、小野先生をはじめとする、関係の先生方にお礼申し上げます。ありがとうございました。


 わたなべしるす


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季節の変わり目、考えること、不思議の。。。(9/25)

2010年9月25日 (土)

 それにしても今年は不思議な天候である。冬場にはずいぶん雪が降ったし、春は遅くて、サクラが咲くまでに時間がかかった。田植えの頃には、本当にイネが育つのか心配だった。梅雨が明けたら、いつまで続く猛暑。季節の変わり目という、「お彼岸」を過ぎたら、冬のような天候。今年の仙台の天気はなんと不思議なことか。というか、それに大量をあわせる人間も一苦労であるが、根っこがあって、その場所にある、植物は我慢強いのかと思ったが、この前までの晴天続きで、雨がなかったのは、植物にもこたえたようであった。葉っぱが枯れていたのを、仙台だけでなく、出張先の札幌でも見かけた。いずれ、水分が補給され、元に戻ってほしいものである。

 「何とかの秋」というのがたくさんあるような気がする。読書とか。。ただ、ここ数年、忙しさが増すばかりで、考えることが十分でないような気がする。ただ、前にも書いたかもしれないが、小学生への出前講義で、考えることの大切さを教えたような。。反省をしないと。やっぱり、考え続けることが、自己を明確化し、何をするのがよいかということを導き出してくれるような気がする。時間がないといわずに、考える時間をとるようにしたい。考えていれば、きっとよいことがあるから。

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 秋で終わるスポーツもたくさんある。野球もそうかもしれない。仙台にいると、昨年までプロ野球の監督をしていた方の、名言が時々出てくる。「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」。何かの本で読んだことがあるが、戦国武将が最初にいったらしい。それが回り回って、仙台で。。。不思議なことである。これも、出前講義で披露することがある。披露するだけでなく、自分にも言い聞かせているつもりである。失敗の反省が、次にきっとつながるのであろう。

 不思議といえば、大学のtop pageのところに、2つの絵があって、くるくると回っている。今は、科学者の卵だったり、サイエンスカフェだったり。お時間のある方は、ひたすら、めくってみてください。科学者の卵で、渡辺が講義中のところが出てきます。後ろ姿ですが。

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 わたなべしるす

 PS. 前にお知らせをした、来週の土曜日の『未来の科学者の卵』でキャリア教育をするとお知らせしました。そのあとに、バックヤードツアーを企画していると。そのツアーの実態は、まだ、未公開のようですが、限りなく、どのようなものかというコメントが、担当の理学部の久利先生から、HPに記載があります。ぜひ、ご覧ください。


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【学会関連】日本遺伝学会第82回大会(札幌)(9/21)

2010年9月21日 (火)

 9/19-21に、日本遺伝学会第82回大会が、札幌、北海道大学で開催されました。こちらは、以前にご案内の通り、ワークショップを主催しました。さすがに北海道。秋の気配が感じられました。

DSCN4631.JPG ワークショップにも動植物を問わず、様々な分野の方にご参加頂き、時間を超過するような多くの質疑も活発でした。ワークショップのプレゼンを引き受けて頂いた先生方、質疑を頂いた会場のみなさま。ありがとうございました。

 また、この研究が発展した頃に、どこかの学会で続きのようなワークショップを開催できればと思っております。最後になりましたが、一緒に主催頂き、メンバー集めなどにご配慮頂いた、奈良先端大の木下先生、ありがとうございました。

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 わたなべしるす


 PS. 渡辺ももちろん、発表しましたが、それなりに好評のようでした。。


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観察、アウトリーチ活動、秋らしい天気。。。(9/19)

2010年9月19日 (日)

 この1週間で、すっかり空の雲が秋らしくなってきた。もちろん、仙台ででのはなしであるが。9月のはじめには、明らかに夏の雲であったような気がする。道ばたにも、キク科の雑草のつぼみができていたし、ずいぶん前から、ススキの穂がでていた。そんな周りを観察するというか、何となくみているというか、そんなことも、小学校の時に毎日4kmを歩いて、道草をしたおかげかもしれない。遠回りをしてかえることが多かったので、もっと距離は歩いていたような気がする。遺伝子を1つずつ決める1990年代から、20年しかたっていないのに、生命体が持つ全遺伝子「ゲノム」を決めることは、そんなに難しくない時代になった。そんな時代だからこそ、観察が大事だと言うことを、出前講義で話している。

DSCN4326.JPG 動物を飼育すること、植物を育てること、そんなことが小さい頃から少なくなったのだろうか。何より、毎日、何が起きているかと言うことをみるのが、たいへんな時代なのか。。。いずれ、「観察」が大事だと思う。そんな出前講義での話のあと、様々な先生とお話をすると、高校だけでなく、小学校でも、「キャリア教育」のリクエストが高くなったような気がする。景気の低迷が長いことも関係あるのだろうか。夢を持てないというか、何になりたいかということについて、考える機会が少ないのか。自分のこれまでのキャリアといえば、聞こえはよいが、要するにどのように歩んできたかを披露するのでよければ、とお受けしている。

 秋になって、科研費の公募がでた。その中に、変更点として強く書かれている項目に、「国民との科学・技術対話」の推進というのがある。前にも紹介したかもしれない。要するに、アウトリーチ活動をするようにというのが、求められている。ただ、ここでは科学・技術という研究成果の発表が求められているような感を受けるが、それを拡大して、科学・技術を基礎とした、「キャリア教育」もよいのではと思う、というか、その点も重要なのであろう。

DSCN4497.JPG 何より、秋らしく涼しくなった。研究、教育をやるのにはちょうどよい時節となった。年末までの数ヶ月、何とか、よりよいものを形で残したい。。今日この頃でした。


 わたなべしるす。

 PS. 明日から、札幌での遺伝学会、前に予告したとおり、ワークショップを行います。お時間のある方は、ぜひどうぞ。


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